2歳児の発達障害の可能性と、親としてできること：専門家が教える早期発見とサポート

2歳児の発達障害の可能性と、親としてできること：専門家が教える早期発見とサポート

発達障害についてご相談させてください。2歳半の子どもの事です。

赤ちゃんの頃からとても手のかかる子で、子育てはそんなものかと思いここまできましたが、最近下の子が生まれ、その違いに不安になってきました。性格が違うとかではなく、何か本質が違うように感じました。ここ最近とくに様々な事が気になり、質問させてください。

ここで質問させていただくのは、発達障害の傾向が強いのか確認したくご質問させていただきました。

すみません、長文です。

気になる点をまとめました。

※保育園からの指摘も含む

• 赤ちゃんの頃は起きている時は常に緊張していたのか顔や身体に常に力が入っていた。眉間にシワ、足の指が立っていた。
• とにかく泣きやすく、泣き声も非常に大きく叫び声のようだった。しかし私が抱っこすると直ぐに泣き止む。
• 環境の変化が苦手。1歳入園の保育園にある程度慣れるまで、5ヶ月かかり、最初の3ヶ月はごはんも食べず一日中泣き叫んでいた。泣きすぎて声が枯れて声が出なくなった。
• 初めての場所や環境に敏感に反応する為、街の検診でも不安そうにずっと大泣きしていた。
• 1歳前に家を引っ越した際も1ヶ月位、癇癪を起こしたり不安そうに常に泣いていた。
• 人見知りも強く、生後3ヶ月からひどい人見知りが始まり、テレビに写った人にも泣く、保育園が慣れてから人見知りは弱くなり、今はむしろ大人にどんどん話しかけていくようになった。
• 1歳半くらいまで、家で私の姿が見えないと泣いてパニックになって泣き叫んでいた。
• いまも朝起きて私がいないと泣き叫ぶ。
• 生後2ヶ月位から現在も顔を拭かれたり、顔に水がかかるのを極度に嫌がり癇癪を起こす。
• 指差しが初めてできたのは1歳7ヶ月
• 一語文が出たのは1歳10ヶ月
• 2歳半現在は三語分まで出ています。
• 些細な事で癇癪も多く、2歳半になった今もイヤイヤ期も重なり常に大声で泣きわめく。保育園では癇癪をおこしてないようで、わがままや甘え？なのか。
• こだわりがあるのか、決まったルーティンに安心し、好む。そのルーティンを変えると癇癪をおこす。
• 記憶力が良い。興味のある物の名前は一度聞いたらすぐ覚える。
• 保育園では2歳半現在集団行動が苦手なようで、みんなと同じ行動（お着替え、何か準備したり）では行動せず、決まった場所でずっと寝転がる。興味のない遊びにも参加せずに、決まった場所で寝転がる。
• 家でも大人に相手にされないと、決まった場所で寝転がる。
• 保育園ではあまり目が合わないと言われた。
• また、常にボーっとしている。
• 2歳半現在、友達の認識がないので常に1人遊び。
• 友達が誘いに来ても興味がないのか無視。
• 1人遊びする時は常に独り言を話しながら遊ぶ。
• 一つの遊びに執着して朝から晩までその事をする。
• 意味のない言葉を何度も繰り返して聞いてくる。言い間違いではないようです。るんがは？るんが？じゃばばはじゃばば？のような。
• 家族には興味を示す。
• 人の真似をする。動きや踊り。言語など。
• 表情は豊かで、泣きやすいが笑いやすい。
• かるい夫婦喧嘩をしていると必ず察して仲裁に入る。
• 手を繋いで歩ける。
• ある程度、聞き分けもできる。
• 質問に答えられる。
• 好きな食べ物は？今日何した？とか。
• ごっこ遊びはできても役割の認識はない。
• お店屋さんごっこも、売り手買い手が混ざる。
• 私達とは目を合わせて会話する。
• 偏食があり、見た目や色で食べない食わず嫌いや、匂いが強いもの、グチャッとした舌触りの物は嫌います。

言葉も理解してきたので、躾を厳しくしているのですが、発達障害でトラブルを起こしているのであれば、本人に合った方法で導いてあげたいと考えています。生きにくさを少しでも取り除いてあげたい。

ここで質問させていただくのは、専門的な回答ではなく、発達障害の傾向が強いか確認したくご質問させていただきました。今現在は3歳まで様子をみようと思っていますが傾向があるのであれば早めに専門機関へ相談へ行こうと考えています。

また現在、保育園から子どもがこうなったのは（集団行動をしない等）家庭での甘やかしが原因と指摘され、自分を責め精神的に滅入っています。確かに甘やかしがあると内省し、今後の改善に努めたいです。

長文にもかかわらず、最後まで読んでくださりありがとうございました。

2歳半のお子さんの発達に関するご心配、大変お察しいたします。お子さんの成長は、親御さんにとって喜びであると同時に、多くの悩みや不安を伴うものです。特に、発達障害の可能性について考え始めると、様々な情報が錯綜し、何が正しいのか分からなくなることも少なくありません。この記事では、発達障害の早期発見の重要性、具体的なチェックリスト、そして親御さんができるサポートについて、専門家の視点から詳しく解説していきます。

発達障害とは？早期発見の重要性

発達障害は、生まれつきの脳の発達の偏りによって、社会性、コミュニケーション、行動などに困難が生じる状態を指します。自閉スペクトラム症（ASD）、注意欠如・多動性障害（ADHD）、学習障害（LD）などが含まれます。発達障害は早期に発見し、適切なサポートを行うことで、お子さんの成長と社会参加を大きく促進することができます。

早期発見のメリットは多岐にわたります。

• 適切な療育や教育の開始: お子さんの特性に合わせた療育や教育を受けることで、得意なことを伸ばし、苦手なことを克服するためのサポートを受けることができます。
• 二次的な問題の予防: 発達障害のあるお子さんは、周囲とのコミュニケーションのずれや、学習の遅れなどから、二次的な問題（不登校、いじめ、精神的な不調など）を起こしやすくなります。早期発見によって、これらの問題を未然に防ぐことができます。
• 親御さんの安心: お子さんの特性を理解し、適切な対応方法を知ることで、親御さんの不安やストレスを軽減することができます。

発達障害の可能性をチェック！2歳半のお子さんのためのチェックリスト

以下は、2歳半のお子さんの発達をチェックするための具体的な項目です。あくまで目安であり、このリストに当てはまるからといって、必ずしも発達障害であると確定するものではありません。気になる点があれば、専門機関に相談することをお勧めします。

• コミュニケーション:
  • 名前を呼ばれても返事をしない、または気づかないことがある。
  • 指差しをしない、または模倣をしない。
  • 言葉の発達が遅い（単語が出ない、二語文が出ないなど）。
  • 人の話を聞かない、または理解できないことがある。
  • 会話が一方的で、相手の気持ちを理解することが難しい。
• 社会性:
  • 他の子どもに興味を示さない、または一緒に遊ぶことが難しい。
  • 大人の指示に従わない、またはルールを守ることが難しい。
  • 人見知りが激しい、または特定の物に強いこだわりがある。
  • 感情表現が乏しい、または感情のコントロールが難しい。
• 行動:
  • 同じ行動を繰り返す（手遊び、物の並べ替えなど）。
  • 特定の物に強いこだわりがある（特定の食べ物しか食べない、特定の服しか着ないなど）。
  • 感覚過敏がある（特定の音、光、触感などを極端に嫌がる）。
  • 落ち着きがない、または多動である。
  • 癇癪を起こしやすい、またはパニックになりやすい。

ご質問者様のお子さんの場合、いくつかの気になる点が見られます。例えば、

• 環境の変化に対する強い不安
• 言葉の発達の遅れ
• こだわり行動
• 集団行動の苦手さ

これらの点は、発達障害の可能性を考慮する上で重要な要素となります。しかし、これらの特徴が必ずしも発達障害を示唆するわけではありません。お子さんの個性や成長の過程として現れることもあります。

親御さんができること：具体的なサポートと対応

お子さんの発達をサポートするために、親御さんができることはたくさんあります。以下に、具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。

• 専門家への相談: まずは、専門家（医師、臨床心理士、保育士など）に相談し、お子さんの発達について詳しく評価してもらいましょう。専門家は、お子さんの特性を客観的に評価し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
• 療育の検討: 発達に遅れが見られる場合、療育（発達支援）を検討しましょう。療育は、お子さんの発達を促すための専門的なプログラムです。遊びを通して、社会性やコミュニケーション能力、認知能力などを育むことができます。
• 家庭でのサポート: 家庭でも、お子さんの特性に合わせたサポートを行うことが重要です。
  • 環境の整備: お子さんが安心して過ごせるような環境を整えましょう。例えば、静かな場所を用意したり、視覚的な情報（絵カードなど）を活用したりすることが有効です。
  • コミュニケーション: お子さんの気持ちに寄り添い、丁寧にコミュニケーションを取りましょう。言葉だけでなく、表情や身振り手振りも活用して、お子さんが理解しやすいように工夫しましょう。
  • 遊び: お子さんの興味のある遊びを通して、様々な能力を育みましょう。遊びを通して、社会性やコミュニケーション能力、問題解決能力などを養うことができます。
  • 肯定的な言葉かけ: お子さんの良いところを認め、積極的に褒めてあげましょう。自己肯定感を高めることが、お子さんの成長を後押しします。
• 保育園との連携: 保育園の先生と連携し、お子さんの園での様子を共有しましょう。保育園での様子を知ることで、お子さんの特性をより深く理解することができます。また、保育園の先生と協力して、お子さんをサポートする方法を検討することも重要です。
• 親御さんの休息: 子育ては大変なものです。親御さん自身が心身ともに健康であることが、お子さんを支える上で不可欠です。時には休息を取り、自分の時間を確保することも大切です。

保育園からの指摘について、親御さんが自分を責めてしまう気持ちはよく分かります。しかし、親御さんの愛情と努力は、お子さんの成長にとってかけがえのないものです。保育園の先生と協力し、お子さんにとって最善のサポートを提供できるよう、前向きに取り組んでいきましょう。

成功事例から学ぶ

発達障害のお子さんを持つ親御さんの多くは、様々な困難に直面しながらも、お子さんの成長を支え、共に成長しています。以下に、成功事例をいくつかご紹介します。

• 早期療育の開始: 早期に療育を開始したことで、お子さんのコミュニケーション能力や社会性が大きく向上し、小学校での生活にもスムーズに適応することができました。
• 家庭でのサポート: 家庭での丁寧なサポート（環境整備、コミュニケーション、遊びなど）により、お子さんの自己肯定感が高まり、自信を持って様々なことに挑戦できるようになりました。
• 学校との連携: 学校の先生と連携し、お子さんの特性に合わせた教育プログラムを導入することで、お子さんの学習意欲を高め、学力向上に繋げることができました。

これらの成功事例から、早期発見、適切なサポート、そして親御さんの愛情と努力が、お子さんの成長にとって非常に重要であることが分かります。

専門家の視点：発達障害の専門家からのアドバイス

発達障害の専門家は、お子さんの発達をサポートするために、様々なアドバイスを提供しています。以下に、専門家からのアドバイスをいくつかご紹介します。

• 早期の専門機関への相談を推奨: 発達障害の可能性が少しでも疑われる場合は、早期に専門機関（医師、臨床心理士など）に相談し、適切な評価を受けることが重要です。
• お子さんの特性を理解することの重要性: お子さんの特性を理解し、その特性に合わせたサポートを提供することが、お子さんの成長を大きく左右します。
• 親御さんの心のケア: 子育ては大変なものです。親御さん自身が心身ともに健康であることが、お子さんを支える上で不可欠です。専門家や周囲の人々に相談し、心のケアを行いましょう。

専門家は、お子さんの発達をサポートするための知識と経験を持っています。専門家の意見を参考にしながら、お子さんにとって最善のサポートを提供していきましょう。

まとめ：お子さんの発達を温かく見守り、共に成長しましょう

2歳半のお子さんの発達に関するご心配は、親御さんにとって当然のことです。この記事では、発達障害の早期発見の重要性、具体的なチェックリスト、そして親御さんができるサポートについて解説しました。

お子さんの発達を温かく見守り、専門家と連携しながら、お子さんにとって最善のサポートを提供していきましょう。そして、お子さんの成長を喜び、共に成長していく喜びを分かち合いましょう。

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