悪徳水道業者との高額請求トラブル！泣き寝入りしないための対処法を徹底解説

この記事では、悪徳水道業者による高額請求という、非常に深刻なトラブルに巻き込まれた方に向けて、具体的な対処法と、今後の対策について解説します。賃貸物件での水漏れという予期せぬ事態に直面し、さらに悪質な業者に騙されてしまった場合、どのように対応すれば良いのか、具体的なステップと、専門家の視点からのアドバイスを交えて、詳しく見ていきましょう。

経験のある方や知識のある方のお知恵を借りれたらと思います。

かなり長いです。

悪徳な水道業者に高額請求をされており、不安です。

経緯としては

引越しを行い、入居2日目。ベランダ排水溝が詰まっているとは思わず、洗濯機を使用。

脱水した水が排水されること無く、大量に部屋に流れ込んできてしまい部屋が半分ほど浸水しました。

気がついた時点で、慌てて管理会社に連絡をするも年末の夜だった為、繋がらず。

不動産の担当に何度も電話をかけるもやはり繋がらず、契約書を見てマンションオーナーに連絡しようにも、電話番号が記入なし。

トラブル時の業者連絡先等も一切なく、その間もドンドン水が溢れ家具などが水濡れしていくのでパニックになってしまい、やむを得ず不安に思いながらもインターネット検索をして出てきた水道トラブル屋さんに連絡をしました。

これが間違いでした。

電話(コールセンター？)につながり、簡単な状況説明をし、対応できるのか？と伺うと、担当の物に向かわせますと住所だけを教えました。

その後、担当と名乗る者が来訪。

状況を見て、これは酷い、とりあえず排水しますともっていたバケツで掬って捨てる作業を始めました。

その後、少しだけマシになった排水溝を見て、これは随分ひどい。

入居2日目でこんな事になったなら貴方は悪くない。

今から排水溝の作業を持っている道具で出来るけど、貴方が詰まらせたのではないという証拠がないと、管理会社に請求できず修繕費が自己負担になる。

その証拠の為に、カメラを入れる事ができるが別業者を呼ばなくてはいけず、ある程度高額にはなる。

ただ、証明できれば全額管理会社に整備不足で請求できるから大丈夫だとは思うけど、どうしますか？と言われ、それは絶対ですか？とと聞くと絶対請求できるからと言われました。

また、カメラを入れるという事は、その内容物の写真や修理結果、報告書等は全て頂けるのかと言うと、凄く曖昧な態度で、まぁ作れないことは無いけど…と。

自分が詰まらせたのではない、という事をとにかく証明しないと、と急かされたので、

流されるままお願いをしてしまいました。

ここまで料金提示なし。

業者手配したんで、と、その後に契約書を持ってきて、税込で27万5千円と書かれていました。

あまりにも高額で驚きましたが、もう手配されてしまっている、到着されている手前、渋々と名前を書いてしまいました。

その間にドンドン作業は行われました。

業者に、中に入っていたのはジャリとサビと土埃などだった。だから大丈夫です、請求できますよと言われ、排水自体はできるようになりました。

作業完了後、貴方がカードの手数料や、振込手数料を負うのはおかしいから今日の会計は必要ない。管理会社に直接的請求するから、会計はゼロで、と言われ、その日は支払いを行うこと無く終了しました。

内容物を証明する写真と報告書はいつ貰えるのか、と聞くと、作業結果は帰ってから書く、写真はどうぞと言われスマホで撮影した排水溝表面の写真2枚のみを送られました。これはなんですか、と聞くと、石とジャリです、の説明のみでした。

そして翌朝、ようやく管理会社から折り返しがあり、上記内容を全て伝えると、ぼったくりですよ。オーナーはそんな金額支払いたくないと言っている。そもそもオーナー指定業者以外で修繕を行ったらそっちの責任になるし、何だったらそれで水漏れとかすればその分の被害はそちら持ちになる

オーナー指定業者でやればもっと安価だった

と言われ…

オーナー指定の業者への連絡先はどこにも書いていない、ましてやオーナーが賃貸契約書に電話番号を書いていないから連絡のしようもない。

管理会社へ指定業者を確認しようとしたら繋がらない。営業担当にも繋がらない。部屋が床上浸水までした、入居して2日で、初めてベランダを使用してこうなったのは管理不足ではないですか？と聞いても、はぐらされるばかりで、負担は結局オーナーの最終判断になる、と。

消費者センターに連絡することを勧められました。

そのタイミングで、水道業者から連絡があり、請求書を作るからと言われましたが、作業完了の報告書と、内部カメラ撮影をしたものはいつ貰えるのか、と聞いてもすぐには出せないの一点張り。そして、管理会社が拒否しているなら貴方に請求するしかないからと言われましたが、

まだ相談中であり、結果報告書もまだ貰っていないので作業内容が明確になっていない。あまりにも法外な金額だと言われた為、正当な金額を出す為に別業者から調査が入る。消費者センターへも連絡先をする旨を伝えると、折り返し電話すると言われた以降、連絡が途絶えました。

管理会社も帰っていきました。

現状、詳細はここまでです。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、問題点を明確にすることが重要です。今回のケースでは、以下の点が問題として挙げられます。

高額請求: 27万5千円という金額は、排水溝の清掃としては法外な可能性があります。
不透明な料金体系: 事前の料金提示がなく、作業後に高額な請求をされた。
不十分な説明と証拠: 作業内容の詳細な説明や、内容物を証明する写真や報告書が提供されていない。
管理会社との連携不足: 管理会社との連絡がスムーズにいかず、責任の所在が曖昧になっている。
悪質な業者の可能性: 消費者の不安を煽り、高額な契約をさせるような手口は、悪徳業者の典型的なものです。

これらの問題点を踏まえ、具体的な対応策を検討していきましょう。

2. 証拠の確保と情報収集

問題を解決するためには、証拠の確保と情報収集が不可欠です。具体的に以下の点を意識しましょう。

契約書と請求書の確認: 契約内容や請求金額を詳細に確認し、不審な点がないかチェックします。
作業内容の記録: 業者の作業内容、使用した材料、作業時間などをメモしておきましょう。可能であれば、写真や動画で記録を残すことも有効です。
業者とのやり取りの記録: 電話やメールでのやり取りを記録し、言質を取られないように注意します。録音も有効な手段です。
近隣の相場調査: 排水溝の清掃費用が、相場と比較してどの程度高いのかを調べます。インターネット検索や、他の業者に見積もりを依頼することで、相場を把握できます。

3. 消費者センターへの相談

悪徳業者とのトラブルに巻き込まれた場合、消費者センターへの相談は非常に有効な手段です。消費者センターは、専門的な知識と経験に基づいて、問題解決のためのアドバイスやサポートを提供してくれます。

相談する際には、以下の情報を整理しておくとスムーズです。

契約内容: 契約書や見積書など、契約に関する書類を準備します。
業者の情報: 業者の会社名、住所、連絡先などを記録しておきます。
トラブルの経緯: 発生したトラブルの詳細な状況を説明できるように、時系列で整理しておきましょう。
証拠: 契約書、請求書、写真、メールのやり取りなど、トラブルを証明できる証拠を提出します。

消費者センターでは、具体的な解決策の提案、弁護士の紹介、内容証明郵便の作成支援など、様々なサポートを受けることができます。一人で悩まず、専門家の力を借りましょう。

4. 弁護士への相談

消費者センターへの相談と並行して、弁護士への相談も検討しましょう。特に、高額な請求を受けている場合や、業者との交渉が難航している場合は、弁護士の専門的な知識と経験が必要となります。

弁護士に相談するメリットは以下の通りです。

法的なアドバイス: 契約の有効性、請求の妥当性など、法的な観点からアドバイスを受けることができます。
交渉の代行: 業者との交渉を代行してもらうことで、精神的な負担を軽減し、有利な条件で解決できる可能性が高まります。
訴訟の準備: 訴訟が必要な場合に、訴状の作成や証拠の収集など、訴訟の準備をサポートしてくれます。

弁護士費用はかかりますが、結果的に高額な請求を回避できれば、費用対効果は十分に見込めます。まずは、無料相談などを利用して、弁護士に相談してみましょう。

5. 内容証明郵便の送付

業者との交渉を行う際には、内容証明郵便の送付が有効な手段となります。内容証明郵便は、郵便局が内容を証明してくれるため、後々「言った」「言わない」のトラブルを避けることができます。

内容証明郵便には、以下の内容を記載します。

契約内容の確認: 契約の内容を具体的に記載し、問題点を指摘します。
請求金額の異議申し立て: 請求金額が高額であること、不当であることを主張します。
証拠の提示: 証拠となる書類や写真などを添付します。
今後の対応: 解決に向けた具体的な提案や、今後の対応（法的措置など）について言及します。
回答期限: 業者に対して、回答を求める期限を設けます。

内容証明郵便の作成は、弁護士に依頼することもできます。弁護士は、法的な観点から適切な内容を盛り込んだ内容証明郵便を作成してくれます。

6. 賃貸契約と管理会社の対応

今回のケースでは、賃貸物件でのトラブルであるため、管理会社との連携も重要です。管理会社は、物件の維持管理責任を負っており、今回の水漏れの原因や、修繕費の負担についても、関与する可能性があります。

管理会社との交渉にあたっては、以下の点を意識しましょう。

契約内容の確認: 賃貸契約書を確認し、修繕に関する条項や、管理会社の責任範囲を確認します。
状況の説明: 水漏れの状況、悪徳業者とのトラブルについて、詳細に説明します。
修繕費の負担: 修繕費の負担について、管理会社と協議します。管理会社に責任がある場合は、修繕費を負担してもらうように交渉します。
オーナーとの連携: 管理会社を通じて、オーナーとの連携を図ります。オーナーの意向を確認し、解決策を模索します。

管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談し、法的手段を検討することも視野に入れましょう。

7. 悪徳業者への対策と予防策

今回のトラブルを教訓に、悪徳業者による被害を未然に防ぐための対策と予防策を講じましょう。

業者の選定: 信頼できる業者を選ぶことが重要です。インターネット検索だけでなく、口コミや評判、知人の紹介などを参考に、複数の業者を比較検討しましょう。
見積もりの取得: 事前に複数の業者から見積もりを取り、料金体系や作業内容を比較検討しましょう。見積もりは必ず書面で受け取り、詳細な内訳を確認します。
契約内容の確認: 契約書の内容をよく確認し、不明な点があれば、業者に質問して納得した上で契約しましょう。契約前に、料金、作業内容、保証期間などを確認しておくことが重要です。
クーリングオフ制度の活用: 訪問販売や電話勧誘など、特定の取引においては、クーリングオフ制度を利用できる場合があります。契約書を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。
情報収集: 消費者庁や国民生活センターなどのウェブサイトで、悪徳業者の手口や対策に関する情報を収集しましょう。

8. 今後のアクションプラン

今回のトラブルを解決するための、具体的なアクションプランを立てましょう。

証拠の収集: 契約書、請求書、写真、メールのやり取りなど、証拠となるものを全て揃えます。
消費者センターへの相談: 消費者センターに相談し、アドバイスを受けます。
弁護士への相談: 弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けます。
内容証明郵便の送付: 業者に対して、内容証明郵便を送付します。
管理会社との交渉: 管理会社と連携し、修繕費の負担について協議します。
情報公開: 悪徳業者の情報を、インターネットやSNSなどで公開し、他の消費者の被害を防ぎます。

これらのアクションプランを実行し、問題解決に向けて積極的に行動しましょう。

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9. まとめ

悪徳水道業者による高額請求トラブルは、非常に精神的な負担が大きいものです。しかし、適切な対応策を講じることで、解決への道が開けます。今回の記事で解説した内容を参考に、証拠の収集、消費者センターへの相談、弁護士への相談など、積極的に行動しましょう。そして、二度とこのような被害に遭わないために、事前の対策と予防を徹底しましょう。

この情報が、少しでもあなたの問題解決の助けになることを願っています。

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