1歳9ヶ月のイヤイヤ期！落ち着きがない息子の行動に悩むママへ。多動や自閉症の可能性と、今できること
1歳9ヶ月のイヤイヤ期！落ち着きがない息子の行動に悩むママへ。多動や自閉症の可能性と、今できること
1歳9ヶ月のお子さんの行動について、多くのママが悩みを抱えています。特に、落ち着きがなく、危険な行動を繰り返す様子を見ると、「もしかして多動？」「自閉症？」と不安になるかもしれません。今回の記事では、1歳9ヶ月のお子さんの行動の特徴を理解し、多動や自閉症の可能性について解説します。そして、今できる具体的な対応策や、専門家への相談のタイミングについて、詳しくご紹介します。
1歳9か月の男の子と4か月の女の子のママです。
息子のことなのですが、本当におちつきがなくヤンチャで困ってます。
買い物へ行くと大声で叫びまくってカートにもじっと座ることができず常にカートのイスの上に立ったり降りようとします。
また今まで人見知りをしたことがなく、全く知らない人の手を掴んで興味のあるところへ連れて行こうとしたり、近寄ってあいさつしたりします。
近所の車にボールを投げたり、花を抜いたり、動いてる車に向かって走って行ったり、、何度注意して怒っても、癇癪をおこして、また繰り返します。
何度イスや遊具から落ちても平気に繰り返して危ないことを学びません。
言い出したらきりがないですが、本当にじっとできない子です。
ただ、おもちゃは誰にでも貸してあげるし、友達との喧嘩はほぼないです。（一人でもくもくと遊んでることが多いので。）
妹にも頭を撫でてあげたり、嫉妬することもなく、おむつをもってきてくれたりと、とてもかわいがってくれています。
長くなってしまいましたが、1歳9か月ってこんなものでしょうか？？
多動や自閉症なんかも考えてしまうほどの行動をとるので心配です＞＜
1歳9ヶ月、それはどんな時期？
1歳9ヶ月は、子どもたちが心身ともに大きく成長する時期です。言葉の発達が著しく、自分の意思を伝えようとする意欲も高まります。同時に、自我が芽生え、「イヤイヤ期」と呼ばれるように、大人の指示に従うことを嫌がることも多くなります。この時期の子どもたちは、好奇心旺盛で、色々なことに興味を持ち、活発に動き回ります。しかし、まだ危険を十分に理解できないため、親としては目が離せないと感じることも多いでしょう。
落ち着きがない、ヤンチャな息子の行動：原因を探る
ご相談者様のお子さんの行動について、いくつかのポイントに分けて考えてみましょう。
- 落ち着きのなさ：カートから立ち上がったり、物を投げたりする行動は、好奇心や探求心からくるものです。この時期の子どもたちは、自分の体を動かすことや、周りの物を触ることで、世界を理解しようとします。
- 危険な行動：車にボールを投げたり、動く車に近づこうとする行動は、危険に対する認識がまだ未熟なためです。
- 人懐っこさ：知らない人に積極的に話しかけたり、手を繋ごうとするのは、人とのコミュニケーションを楽しみたいという気持ちの表れです。
- 癇癪：注意しても同じ行動を繰り返すことに対して癇癪を起こすのは、自分の思い通りにならないことへの不満や、感情をうまく表現できないことによるものです。
これらの行動は、1歳9ヶ月の子どもによく見られるものであり、必ずしも異常ではありません。しかし、親としては、子どもの安全を守りながら、成長をサポートしていく必要があります。
多動や自閉症の可能性について
ご相談者様が心配されているように、子どもの行動によっては、多動性障害（ADHD）や自閉スペクトラム症（ASD）の可能性を考えることもあります。しかし、現時点での情報だけでは、判断することはできません。
- 多動性障害（ADHD）：不注意、多動性、衝動性を主な特徴とする発達障害です。年齢に比べて落ち着きがない、集中力がない、衝動的な行動が多いなどの症状が見られます。
- 自閉スペクトラム症（ASD）：社会性の問題、コミュニケーションの困難さ、こだわりや反復的な行動などを特徴とする発達障害です。言葉の発達の遅れ、特定の物事への強いこだわり、対人関係の苦手さなどが見られます。
これらの障害は、早期に発見し、適切な支援を行うことで、子どもの成長を大きくサポートすることができます。もし、お子さんの行動について心配な点がある場合は、専門家への相談を検討しましょう。
今すぐできること：具体的な対応策
お子さんの行動に困っている場合、すぐにできることがあります。いくつかの具体的な対応策をご紹介します。
- 安全な環境作り：
- 危険な物を子どもの手の届かない場所に置く。
- 家の角にクッションをつけるなど、安全対策を徹底する。
- 外出時は、子どもの行動範囲を常に把握し、目を離さない。
- 子どもの気持ちを理解する：
- 子どもがなぜそのような行動をするのか、その背景にある気持ちを理解しようと努める。
- 子どもの気持ちに寄り添い、共感する言葉をかける。
- 具体的な指示を出す：
- 「ダメ」ではなく、「〜してはいけない」と具体的に伝える。
- 「危ないから走らないで」など、子どもの理解しやすい言葉で説明する。
- 良い行動を褒める：
- 良い行動をしたときは、具体的に褒める。「おもちゃを片付けられたね！すごいね！」など。
- 褒めることで、子どもの自己肯定感を高め、良い行動を促す。
- 遊びを通して学ぶ：
- 体を動かす遊び（公園での遊具遊び、ボール遊びなど）を取り入れる。
- 集中力を養う遊び（積み木、パズルなど）を取り入れる。
- 遊びを通して、ルールやマナーを教える。
- 生活リズムを整える：
- 規則正しい生活リズム（食事、睡眠、遊びの時間）を心がける。
- 生活リズムが整うことで、子どもの心身のバランスが安定し、落ち着きやすくなる。
専門家への相談：どんな時に？
以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
- 子どもの行動が、年齢や発達段階に比べて著しく異なると感じる場合。
- 日常生活に支障をきたすほど、落ち着きがない、または特定の行動に固執する場合。
- 言葉の発達の遅れや、コミュニケーションの困難さが見られる場合。
- 子育てに不安を感じ、一人で抱えきれない場合。
相談できる専門家としては、小児科医、発達専門医、臨床心理士、保育士などが挙げられます。専門家は、子どもの状態を詳しく評価し、適切なアドバイスや支援を提供してくれます。また、必要に応じて、療育などの専門的な支援につなげてくれます。
専門家への相談は、子どもの発達をサポートする上で、非常に有効な手段です。一人で悩まず、積極的に相談してみましょう。
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パパ・ママの心のケアも大切
子育ては、喜びと同時に、多くの悩みや不安を伴うものです。特に、子どもの行動に悩んでいるときは、精神的な負担も大きくなりがちです。パパやママ自身の心のケアも、非常に大切です。
- 休息をとる：
- 睡眠時間を確保し、疲労を回復する。
- 家事や育児を一人で抱え込まず、家族や周囲の人に頼る。
- 気分転換をする：
- 自分の好きなこと（趣味、映画鑑賞、読書など）をする時間を作る。
- 友人や家族と話をして、悩みや不安を共有する。
- 専門家のサポートを受ける：
- 子育てに関する相談窓口や、地域のサポートサービスを利用する。
- 必要に応じて、カウンセリングを受ける。
パパやママが心身ともに健康であることが、子どもにとっても良い影響を与えます。無理せず、自分を大切にしながら、子育てを楽しみましょう。
まとめ：焦らず、子どもの成長を見守りましょう
1歳9ヶ月の子どもの行動は、成長の過程でよく見られるものです。今回の記事では、落ち着きがない、ヤンチャな行動について、その原因や対応策、専門家への相談について解説しました。多動や自閉症の可能性も頭に入れながら、焦らず、子どもの成長を見守りましょう。
子育ては、大変なことも多いですが、子どもの成長を間近で感じられる、かけがえのない時間です。今回の記事が、少しでもあなたの役に立ち、子育てがより楽しくなることを願っています。
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