-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。

園児150名　0歳児～5歳児の保育を7時～19時開園で、行っています。
保育士36名　給食調理員4名　事務員1名で、業務に就いています。
私は45歳で事務員として就職。勤続10年、経理労務一般事務を担当していました。
電話連絡、保護者対応、保育士との連携をとりながら、園の業務がスムーズにいくよう配慮するのも、大きな役割です。

-転職を考えたきっかけを教えてください。

勤務しながら、保育士になりたいと思い、3年前資格取得しました。
保育園事務員として、日々保育の現場を実際に見ていましたので、やりがい、苦労点
など、事前に把握できたのも大きかったです。
私は、土日祝は完全にお休みなので、副業で資格を活かしたいと思いました。
それと、定型発達とは違う、支援のいる子の保育に関わりたいというのもありました。自分の世界が広がって、副業収入もある。
副業としての就職なので、転職と言えるかは、わかりませんが、業種の転職です。
資格を活かした職業につきたい。年齢的にも、チャレンジするのも最後のチャンスかなと、条件にあうところを探すことにしました。

-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。

現在も勤務中ですので、ありません。
どちらも、保育に携わる仕事ですので、色々相乗効果があり、勉強になります。
本業では、認可保育園の大人数の定型保育で保育士のサポートもする事務員。
副業では、放課後デイサービスの、少人数の、支援療育保育を実践する保育士。
どちらの業務も楽しく続けています。

-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。

希望条件
・副業として保育士
・土曜日週一の短時間勤務
・支援のいる子の保育をやってみたい
・自動車通勤でき、駐車場が利用できる
・通勤時間が短い
これらが、全て揃い、面接時、施設長が自分の転職動機を理解して歓迎してくれた事です。
職場の雰囲気も明るく、みんなも明るい感じで、直感でいいと感じたからです。

-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。

保育士として子供を安全に預かり、子供の力を引き出す。
これが、わたしの、役割です。
デイサービスでは、送迎、アセスメント、ノートの記入、行事の用意、掲示物や作品作り、買い物や準備など保育以外の業務がたくさんありますが、週一短時間勤務のため、保育の補助に特化してます。
もう少し、慣れてきて、要望が有れば、他の業務もまわってくるかもしれませんが、その時は、できる範囲でやってみようと思っています。

-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか？

施設長が、ほぼ土曜は出勤しないスタイルでした。
でも、それで不便を感じることはありません。
職員間では、グループLINEを頻繁に勤務中にやりとりして、即時に連絡確認していて、スマホを持ち出し禁止な本業とはずいぶん違うなと感じました。

-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか？またそれはどのように克服しましたか？

職員、保護者、それぞれ考え方や価値観が違うので、サポートの立場では、どんな行動を、とればうまくいくか、良く考えてから行動しないといけないと感じました。
それからは、自分の考えは一旦おいて、ささいなことでも連絡報告をして、指示を仰いでから行動するようにしました。
気になることは長引かせず、早くに解決して、風通しがいいように心がけています。
自分が迷惑をかけてしまったことはすぐに報告謝罪して、善処するようにしています。

-仕事の中でやりがいを感じている部分はどこですか？

なんといっても、子供の成長、心が通ってきたなと感じる時です。
その子にとって、かけがえのない幼少期の時間が、温かな充実した時間になったと感じられる瞬間です。

-転職は成功でしたか？失敗でしたか？

成功です。

-なぜそのように感じましたか？

自分のキャリア、世界が広がったし、取得した資格も活かせました。
感謝される楽しさ、子供の笑顔、保育を多角的にみることができました。
それぞれの子供に合わせた、いろんな保育のあることも、実感としてわかりました。
週一副業56歳という年齢で、雇用してもらえるかと不安もありましたが、チャレンジして良かったです。

-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。

子供は、よく大人を見ています。
この子の保護者は、こんなイメージかなあと思っていると当たっていることが多いです。
その子の家庭が垣間見れます。

-この転職からどのようなことを学びましたか？

チャレンジすることの大切さです。
まず、保育士資格にチャレンジしたことが、この副業に繋がりました。
年齢で諦めず、自分の世界を広げ続けること。
充実した時間は、自分で行動してつくっていくということです。