3歳児のイヤイヤ期とこだわりが強すぎる息子への対応：キャリアコンサルタントが教える心の寄り添い方

この記事では、3歳半の息子さんの育児について悩んでいるお母さんに向けて、子どもの個性と向き合いながら、どのように対応していくか、具体的なアドバイスを提供します。特に、子どものこだわりや神経質な面、イヤイヤ期への対応に焦点を当て、キャリアコンサルタントとしての視点から、子どもの成長をサポートし、お母さんの心の負担を軽減するためのヒントをお伝えします。

3歳半の息子の子育てに悩んでいます。

今年4月からこども園に行き、夕方までお世話になっています。

息子は基本的には明るい性格ですが、かなりの慎重派・神経質・臆病です。

悩んでいるのは、こだわりが強く予想以上に神経質なことで、イヤイヤも激しいことです。

こども園は、コロナで約2か月ほど休園でしたが通いはじめて3か月経ちますが

朝はまだギャン泣きで無理やり行っています。

こども園なので、登園は体操着に着替えるのですが、体操着が嫌でギャン泣き。

私服登園の日もありますが、私服(Tシャツ・長ズボン)は着てくれます。

しかし、休みの日に半ズボンやタンクトップの服は嫌がって一切着ません。

可愛いと思って買った甚兵衛やイレギュラーな服は論外です。

そして一番やっかいなのが、週一である制服登園の日。

制服に関してはかなり無理やり着せています。

毎回泣き方があまりにも激しく、逃げ回ります。

体操着登園して園で先生に着替えをお願いすることもあります。

トイトレも完了しておらず、家での練習はトイレに座るのも嫌でギャン泣き。

園の先生は、家では無理しないで大丈夫と言っていただき、ほぼお願いしてしまっています。

幼稚園ではみんなと一緒におトイレに行き、オシッコは出ませんが座っているようです。

家のトイレも可愛く装飾したりしているのですが、意味ないようです。

いつもと違うことにかなり敏感に反応し、こだわりが強いのでどうしたら良いのか悩んでいます。育児書も何冊か読み、声掛けなどを試していますがイマイチです。

義母に一度病院に行ったほうがいいのでは？と言われましたが、私としては個性と思って

見ているので、病院に行くのはもう少し様子を見てからでいいと思っています。

しかし、ここまで神経質なのも大丈夫なものか心配でもあります。

友人や園の子どもは同じような子はいませんので、

息子と同じようなお子さんがいるのか、対応はどうしているのか、

またアドバイスがありましたらお聞きできればと思います。

子どもの「個性」を理解する

まず、お子さんの現状を「個性」として捉えているお母さんの姿勢は素晴らしいです。子どもの個性を受け入れ、尊重することは、子どもの自己肯定感を育み、健やかな成長を促す上で非常に重要です。しかし、同時に、子どもの特性を理解し、適切なサポートを提供することも大切です。今回のケースでは、慎重さ、神経質さ、こだわりといった特性が、日常生活、特にこども園での生活やトイトレにおいて、困難を生じさせているようです。これらの特性が、子どもの成長や発達に影響を及ぼす可能性も考慮し、慎重に対応していく必要があります。

子どもの「こだわり」への具体的な対応策

子どものこだわりが強い場合、大人ができることはいくつかあります。まず、子どものこだわりを頭ごなしに否定するのではなく、なぜそれが嫌なのか、何が不安なのかを理解しようと努めることが大切です。例えば、体操着や制服を嫌がる場合、素材の肌触り、着心地、デザインなど、具体的な理由を尋ね、子どもの言葉に耳を傾けましょう。そして、子どもの意見を尊重し、可能な範囲で柔軟に対応することが重要です。

選択肢を与える：例えば、制服を着るのが嫌な場合、事前に「今日はどの靴下を履く？」「髪型はどうする？」など、小さな選択肢を与えることで、子どもは自分の意見が尊重されていると感じ、安心感を得られます。
準備を一緒にする：体操着に着替えるのが嫌な場合は、事前に一緒に準備をしたり、着替えの順番を子どもと一緒に決めたりすることで、見通しを立てやすくし、不安を軽減できます。
成功体験を積み重ねる：小さな目標を設定し、達成したら褒めてあげることで、子どもの自己肯定感を高め、自信をつけさせることができます。例えば、「今日は体操着を着て、先生に挨拶できたね！」など、具体的な行動を褒めることが効果的です。

「イヤイヤ期」への効果的な対応

イヤイヤ期は、子どもの自立心と自己主張が強くなる時期であり、多くの親が悩む時期です。この時期の子どもへの対応は、子どもの成長にとって非常に重要です。

子どもの気持ちを受け止める：「イヤ！」と言われたら、まずは子どもの気持ちを受け止め、「嫌だったんだね」「悲しかったね」など、子どもの感情に共感する言葉をかけましょう。
選択肢を与える：子どもの自己決定欲求を満たすために、選択肢を与えましょう。「これとこれ、どっちがいい？」と聞くことで、子どもは自分で選ぶ喜びを感じ、満足感を得られます。
安全な範囲で許容する：子どもの安全を確保できる範囲で、子どもの要求を許容することも大切です。例えば、服を着るのを嫌がる場合は、少しの時間だけ好きな格好をさせてあげるなど、柔軟に対応しましょう。
冷静に対応する：子どものイヤイヤに感情的にならず、冷静に対応することが重要です。深呼吸をして、落ち着いて子どもと向き合いましょう。

こども園との連携

こども園との連携も、子どもの成長をサポートする上で非常に重要です。子どもの特性や困っていることを先生に伝え、園での様子を共有することで、園と家庭が連携して子どもをサポートすることができます。例えば、

情報共有：子どものこだわりや、嫌がること、好きなことなどを先生に伝えましょう。
相談：園での子どもの様子について、先生に相談し、アドバイスをもらいましょう。
連携：園と家庭で、同じ対応をすることで、子どもは混乱することなく、安心して過ごすことができます。

トイトレの進め方

トイトレは、子どもにとって大きな挑戦であり、焦らず、子どものペースに合わせて進めることが大切です。

無理強いしない：トイレに座るのを嫌がる場合は、無理強いせず、子どもの気持ちに寄り添いましょう。
遊びを取り入れる：トイレを楽しい場所にすることで、子どもはトイレへの抵抗感を減らすことができます。例えば、好きなキャラクターのシールを貼ったり、絵本を読んだりするのも良いでしょう。
成功体験を積み重ねる：トイレでオシッコやウンチが出たら、たくさん褒めてあげましょう。
焦らない：トイトレには時間がかかることもあります。焦らず、子どもの成長を信じて、見守りましょう。

義母とのコミュニケーション

義母が心配して病院に行くことを勧める気持ちも理解しつつ、自分の考えを伝えることも大切です。子どもの個性や特性を理解し、現時点では病院に行く必要はないと考えていることを、丁寧に説明しましょう。義母の意見も聞き入れつつ、最終的な判断は自分で行うという姿勢を示すことが重要です。必要であれば、専門家（医師やカウンセラー）に相談し、客観的な意見を聞くことも検討しましょう。

専門家への相談も視野に

子どもの発達や行動について心配な場合は、専門家（医師、臨床心理士、保育士など）に相談することも検討しましょう。専門家は、子どもの状態を客観的に評価し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。相談することで、親としての不安を軽減し、より適切な対応ができるようになるかもしれません。

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子どもの成長を信じて

子育ては、悩みや不安がつきものです。しかし、子どもの成長を信じ、愛情を持って接することで、子どもは必ず成長していきます。今回のケースでは、子どもの慎重さ、神経質さ、こだわりといった特性が、成長の過程でどのように変化していくのかを見守り、必要に応じて適切なサポートを提供することが重要です。焦らず、子どものペースに合わせて、一緒に成長を楽しんでいきましょう。

まとめ

この記事では、3歳半の息子さんの育児について悩んでいるお母さんに向けて、子どもの個性と向き合いながら、どのように対応していくか、具体的なアドバイスを提供しました。子どものこだわりや神経質な面、イヤイヤ期への対応に焦点を当て、子どもの成長をサポートし、お母さんの心の負担を軽減するためのヒントをお伝えしました。子どもの個性を受け入れ、尊重し、適切なサポートを提供することで、子どもは健やかに成長し、お母さんも子育てを楽しむことができるでしょう。

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