悪徳大家とのトラブル！賃貸契約と営業妨害を乗り越えるための完全ガイド
悪徳大家とのトラブル！賃貸契約と営業妨害を乗り越えるための完全ガイド
この記事では、賃貸トラブルに巻き込まれ、悪徳大家との間で問題を抱えている方に向けて、具体的な解決策と法的知識を提供します。格闘技ジムのオーナーとして15年間、誠実に営業してきたにも関わらず、理不尽な要求や営業妨害に遭い、困惑しているあなたの状況を深く理解し、問題解決のためのステップを詳細に解説します。
都内のマンションの1階を格闘技のジムとして借りて今年で15年目、今まで家賃の滞納もないしクレームもありません。
ジムが真ん中で左隣が居酒屋、右隣が大家でもある工務店です。
その工務店は親子でやっ
ていて老齢の父親が代表取締役で五十代の長女が社長、息子も従業員として働いています。
今年3月、パンチングボールを吊るすスタンドを取り付けるためコンクリート壁に加工する必要がありました。大家は隣だし工事許可はすぐ取れると思っていたので業者が来る日程がわかったら連絡するつもりでした。
それが知り合いの業者だったこともあり急遽、今日行けることになったので今から行きますと連絡が入りました。
夜だったので工務店は閉まっていて聞きに行くことが出来ませんでしたがコンクリートの壁はボルトをサンダで削った跡がたくさんあったので事後報告でも大丈夫だろうと誤った判断をしてしまいスタンド取り付け工事をしてもらいました。
数分後に工事の音を聞いた残業中だった工務店の従業員が来て工事を止めるようにと言われましたが簡単な工事だったので終わっていました。
後日、管理会社の人も同席して謝罪に向かいました。
もちろんこちらが悪いのですがボルト撤去の跡がたくさんあったので事後報告でもいいと思った由を説明し現場を見てくれと頼みましたが大家=社長は聞く耳をもたず『それはおたくがジムを作るときにやったんだろ！』『壁に穴開けるってことは人間に穴開けるのと同じだよ！』『弁護士を呼ぶ！』とヒステリックに恫喝されました。
平謝りしてどうにかコンクリート壁を元に戻すという事で話はついたのですが数日後、表のガラス扉にヒビが入っていて景観を損ねているので替えるようにと大家から言われました。
去年の秋冬に熱割れしてヒビが入ったのですが看板で隠して目立たない工夫をしていましたしそれまで大家に言われたことはありません。
仕方なくガラス交換を安く出来る業者を探していたら大家の工務店が手配するガラス業者でやると言われ、ガラス交換工事も１週間以内にやります！と、一方的に請求書を渡されました。
管理会社も勝手にスタンドを取り付ける契約違反をしたのだから逆らわないほうがよいとプレッシャーをかけてきたのでガラス交換工事費用100980円を支払い交換工事をしてもらいました。
4月、道場にスピードバッグ（ボクシングの練習器材で雫形のパンチングボール）を取り付ける事になりました。
コンクリート壁は傷付かないし大家の所有物には触れないので取り付け工事をしますと管理会社に連絡しました。 管理会社から大家に連絡したところ『これ以上、物を増やしてもらいたくないのでそれは認められない！』とヒステリックな態度を示しているので少し取り付けを待ってくださいと管理会社の人に言われました。
契約違反ではないし、こちらとしては外から見える場所に設置することによって宣伝にもなります。会員の人達も楽しみにしてるのに取り付けを拒否されるなんて営業妨害以外考えられません。
しかもそれに合わせたかのように壁穴補修工事の見積書が届けられました。
発行日は4月18日です。
壁穴補修工事は本来なら店舗を明け渡す現状回復時で良いはずだし契約書にも記載されてないので大家が指定する業者じゃなくて良いのですが大家は話し合いには一切応じてくれません。管理会社の人を通じて一方的に言ってくるだけです。
しかも見積書の取引条件に有効期限は1ヶ月と記載されています。
工賃はボルト穴3箇所をふさぐだけなのに117612円！
因みに請求書に書いてあるコンクリート用の壁穴エポキシ樹脂の値段を調べたら1キロ2700円、10キロでも18360円。
壁穴樹脂モルタル補修の値段は数百円でした。
3月にガラス代100980円を払ったばかりでまた約12万円を払えなんて手口がヤクザとしか思えません。
（ネットで他の業者に見積りをとってもらったら半額以下でした）
納得行かないですがこれ以上揉めたくないので代金をGW明けの5月7日に払い工事日は追って連絡するとの事でした。
金を払ったら管理会社の人が仲裁に入りスピードバッグの取り付けは出来ました。
が、支払いをしてから3ヶ月以上経つのに工事日程の連絡がありません。
大家のこれまでの行為はパワハラの定義に当てはまると思いますし水増し請求や詐欺行為なのではないでしょうか？
可能なら工事もされてないので代金を返してもらうか相場の値段でやってもらいたいです。
悪徳な大家に立ち向かう方法を知りたいので宜しくお願い致します。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を正確に把握し、問題点を整理することから始めましょう。今回のケースでは、以下の点が問題として浮き彫りになります。
- 不当な請求と水増し請求の疑い: ガラス交換費用や壁穴補修工事費用の高額請求は、不当な請求である可能性があります。特に、相場とかけ離れた金額である場合、水増し請求や詐欺の可能性も視野に入れる必要があります。
- 営業妨害: スピードバッグの設置を拒否されたことは、ジムの営業活動を妨害する行為であり、営業妨害に該当する可能性があります。
- パワハラと精神的苦痛: 大家のヒステリックな言動や威圧的な態度は、パワハラに該当する可能性があります。精神的な苦痛を与えられている場合、その事実を記録しておくことが重要です。
- 契約違反の有無: 賃貸契約書の内容を確認し、今回の問題が契約違反に該当するかどうかを明確にする必要があります。特に、壁への加工や設備の設置に関する条項を詳しく確認しましょう。
- 工事未了: 壁穴補修工事の支払いを済ませたにも関わらず、工事が未だに行われていないという事実は、不当利得に該当する可能性があります。
2. 証拠収集と記録の重要性
問題を解決するためには、客観的な証拠を集めることが不可欠です。以下の情報を収集し、記録として残しておきましょう。
- 契約書: 賃貸借契約書、重要事項説明書、覚書など、契約に関するすべての書類を保管しましょう。これらの書類は、あなたの権利を主張するための根拠となります。
- 請求書と領収書: ガラス交換費用や壁穴補修工事費用の請求書、領収書を保管し、支払いの事実を証明できるようにしましょう。
- 写真と動画: 壁の損傷状況、スピードバッグ設置場所、ジムの内部の様子などを写真や動画で記録しておきましょう。これらの証拠は、状況を視覚的に伝えるために役立ちます。
- メールや手紙: 大家や管理会社とのやり取りを記録として残しましょう。メールや手紙は、言った言わないのトラブルを避けるために有効です。
- 会話の録音: 大家との会話を録音することも有効な手段です。ただし、録音する際には、相手に許可を得る必要はありません（秘密録音）。
- 日記: パワハラや精神的苦痛を感じた場合は、日記に詳細を記録しましょう。いつ、どこで、何があったのか、具体的に記録することで、証拠としての価値が高まります。
3. 専門家への相談と法的手段の検討
問題が複雑化しているため、専門家への相談を検討しましょう。
- 弁護士: 賃貸トラブルに詳しい弁護士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。弁護士は、あなたの権利を守るために、法的手段（内容証明郵便の送付、訴訟など）を検討してくれます。
- 行政書士: 内容証明郵便の作成を依頼することができます。内容証明郵便は、相手にあなたの主張を明確に伝え、プレッシャーを与える効果があります。
- 不動産鑑定士: 壁穴補修工事費用の適正価格を評価してもらうことができます。高額な請求が不当であることを証明するために役立ちます。
- 賃貸トラブル相談窓口: 各自治体や消費者センターには、賃貸トラブルに関する相談窓口があります。専門家のアドバイスを受けたり、解決に向けたサポートを受けることができます。
専門家への相談を通じて、以下の点を明確にしましょう。
- 法的責任の所在: 大家の行為が、法的責任を問えるものかどうかを判断します。
- 損害賠償請求の可能性: 営業妨害による損害や精神的苦痛に対する損害賠償請求の可能性を検討します。
- 今後の対応策: 弁護士のアドバイスに基づき、今後の対応策を決定します。
4. 交渉と和解の試み
専門家のアドバイスを受けながら、大家との交渉を試みましょう。交渉の際には、以下の点を意識しましょう。
- 冷静な態度: 感情的にならず、冷静に事実を伝え、あなたの主張を明確にしましょう。
- 証拠の提示: 収集した証拠を提示し、あなたの主張の正当性を裏付けましょう。
- 具体的な要求: 修理費用の返還、スピードバッグの設置許可、謝罪など、具体的な要求を提示しましょう。
- 和解案の提示: 互いに譲歩し、和解を目指しましょう。和解が成立した場合、合意内容を書面（和解書）に残すことが重要です。
5. 法的手段の選択肢
交渉がうまくいかない場合は、法的手段を検討しましょう。主な選択肢として、以下のものがあります。
- 内容証明郵便の送付: 弁護士または行政書士に依頼して、内容証明郵便を送付しましょう。内容証明郵便は、あなたの主張を明確に伝え、相手にプレッシャーを与える効果があります。
- 民事調停: 裁判所に民事調停を申し立てることができます。調停委員が間に入り、話し合いによる解決を目指します。
- 訴訟: 最終手段として、訴訟を提起することができます。訴訟では、裁判官が証拠に基づいて判決を下します。
6. 営業妨害への対策
スピードバッグの設置を拒否されるなど、営業妨害を受けている場合は、以下の対策を講じましょう。
- 契約内容の確認: 賃貸契約書を確認し、設備の設置に関する条項を詳しく確認しましょう。契約書に設置を妨げるような条項がない場合、大家の行為は不当である可能性があります。
- 証拠の収集: 営業妨害の事実を証明するための証拠を収集しましょう。会員からの証言、設置を拒否されたメールの記録、写真など、あらゆる証拠を収集しましょう。
- 損害賠償請求: 営業妨害によって生じた損害（売上の減少、精神的苦痛など）について、損害賠償請求を検討しましょう。
- 法的措置: 弁護士に相談し、法的措置（内容証明郵便の送付、訴訟など）を検討しましょう。
7. パワハラへの対応
大家からパワハラを受けている場合は、以下の対応を検討しましょう。
- 記録の徹底: パワハラの事実を詳細に記録しましょう。いつ、どこで、誰が、どのような言動をしたのか、具体的に記録することで、証拠としての価値が高まります。
- 録音: パワハラの証拠として、会話を録音することも有効です。ただし、録音する際には、相手に許可を得る必要はありません（秘密録音）。
- 第三者への相談: パワハラについて、信頼できる第三者（家族、友人、弁護士など）に相談しましょう。第三者の客観的な意見を聞くことで、精神的な負担を軽減することができます。
- 法的措置: 弁護士に相談し、法的措置（慰謝料請求、刑事告訴など）を検討しましょう。
8. 今後の注意点と予防策
今回のトラブルを教訓に、今後の賃貸経営を円滑に進めるために、以下の点に注意しましょう。
- 契約内容の確認: 賃貸借契約書の内容を隅々まで確認し、不明な点は事前に大家に確認しましょう。
- 記録の徹底: 大家とのやり取りは、メールや書面で記録を残しましょう。口頭での約束は、言った言わないのトラブルの原因となります。
- 専門家との連携: 弁護士や不動産コンサルタントなど、専門家と連携し、定期的にアドバイスを受けましょう。
- 保険への加入: 賃貸経営に関する保険に加入し、万が一の事態に備えましょう。
- 情報収集: 賃貸に関する法律や判例に関する情報を収集し、知識を深めましょう。
今回のケースでは、悪質な大家とのトラブルに巻き込まれ、精神的にも経済的にも大きな負担を抱えていることと思います。しかし、諦めずに、証拠を収集し、専門家と連携し、適切な対応をとることで、必ず解決の道は開けます。あなたの正当な権利を守り、安心してジムを運営できるよう、心から応援しています。
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