「うちの子、全然しゃべらない…」1歳10ヶ月の娘の発語遅れ。先輩ママはどう乗り越えた？保育園入園前の不安を解消！

この記事では、1歳10ヶ月のお子さんの発語の遅れに悩むお母さんに向けて、具体的なアドバイスと、先輩ママの経験談を交えて、不安を解消し、前向きな一歩を踏み出すための情報をお届けします。

まず、今回の相談内容を見てみましょう。

先日1歳10ヶ月になった娘(この4月から保育園通い)がいるのですが、意味のある言葉が全然出てきません。周りにいる同い年の子たちは、言葉がいっぱい出ています。春生まれの月齢高めの子たちは2語文、3語文でペラペラ話しています。それに対し、娘は宇宙語のみです。発達には個人差がありますし、人と比べてはいけないのはわかっていますが、今のところ全く喋る気配がないのでとても不安になっています。

ちなみに、娘が今できているのは

身振り手振り (こんにちは、バイバイ等大体できます)
指差し (何か見つけたり、取って欲しいものがあったりすると指差しで伝えようとします)
指示の理解 (〇〇持ってきて、ゴミ箱ポイして等言ったことを理解し、してくれます)
ズボンを履く
スプーンで食べる
バナナの皮を剥く (剥きやすいように切れ目を入れたもの)
おしっこが出たのを教えてくれる (たまにですが、自分の股を指差して、あー！と言います)
絵本の内容に合わせた身振り
手遊び (むすんでひらいて、頭肩膝ポンなど)

などです。それなりに出来ることが増えてきてはいるんですが…

1歳半検診では、指示の理解ができているので様子見となりました。2歳になって20語単語が出てこないようなら療育につなげていくと言われました。ただ、療育は予約が埋まっているので2歳から動いたら実際に受けられるのは2歳半くらいになるそうです。ならばあと2ヶ月も待たず、早めに動いた方がいいのかな…と悩んでいます。

今のところ、自分が気をつけてやっているのは

テレビの時間を1日1時間以内にする。
なるべく21時までに寝かせる (成長ホルモンを促すため)
娘が言いたいことが分かったら、そういう時は〇〇って言うんだよ。と優しく教える。 (例えばお茶下さいなど。ただ、教えても手を2回叩いて済ませようとします。手を叩けば望みを叶えてもらえると思っているみたいです。違うよ、〇〇って言うんだよーともう一度言うと怒ります。)
仕事が休みの日はなるべく外遊びに連れて行く (最近は暑いのでもっぱら水遊びですが…)

娘と同じように発語が遅かったお子さんをお持ちの方、いらっしゃるでしょうか。どんなことをしたら言葉が出てくるようになりましたか？また、療育はやはり早めに行った方がいいと思いますか？経験談でも何でもいいのでアドバイス下さると嬉しいです。長々とすみません。よろしくお願いします。

1. 発語の遅れは、なぜ不安になるのか？

1歳10ヶ月のお子さんの発語の遅れは、多くの親御さんにとって大きな不安材料となります。その不安の根底には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。

周りの子供たちとの比較: 同じ年齢の子供たちが話しているのを見て、「うちの子だけ…」と感じてしまうことは自然な感情です。特に、保育園や公園など、他の子供たちと接する機会が増えるほど、その思いは強くなります。
将来への不安: 言葉の発達の遅れが、将来の学習やコミュニケーション能力に影響を与えるのではないかという不安。小学校に入ってから、友達とのコミュニケーションがうまくいかないのではないか、学習についていけないのではないか、といった心配は、親として当然のことです。
情報過多による混乱: インターネットや育児書には、様々な情報があふれています。専門家によって意見が異なったり、様々な情報に触れることで、何が正しいのか分からなくなり、混乱してしまうこともあります。
子育てへの自己肯定感の低下: 発達の遅れを自分の子育てのせいではないかと感じ、自己肯定感が低下してしまうこともあります。一生懸命子育てをしていても、結果が出ないと、自信を失ってしまうものです。

これらの不安は、決してあなただけのものではありません。多くの親御さんが同じように感じています。まずは、そのことを理解し、自分を責めないことが大切です。

2. 発語を促すための具体的なアプローチ

発語を促すためには、日々の生活の中でできることがたくさんあります。ここでは、すぐに実践できる具体的なアプローチをいくつかご紹介します。

2-1. コミュニケーションを促す環境作り

話しかけの工夫: 赤ちゃん言葉ではなく、正しい言葉で話しかけるようにしましょう。例えば、「ワンワン」ではなく「犬だよ」と具体的に伝えることで、言葉のインプットを増やします。
質問の活用: 「これは何？」と質問することで、子供の言葉を引き出す機会を増やします。答えを待つ時間も大切です。
模倣: 子供が発した言葉や音を真似することで、コミュニケーションの楽しさを教えます。
視覚的なサポート: 絵本や写真を使って、言葉とイメージを結びつけやすくします。

2-2. 遊びを通して言葉を育む

絵本の読み聞かせ: 毎日絵本を読み聞かせることで、言葉への興味を育み、語彙を増やします。絵本の内容に合わせて、声色や表情を変えることも効果的です。
歌と手遊び: 童謡を歌ったり、手遊びをすることで、言葉のリズムやイントネーションを自然に身につけることができます。
ごっこ遊び: おままごとやお店屋さんごっこなど、ごっこ遊びを通して、言葉を使ってコミュニケーションをとる練習をします。
外遊び: 公園で遊んだり、散歩をすることで、新しい言葉との出会いを増やします。「ブランコ」「滑り台」「葉っぱ」など、自然の中で言葉を覚えることができます。

2-3. 生活習慣の見直し

テレビや動画の視聴時間の制限: テレビや動画は、一方通行のコミュニケーションになりがちです。視聴時間を制限し、親子の会話や遊びの時間を増やしましょう。
睡眠時間の確保: 睡眠は、脳の発達に不可欠です。十分な睡眠時間を確保することで、言葉の発達を促すことができます。
食事: バランスの取れた食事は、脳の発達をサポートします。偏食のないように、様々な食材を食べるように心がけましょう。

3. 先輩ママたちの体験談

発語の遅れを経験した先輩ママたちは、どのようにしてこの時期を乗り越えたのでしょうか？彼女たちの体験談から、ヒントを得てみましょう。

Aさんの場合: 2歳になっても言葉が出なかったAさんの娘さんは、療育に通い始めました。最初は抵抗があったものの、専門家のアドバイスを受けながら、遊びを通して言葉を学ぶうちに、徐々に言葉が増えていきました。「療育に通い始めたことで、親である私も、子供の発達について深く理解することができました」とAさんは話します。
Bさんの場合: Bさんの息子さんは、言葉が出てくるのがゆっくりでしたが、絵本を読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったりする中で、徐々に言葉を覚えていきました。「焦らず、子供のペースに合わせて、根気強く接することが大切だと感じました」とBさんは語ります。
Cさんの場合: Cさんの娘さんは、特定の言葉にこだわり、なかなか他の言葉を覚えようとしませんでした。そこで、Cさんは、娘さんの好きなものに関連する言葉を積極的に使うようにしました。例えば、大好きな電車の絵本を読み聞かせたり、電車のおもちゃで遊んだりする中で、「電車」「出発進行」などの言葉を覚えました。「子供の興味のあることから始めることで、言葉への関心を高めることができました」とCさんは話します。

先輩ママたちの体験談から、焦らず、子供のペースに合わせて、様々なアプローチを試すことが大切だということがわかります。また、専門家のアドバイスを受けることや、子供の興味のあることから始めることも、有効な手段です。

4. 療育の必要性について

療育は、言葉の発達に遅れが見られる子供たちにとって、非常に有効な選択肢の一つです。しかし、療育を受けるべきかどうか、いつから始めるべきか、悩む方も多いでしょう。

4-1. 療育のメリット

専門的なサポート: 言語聴覚士や保育士などの専門家から、言葉の発達を促すための具体的なアドバイスや指導を受けることができます。
発達の促進: 遊びや活動を通して、言葉の発達を促すだけでなく、コミュニケーション能力や社会性を育むことができます。
親のサポート: 療育を通して、親も子供の発達について学び、子育てに関する悩みや不安を相談することができます。
早期発見・早期対応: 発達の遅れの原因を特定し、適切な支援を行うことで、将来的な問題を軽減することができます。

4-2. 療育を始めるタイミング

療育を始めるタイミングは、子供の発達状況や、親の不安の度合いによって異なります。一般的には、以下の点を考慮して判断します。

1歳半検診や2歳児健診での指摘: 発達の遅れを指摘された場合は、専門家のアドバイスに従い、療育を検討しましょう。
言葉の発達の遅れ: 2歳になっても、2語文が出ない、単語数が少ないなどの場合は、療育を検討する価値があります。
親の不安: 親が強い不安を感じている場合は、早めに専門家に相談し、療育について検討することをおすすめします。

療育には、通所型と訪問型があります。通所型は、専門施設に通い、集団での療育を受けることができます。訪問型は、専門家が自宅に訪問し、個別指導を行います。どちらを選ぶかは、子供の状況や、親の希望によって異なります。

5. 保育園入園に向けてできること

4月から保育園に入園するにあたり、発語の遅れがあることで、様々な不安を感じるかもしれません。ここでは、保育園入園に向けて、できることをご紹介します。

保育園との連携: 保育園の先生に、子供の発達状況や、気になることなどを伝えておきましょう。連携を密にすることで、子供の成長を一緒に見守ることができます。
情報共有: 療育に通っている場合は、保育園の先生にその旨を伝えて、療育での取り組みについて情報共有しましょう。
持ち物の工夫: 名前を大きく書いたり、写真付きのワッペンをつけたりすることで、自分の持ち物を認識しやすくすることができます。
事前の練習: 保育園で使うコップやタオルなどを、事前に自宅で使ってみることで、新しい環境に慣れる練習をしましょう。
心の準備: 子供が保育園で泣いたり、不安を感じたりすることは、自然なことです。親として、子供の気持ちに寄り添い、安心させてあげましょう。

保育園は、子供にとって、新しい言葉や経験を学ぶ場です。保育園の先生や、他の子供たちとの交流を通して、言葉の発達が促されることもあります。

6. まとめ：焦らず、子供の成長を信じて

1歳10ヶ月のお子さんの発語の遅れは、多くの親御さんにとって、大きな悩みです。しかし、焦らず、子供のペースに合わせて、様々なアプローチを試すことで、必ず言葉は育っていきます。先輩ママたちの体験談を参考に、積極的にコミュニケーションをとり、遊びを通して言葉を育んでいきましょう。

療育は、言葉の発達を促すための有効な手段の一つです。専門家のアドバイスを受けながら、子供に合った療育方法を見つけていきましょう。保育園入園に向けて、保育園の先生と連携し、子供が安心して新しい生活をスタートできるようにサポートしましょう。

そして何よりも大切なのは、子供の成長を信じ、愛情を注ぎ続けることです。あなたの愛情は、必ず子供に伝わり、言葉の発達を後押ししてくれるでしょう。

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