自閉症の息子と楽しむ！東京ディズニーリゾート攻略法：待ち時間ストレスを乗り越えるためのチェックリスト

この記事では、自閉症のお子さんと東京ディズニーリゾート（TDR）を楽しむための具体的な方法を、チェックリスト形式でご紹介します。待ち時間へのこだわりや、時間の感覚の違いから生じる困難を理解し、事前に準備することで、お子さんと一緒に最高の思い出を作るためのヒントをお届けします。療育手帳の有無に関わらず、すべての家族が笑顔になれるTDR体験をサポートします。

これまで息子と何度もTDRへ行っていますが、今回療育手帳の再判定でIQ86ととても伸びていたので、恐らく手帳はもう発行されないと思います（一応申請はしてる）

ただ基本的に落ち着きがなくフラフラしてしまい、それは児童相談所の方にも指摘されています。

並べと言われれば並びますが、学校の先生や作業療法士からは体が緊張状態なため、立ち止まってるのは数分が限界だと言われています。（これは体の使い方が下手なだけで身体障害とは違います）

また数字にとても細かく、たとえば学校でチャイムがなり終えてから全員が座るまで数秒遅れると、それを指摘するくらいです。「12秒遅いのでもっと早く座らなければいけない」と全員の前で言うくらいです。

そのため、アトラクションでも5分待ちの表示でならんで、実際は２分くらいで乗れる場合でも「まだ5分待ってない」となってしまいます。秒単位の正確さです。

これまではもう廃止されましたがGACを利用し、時間ぴったりになったら向かう、という使い方でTDRを楽しんできましたが、手帳は恐らく発行されないので普通に並ぶしかないと思われます。

待ち時間をチェックしないとか、時計を見せないとかは無理です。そんなことでどうにかできたら苦労しないレベルのこだわりの強さです。

とにかく数字へのこだわりが強いです。

アトラクションにはあまり乗らず、景色や花、パレードで楽しむことが多いのですが、全く乗らないわけではないので、どうしたらうまく楽しめるのかアドバイスいただけたら幸いです。

ちなみに、以前5分待ちでならんで2分で乗り場に着いた際はキャストさんに相談し、5分たつまで乗り場待機させてもらいましたが、秒単位で細かいのでタイミングが合わず、数秒遅れての乗車になり、乗れたには乗れましたが本人が相当気持ち悪かったみたいでそのあとの癇癪と夜泣きがひどかったです…

はっきりいって普通にならんで秒単位でぴったり乗車なんて絶対無理だろって感じで…

こんなんなので手帳発行されると思って予約したのに、IQが以前よりずっと伸びていたので予定外です。

癇癪覚悟でいくか、癇癪覚悟でキャンセルかって感じです。

アドバイスお願いします…

はじめに：TDRを特別な思い出にするために

東京ディズニーリゾート（TDR）は、多くの人にとって夢と希望が詰まった特別な場所です。しかし、自閉症のお子さんにとっては、刺激の多い環境や予測不能な状況が、大きな不安やストレスにつながることもあります。特に、待ち時間は、数字へのこだわりや時間の感覚が独特なお子さんにとって、大きなハードルとなる可能性があります。

この記事では、TDRを最大限に楽しむために、具体的な対策と準備をチェックリスト形式でご紹介します。事前の準備と工夫次第で、お子さんと一緒に、笑顔あふれる素敵な思い出を作ることができます。ぜひ、参考にしてください。

1. 事前準備：計画性と情報収集で安心感を

TDRを楽しむためには、事前の準備が非常に重要です。計画性と情報収集を徹底することで、当日の不安を軽減し、よりスムーズな体験を可能にします。

1-1. 事前調査と情報収集

アトラクションの選定：
お子さんの興味や関心、感覚過敏の有無などを考慮し、乗るアトラクションを事前に選びましょう。公式ウェブサイトでアトラクションの詳細情報（身長制限、内容、音や光の刺激など）を確認し、お子さんに適したものを選択します。
ショーやパレードの確認：
ショーやパレードのスケジュールを事前に確認し、お子さんの興味を引くテーマやキャラクターが登場するものを選びましょう。場所取りが必要な場合は、開始時間よりも早めに到着し、落ち着いて鑑賞できる場所を確保します。
レストランの予約：
食事は、お子さんの体調や気分に大きく影響します。事前にレストランを予約し、メニューやアレルギー対応について確認しておきましょう。静かな席や、お子さんが落ち着けるスペースがあるレストランを選ぶのも良いでしょう。
混雑状況の把握：
TDRの混雑状況は、日によって大きく異なります。事前に公式ウェブサイトやアプリで混雑予想を確認し、比較的空いている日や時間帯を選ぶようにしましょう。また、ファストパス（現在はディズニー・プレミアアクセス）や、待ち時間を短縮できるサービスも活用を検討しましょう。

1-2. 事前準備と持ち物

持ち物リストの作成：
快適に過ごすために必要なものをリストアップし、事前に準備しておきましょう。
- 飲み物と軽食：こまめな水分補給と、空腹を満たすための軽食は必須です。
- お気に入りのおもちゃや本：待ち時間や移動中の暇つぶしに役立ちます。
- イヤホンやノイズキャンセリングヘッドホン：音の刺激を軽減できます。
- 着替え：万が一の事態に備えて、着替えを用意しておきましょう。
- タオルやウェットティッシュ：手や顔を拭いたり、汚れを落としたりするのに便利です。
- 救急セット：絆創膏や常備薬など、必要なものを入れておきましょう。
ソーシャルストーリーの作成：
TDRでの一日の流れを、写真やイラストを使って視覚的にわかりやすく説明する「ソーシャルストーリー」を作成しましょう。事前に内容を理解しておくことで、当日の不安を軽減し、スムーズな行動を促すことができます。
待ち時間対策グッズ：
待ち時間を楽しく過ごすためのグッズを用意しましょう。
- タイマー：待ち時間を可視化し、時間の経過を理解しやすくします。
- ゲームやパズル：集中力を高め、時間を忘れることができます。
- 塗り絵や工作セット：創造性を刺激し、飽きさせない工夫をしましょう。

2. 当日の過ごし方：待ち時間を味方につける

当日は、事前の準備を活かし、お子さんの特性に合わせた工夫をすることで、より快適に過ごすことができます。待ち時間を味方につけ、楽しい思い出を作りましょう。

2-1. 待ち時間対策

タイマーの活用：
待ち時間を可視化するために、タイマーを活用しましょう。

例えば、アトラクションの待ち時間が15分の場合、「あと15分で乗れるよ」と伝え、タイマーをセットします。時間が経過するにつれて、残り時間が減っていく様子を視覚的に示すことで、お子さんは時間の経過を理解しやすくなります。
視覚的な工夫：
待ち時間の表示にこだわりがある場合は、キャストに相談し、具体的な待ち時間を教えてもらうようにしましょう。

例えば、「あと5分」という表示がある場合、実際に5分経っていなくても、お子さんに「もうすぐだよ」と伝え、期待感を高めることができます。
休憩の確保：
待ち時間が長くなる場合は、定期的に休憩を取りましょう。

ベンチに座って休憩したり、飲み物を飲んだりするだけでも、気分転換になります。お子さんの様子を見ながら、無理のないペースで進みましょう。
アトラクションの選択：
待ち時間が短いアトラクションや、回転率の良いアトラクションを選ぶのも一つの方法です。

公式アプリで待ち時間を確認し、効率よく回れるルートを検討しましょう。
キャストとの連携：
キャストに、お子さんの特性や困っていることを事前に伝えておきましょう。

キャストは、ゲストの状況に合わせて、様々なサポートをしてくれます。例えば、待ち時間を短縮したり、優先的に案内してくれたりすることもあります。

2-2. 癇癪やこだわりへの対応

落ち着ける場所の確保：
癇癪を起こしたり、こだわりが強くなったりした場合は、落ち着ける場所を確保しましょう。

静かな場所に移動したり、抱っこしたり、好きな音楽を聴かせたりするなど、お子さんが安心できる方法で対応しましょう。
具体的な指示：
数字へのこだわりが強い場合は、具体的な指示を与えましょう。

例えば、「あと5分待ったら、ミッキーに会えるよ」のように、具体的な目標を示すことで、お子さんは待ち時間を乗り越えやすくなります。
代替案の提示：
どうしてもアトラクションに乗れない場合は、代替案を提示しましょう。

例えば、「今日は乗れないけど、明日は乗れるかもしれないね」のように、別の選択肢を提示することで、お子さんの気持ちを落ち着かせることができます。
事前の約束：
事前に、TDRでのルールや行動について、お子さんと話し合っておきましょう。

例えば、「待ち時間は、タイマーを使って確認しようね」のように、具体的な約束をすることで、当日の混乱を避けることができます。

3. 成功事例と専門家の視点

自閉症のお子さんとTDRを楽しむためのヒントは、様々な成功事例や専門家の視点からも得られます。これらの情報を参考に、自分たちに合った方法を見つけましょう。

3-1. 成功事例

Aさんの場合：
Aさんの息子さんは、待ち時間へのこだわりが強く、アトラクションに乗ることに苦労していました。そこで、Aさんは、待ち時間を可視化するために、タイマーと、アトラクションの待ち時間をテーマにしたゲームを用意しました。タイマーで残り時間を把握し、ゲームで気を紛らわせることで、息子さんは、以前よりも落ち着いて待ち時間を過ごせるようになりました。
Bさんの場合：
Bさんの娘さんは、音に敏感で、パレードやショーを怖がっていました。そこで、Bさんは、事前に、ショーの音楽を聴かせたり、動画を見せたりして、娘さんに慣れてもらうようにしました。また、ショーの最中は、イヤホンとノイズキャンセリングヘッドホンを着用させました。その結果、娘さんは、ショーを楽しめるようになり、TDRでの思い出をたくさん作ることができました。

3-2. 専門家の視点

作業療法士の視点：
作業療法士は、お子さんの感覚過敏や行動特性を理解し、TDRでの過ごし方について、具体的なアドバイスをしてくれます。例えば、待ち時間対策として、感覚刺激を調整するためのグッズの提案や、落ち着ける場所の確保方法などを教えてくれます。
発達心理士の視点：
発達心理士は、お子さんの発達段階や心理的な特性を理解し、TDRでの行動や感情への対応について、アドバイスをしてくれます。例えば、癇癪への対応方法や、ソーシャルストーリーの作成方法などを教えてくれます。

これらの成功事例や専門家の視点を参考に、自分たちに合った方法を見つけ、TDRでの素敵な思い出をたくさん作ってください。

4. まとめ：準備と工夫で、最高のTDR体験を

自閉症のお子さんとTDRを楽しむためには、事前の準備と、当日の工夫が不可欠です。待ち時間への対策、癇癪やこだわりへの対応など、様々な課題がありますが、お子さんの特性を理解し、適切な方法でサポートすることで、必ず最高の思い出を作ることができます。

この記事でご紹介したチェックリストを参考に、ぜひTDRでの計画を立ててみてください。事前の準備と工夫次第で、お子さんと一緒に、笑顔あふれる素敵な時間を過ごせるはずです。

TDRでの体験は、お子さんの成長にとっても、かけがえのないものとなります。ぜひ、積極的に挑戦し、素敵な思い出をたくさん作ってください。

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5. 付録：TDRを楽しむためのチェックリスト

TDRを最大限に楽しむためのチェックリストです。準備段階から当日まで、役立つ情報をまとめています。ぜひ、活用してください。

5-1. 事前準備チェックリスト

☐ アトラクションの選定：
お子さんの興味や関心、感覚過敏の有無などを考慮し、乗るアトラクションを事前に選びましたか？
☐ ショーやパレードの確認：
ショーやパレードのスケジュールを確認し、お子さんの興味を引くテーマやキャラクターが登場するものを選びましたか？
☐ レストランの予約：
レストランを予約し、メニューやアレルギー対応について確認しましたか？
☐ 混雑状況の把握：
公式ウェブサイトやアプリで混雑予想を確認し、比較的空いている日や時間帯を選びましたか？
☐ 持ち物リストの作成：
快適に過ごすために必要なものをリストアップし、事前に準備しましたか？
☐ ソーシャルストーリーの作成：
TDRでの一日の流れを、写真やイラストを使って視覚的にわかりやすく説明する「ソーシャルストーリー」を作成しましたか？
☐ 待ち時間対策グッズ：
待ち時間を楽しく過ごすためのグッズを用意しましたか？

5-2. 当日チェックリスト

☐ タイマーの活用：
待ち時間を可視化するために、タイマーを活用しますか？
☐ 視覚的な工夫：
待ち時間の表示にこだわりがある場合は、キャストに相談し、具体的な待ち時間を教えてもらうようにしますか？
☐ 休憩の確保：
待ち時間が長くなる場合は、定期的に休憩を取りますか？
☐ アトラクションの選択：
待ち時間が短いアトラクションや、回転率の良いアトラクションを選びますか？
☐ キャストとの連携：
キャストに、お子さんの特性や困っていることを事前に伝えますか？
☐ 落ち着ける場所の確保：
癇癪を起こしたり、こだわりが強くなったりした場合は、落ち着ける場所を確保しますか？
☐ 具体的な指示：
数字へのこだわりが強い場合は、具体的な指示を与えますか？
☐ 代替案の提示：
どうしてもアトラクションに乗れない場合は、代替案を提示しますか？
☐ 事前の約束：
事前に、TDRでのルールや行動について、お子さんと話し合っておきますか？

このチェックリストを活用して、TDRでの準備を万全にし、お子さんと一緒に、最高の思い出を作りましょう！

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