シングルマザーの私が、友人の子どもを預かることになりました。お金のこと、事前に決めておくべきこと、すべて教えます
シングルマザーの私が、友人の子どもを預かることになりました。お金のこと、事前に決めておくべきこと、すべて教えます
この記事では、25歳のシングルマザーであるあなたが、友人の子どもを預かることになった際に直面する可能性のある様々な問題について、具体的なアドバイスを提供します。特に、金銭的な問題、事前に決めておくべき事項、そして円滑な関係を築くためのコミュニケーションについて焦点を当てて解説します。子育てと仕事の両立を目指すあなたにとって、役立つ情報が満載です。
わたしは25歳のシングルマザーで、6歳になる息子がおります。この度、友人A（同じくシングルマザー、24歳）の息子Bくん（3歳）を月に2～4回、6時間程度預かることになりそうです。預かる理由は仕事等ではなく、彼女の趣味と社会貢献を合わせたような活動の為です。（あいまいですみません…かなり限定されるものなので表現が難しいです。）
日曜日、12時半預かり→昼食・遊び・お風呂・夕食→最寄駅で18時半に受け渡す感じで、預かるときは私は息子を連れて最寄りの2駅先のターミナル駅まで迎えに行くことになりそうです。
頼まれたときにとても悩んだのですが、最終的には似たような境遇で頑張っている彼女を応援してあげたいと思い、息子と何度も話し合いをした結果、まずは1年やってみよう、という結論に至りました。（ちなみに息子とB君は兄弟みたいに仲良しなので助かってます。）無理な時は前もって言うつもりですが、いつも日曜は息子と公園で遊んでるばかりですし、基本的に予定をあけておこうと思っています。
そこで、Aと事前に決めておくべき項目についてアドバイスいただきたいです。
以下の項目は伝えようと思っています。他に何かありますでしょうか？
- 万が一の事やけが等の責任は負えない。
- 食事や教育方針は私に任せて欲しい。
- 息子が病気をしたら預かれない。Bくんが体調不良の場合預からない。
- 変更等があった場合はなるべく早めに連絡を取り合う。
また、もう1点悩んでいるのはお金のことです。私も彼女もシングルなのでお世辞にも裕福だとは言えません。お迎えに行って預かって、2食食べさせてお風呂まで入れると…ちょっと金銭的な部分が気になってしまいます。食費交通費だけもらう、保育園のように時給や食費などを格安でしっかり決めて課金する、日給をもらう…どんな方法がいいのか、いくらが妥当なのか？もしくは友達同士の預け合いでお金を請求するのは常識的におかしいのでしょうか？？
以前から彼女とは子どもを預けたり預かったりと助け合っている仲なのでどうしたらいいものか…と悩んでいます。
1. 事前に決めておくべきこと：安全と安心のための準備
友人のお子さんを預かるにあたり、まずは安全と安心を確保するための準備が不可欠です。これは、お子さんたちの安全を守るだけでなく、あなた自身が安心して預かるためにも重要です。以下に、具体的に決めておくべき項目を詳しく解説します。
1.1. 緊急時の連絡先と対応
万が一の事態に備え、緊急連絡先を明確にしておくことは非常に重要です。具体的には、以下の情報を共有し、合意を得ておく必要があります。
- 緊急連絡先： 双方の携帯電話番号、実家や親族の連絡先、かかりつけ医の連絡先を交換し、緊急時に迅速に連絡が取れるようにします。
- 医療機関： 近隣の救急病院や小児科の情報を共有し、緊急時にどの医療機関に連絡するか、事前に決めておきます。
- アレルギー情報： お子さんのアレルギーの有無、アレルギーがある場合は、具体的なアレルギー物質と対応方法を必ず確認します。エピペンの有無や使用方法についても把握しておきましょう。
- 緊急時の対応： 事故や怪我が発生した場合の対応について、事前に話し合っておきます。病院への搬送、親への連絡のタイミングなど、具体的な手順を決めておくことで、冷静な対応が可能になります。
1.2. 健康管理と体調不良時の対応
子どもの健康状態は常に変化するため、体調不良時の対応についても明確にしておく必要があります。
- 体調不良時の対応： お子さんの体調が悪い場合、預かるのを辞退すること、または預かり中に体調が悪くなった場合の対応について、事前に合意しておきます。熱が出た場合、病院に連れて行くのか、親に連絡して迎えに来てもらうのかなど、具体的な手順を決めておきましょう。
- 予防接種： 予防接種の履歴を確認し、必要な予防接種が済んでいるかを確認します。また、感染症が流行している場合は、お子さんの健康状態に注意し、預かるかどうかを慎重に判断します。
- 病気の際の連絡： 感染症にかかった場合、速やかに相手に報告し、今後の預かりについて相談します。
1.3. 行動範囲と禁止事項
お子さんの安全を守るために、行動範囲や禁止事項についても明確にしておく必要があります。
- 行動範囲： 預かる際の行動範囲を事前に決めておきます。公園、自宅、近所の施設など、安全な範囲内で活動するようにします。
- 禁止事項： 危険な場所への立ち入り、知らない人との接触、勝手に外に出ることなど、禁止事項を明確に伝えます。
- 外出時の注意点： 公園で遊ぶ際、人通りの少ない場所に行かない、子どもから目を離さないなど、外出時の注意点についても共有します。
1.4. 食事とアレルギー対応
食事は子どもの健康に大きく影響するため、食事に関する取り決めも重要です。
- 食事内容： どのような食事を提供するのか、事前に話し合います。アレルギーがある場合は、アレルギー対応食を用意する必要があります。
- アレルギー対応： アレルギーの有無を確認し、アレルギーがある場合は、アレルギー対応食を用意します。食品表示を必ず確認し、アレルギー物質が含まれていないかを確認します。
- おやつの準備： おやつの種類や量についても、事前に相談しておきます。
2. 金銭的な問題：フェアな関係を築くために
友人同士であっても、お金の問題はデリケートです。しかし、双方が気持ちよく関係を続けるためには、金銭的な取り決めも必要です。以下に、具体的な方法と、その際の注意点について解説します。
2.1. 費用の内訳を明確にする
まず、預かる際に発生する費用の内訳を明確にすることが重要です。具体的には、以下の費用を考慮します。
- 食費： 食事にかかる費用（食材費、調味料など）を計算し、1回あたり、または1ヶ月あたりの費用を算出します。
- 交通費： 迎えに行く際の交通費を計算します。
- おやつ代： おやつにかかる費用を計算します。
- 光熱費： お風呂や冷暖房を使用した場合、光熱費の一部を考慮することもできます。
2.2. 金額の決定方法
費用の内訳を明確にした上で、金額を決定する方法を検討します。以下に、いくつかの方法を紹介します。
- 食費と交通費の実費： 食費と交通費の実費を請求する方法です。シンプルで分かりやすく、トラブルが少ない方法です。
- 時給制： 保育園のように、時給制で料金を決定する方法です。預かる時間に応じて料金が発生するため、公平感があります。ただし、料金設定には注意が必要です。
- 日給制： 1日あたりいくら、という日給制も選択肢の一つです。
- 定額制： 月に数回預かる場合、月額で料金を決定することもできます。
2.3. 金額の妥当性
金額を決定する際には、以下の点を考慮し、妥当な金額を設定するようにしましょう。
- 相場： 近隣の保育園やベビーシッターの料金相場を参考に、料金を決定します。
- 負担： 双方の経済状況を考慮し、無理のない範囲で料金を設定します。
- 友情： 友人関係を壊さないように、話し合いながら、双方が納得できる金額を設定することが重要です。
2.4. お金の請求方法
お金の請求方法も、スムーズな関係を築くために重要です。以下に、いくつかの方法を紹介します。
- 現金払い： 現金で支払う場合は、毎回、または月に一度、まとめて支払う方法があります。
- 銀行振込： 銀行振込で支払う場合は、事前に口座情報を交換し、期日までに振り込んでもらうようにします。
- 請求書： 請求書を作成し、料金の内訳を明確にすることで、トラブルを避けることができます。
2.5. 友達同士の預け合いとお金の関係
友達同士の預け合いでお金を請求することに抵抗があるかもしれませんが、以下のように考えると、お金を請求することのメリットが見えてきます。
- 対価： 預かるという行為は、時間と労力を必要とします。お金を請求することで、その対価を得ることができます。
- 継続性： お金を請求することで、継続的に預かることが可能になります。
- 関係性： お金のやり取りを明確にすることで、良好な関係を維持することができます。
3. コミュニケーション：良好な関係を築くために
友人関係を良好に保ちながら、お子さんを預かるためには、事前の取り決めだけでなく、日々のコミュニケーションも非常に重要です。以下に、円滑なコミュニケーションのためのポイントを解説します。
3.1. 定期的な情報共有
お子さんの様子や、預かりに関する情報を定期的に共有することで、信頼関係を築き、安心して預け合える関係を築くことができます。
- 毎日の報告： 預かりの際には、お子さんの様子（食事、遊び、睡眠など）を報告します。
- 写真や動画の共有： 楽しそうな写真や動画を共有することで、安心感を与え、親子の絆を深めることができます。
- 困ったことの相談： 困ったことや、気になることがあれば、遠慮なく相談します。
3.2. 感謝の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えることは、良好な関係を維持するために非常に重要です。
- 言葉で伝える： 預かることへの感謝、預かったことへの感謝を、言葉で伝えます。
- プレゼント： ちょっとしたプレゼントを贈ることも、感謝の気持ちを伝える良い方法です。
- お返し： 預かった際には、お返しをすることも大切です。
3.3. 定期的な面談
定期的に面談を行い、預かりに関する問題点や改善点について話し合うことで、より良い関係を築くことができます。
- 頻度： 月に一度、または必要に応じて面談を行います。
- 内容： 預かりに関する問題点、改善点、今後の予定などを話し合います。
- フィードバック： 互いにフィードバックを行い、より良い関係を築くための努力をします。
3.4. 柔軟な対応
状況に合わせて柔軟に対応することも、良好な関係を維持するために重要です。
- 変更への対応： 予定の変更など、柔軟に対応します。
- 困ったときの助け合い： 困ったときには、互いに助け合います。
- 感謝の気持ち： 困ったときに助けてもらった場合は、感謝の気持ちを伝えます。
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4. まとめ：円滑な預かり関係を築くために
友人のお子さんを預かることは、素晴らしい経験になる可能性があります。しかし、そのためには、事前の準備、金銭的な取り決め、そして日々のコミュニケーションが不可欠です。安全を確保し、お金の問題をクリアにし、良好なコミュニケーションを心がけることで、あなたと友人の双方が気持ちよく、そして長く、この関係を続けることができるでしょう。シングルマザーとして、子育てと仕事の両立を目指すあなたの、新たな一歩を応援しています。
この記事で提供した情報が、あなたと友人の関係をより良いものにするための一助となれば幸いです。もし、さらに具体的なアドバイスが必要な場合は、専門家への相談も検討してみてください。
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