「もう人生のどん底…」障害のあるお子さんを育てるあなたのキャリアと心のケア
「もう人生のどん底…」障害のあるお子さんを育てるあなたのキャリアと心のケア
この記事は、難聴と知的障害のあるお子さんを育てながら、仕事と育児の両立に悩み、精神的に追い詰められているお母さんのために書かれています。あなたの抱える苦しみ、絶望感、そして将来への不安を理解し、少しでも心が軽くなるような具体的なアドバイスを提供します。
長文ですが宜しくお願いします。
難聴で知的障害のある4歳の子供を育てています。産まれてすぐに聞こえていないかもと聞かされた時は1ヶ月間毎日泣いていましたが、愛情持って育てれば大丈夫だよね、と主人と支え合ってきました。でも成長の遅れがどんどん現れてきて、あれ…もしかして低緊張？あれ…もしかして発達障害？あれ…まさか…知的障害なんじゃ…？と、結局難聴以外にどんどん症状が出てくるようになり、診断名も増えてしまいました。
始めは普通に産んであげられなくてゴメンねと思っていました。子供は可愛いですし、何度も凹んでは持ち直しの繰り返しでした。でも今は産まなきゃ良かった、不妊治療なんてしなきゃ良かった、この子のせいで人生めちゃくちゃだと思ってしまいます。でもそれを言うと実家ではとても批難され、「欲しいから産んだのに、障害持ってたら捨てるのか」「母親失格だ」と父と姉に言われました。
健常者しか育てたことのない人にはどんなに慰められても、何を言われても虚しくなるだけです。行政に相談しても「疲れてるのよ」「シッターにお願いして少し休んだら」とか基本的なことを言われるだけです。でも何をしたって障害は治らない。近所の同い年の子達は毎日走り回って会話もして自分のこともある程度出来て楽しそうなのに、うちの子だけ喃語しか言えないし食事も着替えも何も出来ないし、何でこんなにバカなんだ…と恥ずかしくて子供を隠します。
会社でも上司以外には話していないので、周りの「口答えするようになると大変よね～」とか愚痴る姿に虚しくなって涙が出てきます。普通の子が3回言って聞けることもうちは100回くらい言わないと分からないし、5分経てばもう忘れてヘラヘラ…叱っても叱っても一瞬しょんぼりするだけですぐに同じことをします。補聴器を取れば寝る前は奇声を発するし、テンションも高くなって毎日寝かしつけに1時間かかります。
今日は洗濯物を干している少しの間にトイレの便器に手を突っ込んで遊んでしまいました。オモチャも投げるし、その辺の物も口に入れるし、テーブルの上のコップもひっくり返して朝から掃除に追われるし、あまりにムカついて何度も叩いてしまいました。叩いたのは今までも1度や2度ではありません。始めは主人がうるさい子供を黙らせる為に叩いていたのを止めていたのに、今では自分も叩いています。
普段は主人も私も何度も「大好きだよ」と抱き締めたりしますが、疲労が限界だったり、周りとの差を目の当たりにすると酷く落ち込んで虐待してしまいます。療育でも相談したことがありますが、叩いて怒るのは良くない、目を見て何度も言い聞かせてと言われたものの、目なんかそらすし、怒っているのに目なんか合わせるわけないだろうと思います。大体目も遠視と乱視と少し斜視もあって焦点も合ってないのに、まともに目なんか見れるわけないでしょと思います。
いっそのこと死んでしまいたい、捨てたい、でもそれをしたら周りにも迷惑だし出来ない…捨てても世間体を気にしてしまう酷い母親です。主人も私も実家は遠方で頼れない、行政も療育も御守り程度…障害者はずっと障害者です。今は子供だからまだ笑って誤魔化せる場合もあるけど、普通の学校にも行けないんだろうな…結婚して普通に家庭を築くこともないんだろうな…これが成人男性になったら声も体も大きくなってただ気持ち悪くなるだけなのかなと絶望します。
虐待をしてしまう酷い親です。子供は親を選べません。本当に申し訳ないと思いつつ、もっと優しいまともな親のところに行ってくれればこの子も幸せだったのにと情けなくなります。気分を害した方が沢山いたかと思いますが申し訳ありません。母親失格なのは重々承知です。もう人生のどん底です。でもまだ底があるんだろうなと毎日苦しいです。
同じような経験をした方はいらっしゃいますか。
長々と申し訳ありません、最後まで読んで下さり有難うございます。
1. あなたの心の叫び、痛いほど伝わります
まず、あなたの苦しみ、悲しみ、そして絶望感に、心から寄り添いたいと思います。この文章を読んでいるあなたは、本当に辛い状況の中にいることでしょう。お子さんの障害を受け入れ、愛情を注ぎながらも、現実の厳しさに直面し、孤独を感じていることと思います。そして、自分を責め、出口の見えないトンネルの中にいるように感じているかもしれません。
「母親失格」という言葉に、どれだけの葛藤と自己嫌悪が込められているのか、想像することしかできません。しかし、あなたの文章から伝わってくるのは、お子さんへの深い愛情と、それでもどうしようもない現実との間で揺れ動く、人間の本質的な苦しみです。決して、あなただけではありません。多くの人が、あなたと同じような苦悩を抱えながら、懸命に生きています。
2. 状況の整理と、今できること
まず、あなたの置かれている状況を整理し、今できることを具体的に考えていきましょう。大きく分けて、以下の3つの側面からアプローチします。
- 心のケア: 精神的な負担を軽減し、心の健康を保つこと。
- 子育てのサポート: 育児の負担を軽減し、お子さんの成長をサポートすること。
- キャリアと経済的な安定: 仕事を通して自己肯定感を高め、経済的な基盤を築くこと。
2-1. 心のケア：孤独から抜け出すために
あなたの心の叫びは、孤独感から生まれている部分も大きいと思います。まずは、一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことから始めましょう。
- 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けることを検討してください。あなたの感情を理解し、適切なアドバイスをしてくれます。
- 自助グループの活用: 同じような悩みを持つ親たちが集まる自助グループに参加することも有効です。経験を共有し、共感し合うことで、孤独感が和らぎ、心の支えになります。
- 家族とのコミュニケーション: 夫や実家との関係性を見直し、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。あなたの気持ちを伝え、理解を求める努力も必要です。
- 休息時間の確保: 可能な限り、自分のための時間を確保しましょう。趣味に没頭したり、好きな音楽を聴いたり、ただぼーっとしたりする時間も大切です。
2-2. 子育てのサポート：頼れるものを頼る
育児の負担を軽減するためには、外部のサポートを積極的に活用することが重要です。
- 行政サービス: 地域の障害児支援サービスや、一時預かりなどの制度を積極的に利用しましょう。
- 療育: お子さんに合った療育を受けさせることで、成長を促し、将来の可能性を広げることができます。
- ファミリーサポート: ファミリーサポートなどのサービスを利用し、家事や育児を手伝ってもらうことも検討しましょう。
- 家族の協力: 夫や実家など、家族の協力を得られるよう、積極的に働きかけましょう。
2-3. キャリアと経済的な安定：仕事を通して自己肯定感を高める
仕事を持つことは、経済的な安定だけでなく、自己肯定感を高め、社会とのつながりを保つためにも重要です。しかし、障害のあるお子さんを育てながら働くことは、容易ではありません。そこで、あなたの状況に合わせたキャリアプランを考えていきましょう。
- 現在の仕事: まずは、現在の職場で、育児と両立できる働き方を模索してみましょう。時短勤務や在宅勤務など、柔軟な働き方を会社に相談してみましょう。
- 転職も視野に: もし、現在の職場での両立が難しい場合は、転職も視野に入れましょう。障害のあるお子さんを育てながらでも働きやすい職場を探すことが重要です。
- スキルアップ: キャリアアップを目指すために、スキルアップも検討しましょう。オンライン講座や資格取得など、自宅でできるものから始めてみましょう。
- キャリアカウンセリング: キャリアカウンセラーに相談し、あなたの強みや適性を分析し、最適なキャリアプランを立ててもらいましょう。
3. 具体的なキャリアプランの提案
あなたの状況を踏まえ、いくつかの具体的なキャリアプランを提案します。
3-1. 在宅ワーク
自宅で仕事ができるため、育児との両立がしやすい働き方です。パソコンとインターネット環境があれば、すぐに始めることができます。
メリット:
- 通勤時間がないため、時間を有効活用できる。
- 自分のペースで仕事ができる。
- お子さんのそばにいながら仕事ができる。
デメリット:
- 収入が不安定な場合がある。
- 自己管理能力が必要。
- 孤独感を感じやすい。
具体的な職種:
- Webライター
- データ入力
- オンライン秘書
- プログラマー
- Webデザイナー
3-2. 短時間勤務
育児と両立しやすいように、勤務時間を短く調整できる働き方です。
メリット:
- 比較的安定した収入が得られる。
- 社会とのつながりを保てる。
- スキルアップの機会がある。
デメリット:
- フルタイムに比べて収入が少ない。
- 仕事内容が限られる場合がある。
- 残業が発生する場合がある。
具体的な職種:
- 事務
- 販売
- 保育士
- 介護士
- 医療事務
3-3. 障害者雇用
障害のある方を積極的に雇用している企業で働く方法です。
メリット:
- 障害への理解がある職場で働ける。
- 合理的配慮を受けやすい。
- 安定した収入が得られる。
デメリット:
- 仕事内容が限られる場合がある。
- 求人数が少ない場合がある。
- キャリアアップの機会が少ない場合がある。
具体的な職種:
- 事務
- 軽作業
- 清掃
- サービス業
4. 転職活動を成功させるための具体的なステップ
転職活動を成功させるためには、以下のステップを踏むことが重要です。
- 自己分析: 自分の強みや弱み、興味のあること、キャリアビジョンなどを明確にする。
- 情報収集: 転職サイトや求人情報を活用し、自分に合った求人を探す。
- 応募書類の作成: 履歴書や職務経歴書を作成し、企業の求める人物像に合わせた内容にする。
- 面接対策: 面接での受け答えを練習し、自己PRや志望動機を明確にする。
- 企業研究: 企業の情報を収集し、企業理念や事業内容を理解する。
- 情報収集: 転職エージェントに相談し、求人紹介や面接対策などのサポートを受ける。
5. 履歴書・職務経歴書の書き方のポイント
あなたの経験やスキルを効果的に伝えるために、履歴書と職務経歴書の書き方のポイントを解説します。
- 履歴書: 自分の基本情報を正確に記載し、自己PR欄であなたの強みや経験をアピールしましょう。
- 職務経歴書: 過去の職務経験を具体的に記述し、実績や成果を数値で示しましょう。
- 自己PR: 障害のあるお子さんを育てていることを隠す必要はありません。むしろ、その経験を通して得た、共感力、問題解決能力、タフさなどをアピールしましょう。
- 志望動機: なぜその企業で働きたいのか、あなたの熱意を伝えましょう。
6. 面接対策：あなたの強みを最大限に活かす
面接では、あなたの人間性や能力をアピールするチャンスです。以下のポイントを意識して、自信を持って面接に臨みましょう。
- 自己紹介: 自分の名前、年齢、職務経験などを簡潔に伝えましょう。
- 自己PR: あなたの強みや、これまでの経験を通して培ってきた能力を具体的に伝えましょう。
- 志望動機: なぜその企業で働きたいのか、あなたの熱意を伝えましょう。
- 逆質問: 面接官に質問することで、あなたの熱意や企業への関心を示すことができます。
- 面接での注意点: 誠実な態度で、ハキハキと話しましょう。
7. 成功事例：困難を乗り越えた人々の声
同じような困難を乗り越え、キャリアを築いている人々の事例を紹介します。彼らの経験から学び、希望を見出しましょう。
- 事例1: 障害のあるお子さんを育てながら、在宅ワークでWebライターとして活躍しているAさん。彼女は、自分の経験を活かして、子育てに関する記事を執筆し、多くの読者から支持を得ています。
- 事例2: 障害のあるお子さんの療育に積極的に関わりながら、短時間勤務で保育士として働いているBさん。彼女は、子育ての経験を通して、子どもの気持ちに寄り添うことの大切さを学び、保育の現場で活かしています。
- 事例3: 障害のあるお子さんを育てながら、障害者雇用で事務職として働いているCさん。彼女は、職場の理解とサポートを受けながら、自分のペースで仕事を進め、経済的な安定と自己肯定感を得ています。
8. 最後に：あなたの未来は、必ず開けます
あなたの置かれている状況は、本当に大変なものです。しかし、あなたは決して一人ではありません。あなたの苦しみは、必ず誰かに理解され、支えられます。そして、あなたの未来は、必ず開けます。
まずは、自分を責めることをやめ、少しでも心に余裕を持てるようにしてください。そして、あなたの心の声に耳を傾け、本当にやりたいこと、大切にしたいことを見つけてください。それに向かって、一歩ずつ進んでいくことが大切です。
あなたのキャリアは、あなたの人生の一部です。仕事を通して、自己肯定感を高め、経済的な安定を築き、社会とのつながりを保つことができます。そして、あなたの経験は、必ず誰かの役に立ち、誰かを勇気づけることができます。
困難な状況の中でも、希望を捨てずに、前向きに生きていくことが大切です。あなたの未来は、あなたの努力と、周りの人々の支えによって、必ず明るく開けます。応援しています。
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