発達障害の可能性がある子を持つ母親が、将来のキャリアを諦めないための働き方

初めて質問させていただきます。

自閉症などの発達障害を疑われた4ヶ月の娘を持つ新米の母親です。この子の将来が不安で質問させて頂きました。長文失礼します。

娘は満期で生まれたものの、呼吸状態が悪く挿管され、NICUに1週間ほど入院しておりました。
無事退院はできたのですが、下記の点からすでに自閉症などの発達障害ではないかと小児科の先生に疑われております。また、3ヶ月検診でも同様にひっかかりました。はっきりした診断はまだできないようですが、障害がある確率は高いといわれてしまい、ショックを隠せません。

違和感を感じる点としては、

授乳時に絶対に目を合わせない
抱っこではミルクはなかなか飲まず、ベッドなどに置いた姿勢なら飲む（母乳は断念しました）
抱っこしても目を外らす（少し離れたところではよく目を合わせます）
横抱きを極度に嫌がり体を強く反らせてしまうが、縦抱きであれば落ち着く
クーイングや喃語が殆どなく、泣く時以外は一日中静か
母親がいなくても平気、誰の抱っこでも平気
身体が緊張していることが多く、手遊びやマッサージなどしようとしても固まっている
足をぴーんと伸ばしていることが多い
高い高いやいないいないばーなどであやしてもなかなか笑わない（たまによくわからないところでははっと少しだけ笑います。すぐ飽きますが…）

良い点は、

離れれば人の顔を見つめて笑うことがある
人には興味があり、姿を目で追ったりする
時々笑いかけると笑ってくれる
おもちゃも興味をもって遊ぶ
絵本は絵をよく見る（だるまちゃんなどは表紙を見せると笑います）
首はすでにすわり、寝返りもスムーズにできる
寝かせている状態であやすと、時々笑ったり、わりと長い時間目を合わせてくれる
あ゛ーというダミ声であれば、ご機嫌な時などごくたまに発する

月齢の近いお子さんを見ると、しっかりとお母さんを見つめてあーあーうーうーなどと笑顔でおしゃべりをしているのに、うちの子はそういったことがありません。
個人差があるので経過をみるしかないですね、とは言われるのですが、どの程度希望を持っていいのか悩み、相談させて頂きました。

一番気になっているのは発声が本当にないことです。
毎日毎日、ほとんどの時間をこの子をあやすために話しかけたりお歌を歌ったりマッサージをしたりして過ごしておりますが、反応が本当に薄いので時々虚しくなってしまいます。母親がこんな風ではいけないとわかっているのですが、不安は拭えません。

もし、うちの子と同じようなお子様だったけど、だんだん話すようになった、とかよく笑うようになった、などというお話があればお聞かせ頂きたいです。
また、反対に、うちの子のようなお子様で◯才のころ自閉症と診断されたなどというお話も伺えればと思っております。

精神的にかなり追い詰められた状態ですので、厳しいご意見などはお控え頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。4ヶ月のお子様の発達についてご心配なこと、そして将来のキャリアについて不安を感じているお気持ち、痛いほど理解できます。お子さんの成長を願いながら、ご自身のキャリアも諦めたくないというお気持ち、素晴らしいと思います。この記事では、発達障害の可能性があるお子さんを持つお母様が、どのようにして働き方を見つけ、キャリアを築いていけるのか、具体的な方法を提案します。

1. 現状の整理と受け入れ：まず、自分を大切に

まず、現状を受け入れることが重要です。診断が確定していなくても、発達の遅れを疑われる状況は、お母様にとって大きな不安とストレスの原因となります。しかし、この感情を抱えることは自然なことです。ご自身を責めたり、無理に前向きになろうとする必要はありません。まずは、ご自身の心と体を休ませる時間を取りましょう。

休息の確保: 睡眠不足は心身の健康を損ないます。可能な限り、まとまった睡眠時間を確保しましょう。
サポートの活用: 家族、友人、地域のサポートグループなど、頼れる人に頼りましょう。一人で抱え込まず、助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。
専門家への相談: 専門家（医師、カウンセラー、保育士など）に相談し、客観的なアドバイスを受けましょう。

2. 働き方の選択肢：多様な働き方を検討する

お子さんの状況に合わせて、柔軟な働き方を選択することが重要です。正社員としてフルタイムで働くことが難しい場合でも、様々な選択肢があります。以下に、具体的な働き方の例を挙げ、それぞれのメリットとデメリット、そして発達障害のお子さんを持つお母様が考慮すべき点を解説します。

2-1. パートタイム・アルバイト

メリット:

勤務時間や日数を調整しやすく、お子さんの状況に合わせて柔軟に働ける。
未経験の職種でも始めやすい求人が多い。
短時間勤務であれば、体力的な負担も少ない。

デメリット:

収入が不安定になりやすい。
キャリアアップの機会が少ない場合がある。
福利厚生が正社員に比べて手薄な場合がある。

考慮すべき点:

お子さんの通院や療育のスケジュールに合わせて、勤務時間を調整できるか。
急な休みにも対応してもらえるか、職場の理解があるかを確認する。
収入だけでなく、スキルアップや経験を積める仕事を選ぶことも重要。

2-2. 在宅ワーク

メリット:

自宅で仕事ができるため、お子さんのそばにいながら働ける。
通勤時間がないため、時間を有効活用できる。
自分のペースで仕事を進められる。

デメリット:

自己管理能力が求められる。
仕事と育児の区切りがつけにくい場合がある。
情報収集やコミュニケーションが難しい場合がある。

考慮すべき点:

仕事をするための環境（スペース、設備など）を確保できるか。
お子さんがいる状況でも集中して仕事ができるか。
オンラインでのコミュニケーション能力が必要となる場合がある。

2-3. フリーランス

メリット:

仕事内容や時間を自由に選択できる。
自分のスキルや経験を活かせる。
高収入を得られる可能性がある。

デメリット:

仕事の獲得や管理を自分で行う必要がある。
収入が不安定になりやすい。
社会的な保障が手薄な場合がある。

考慮すべき点:

自分のスキルや経験を活かせる仕事があるか。
仕事の獲得や顧客とのコミュニケーション能力があるか。
確定申告や税金に関する知識が必要となる。

2-4. 副業

メリット:

本業を持ちながら、自分の興味やスキルを活かせる。
収入源を増やせる。
キャリアの幅を広げられる。

デメリット:

時間管理が難しい。
本業との両立が大変。
副業禁止の会社もある。

考慮すべき点:

本業の就業規則で副業が許可されているかを確認する。
無理のない範囲で、時間や体力的に両立できる仕事を選ぶ。
本業に支障が出ないように、自己管理を徹底する。

3. キャリアアップとスキルアップ：未来への投資

働き方を選択するだけでなく、キャリアアップやスキルアップを目指すことも重要です。以下に、具体的な方法を提案します。

3-1. スキルアップ

オンライン講座の活用:

Udemy、Coursera、Skillshareなどのオンライン学習プラットフォームを利用して、自分の興味のある分野や、仕事に役立つスキルを学ぶ。
時間や場所に縛られず、自分のペースで学習できる。
プログラミング、デザイン、マーケティングなど、様々な分野の講座がある。

資格取得:

自分のキャリアに役立つ資格を取得する。
医療事務、簿記、ファイナンシャルプランナーなど、在宅ワークやパートでも活かせる資格もある。
資格取得のための通信講座や、オンラインスクールを利用する。

セミナーや勉強会への参加:

自分の興味のある分野や、仕事に役立つセミナーや勉強会に参加する。
最新の情報や知識を習得できる。
他の参加者との交流を通じて、人脈を広げられる。

3-2. キャリアアップ

現職でのキャリアアップ:

現在の職場で、昇進や昇給を目指す。
上司や同僚に積極的にコミュニケーションを取り、自分の能力をアピールする。
新しい業務に挑戦し、スキルアップを図る。

転職:

より良い条件の仕事を探すために、転職活動を行う。
自分のスキルや経験を活かせる企業を探す。
キャリアコンサルタントに相談し、転職活動をサポートしてもらう。

起業:

自分のスキルや経験を活かして、起業する。
在宅ワークやフリーランスとして、自分のビジネスを始める。
ビジネススクールや、起業支援プログラムを利用する。

4. 職場環境の整備：働きやすい環境作り

働き方を選ぶだけでなく、職場環境を整備することも重要です。以下に、具体的な方法を提案します。

4-1. 企業への相談

育児に関する制度の確認:

育児休業、時短勤務、ベビーシッター補助など、育児に関する制度を確認する。
会社の制度を利用し、働きやすい環境を整える。

上司や同僚への相談:

お子さんの状況について、上司や同僚に相談する。
理解と協力を得て、働きやすい環境を作る。

4-2. 職場環境の改善

テレワークの導入:

テレワークを導入し、自宅で仕事ができるようにする。
通勤時間の削減、柔軟な働き方の実現。

労働時間の調整:

労働時間を調整し、お子さんの状況に合わせて働く。
時短勤務、フレックスタイム制度などを利用する。

周囲との連携:

同僚や上司と連携し、仕事の分担やサポート体制を構築する。
情報共有、協力体制の構築。

5. 情報収集とネットワーク作り：情報と人脈は力になる

情報収集とネットワーク作りは、キャリアを築く上で非常に重要です。以下に、具体的な方法を提案します。

5-1. 情報収集

求人情報の収集:

求人サイト、転職エージェント、企業のホームページなどで、求人情報を収集する。
自分のスキルや経験に合った求人を探す。

業界情報の収集:

業界の動向や、最新の情報を収集する。
業界の専門誌、ウェブサイト、セミナーなどを利用する。

キャリアに関する情報の収集:

キャリアに関する情報を収集し、自分のキャリアプランを考える。
キャリアコンサルタントに相談する。

5-2. ネットワーク作り

異業種交流会への参加:

異業種交流会に参加し、様々な人と交流する。
人脈を広げ、情報交換を行う。

SNSの活用:

LinkedIn、FacebookなどのSNSを活用し、情報発信や情報収集を行う。
自分の専門分野に関する情報を発信する。
他の専門家や、同じような境遇の人とつながる。

キャリアコンサルタントへの相談:

キャリアコンサルタントに相談し、キャリアに関するアドバイスを受ける。
転職活動のサポートを受ける。

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6. ポジティブな心の持ち方：未来への希望を忘れずに

お子さんの発達に関する不安は、母親としての大きな負担となります。しかし、未来への希望を忘れずに、前向きな気持ちで過ごすことが重要です。

6-1. 成功事例から学ぶ

発達障害児を持つ親の体験談:

発達障害のお子さんを持つ親の体験談を参考に、希望を持つ。
インターネット、書籍、講演会などで、情報を収集する。
他の親御さんの経験から、ヒントを得る。

発達障害児の成長:

発達障害のお子さんの成長の過程を知り、希望を持つ。
早期療育の効果、成長の可能性を理解する。

6-2. 自己肯定感を高める

自分の強みを知る:

自分の強みを知り、自信を持つ。
これまでの経験や、スキルを振り返る。

小さな成功を積み重ねる:

小さな目標を立て、達成感を味わう。
日々の生活の中で、喜びを見つける。

自分を褒める:

頑張っている自分を褒め、自己肯定感を高める。
自分を大切にし、心身の健康を保つ。

7. まとめ：諦めないことが大切

発達障害の可能性があるお子さんを持つお母様が、仕事と育児を両立し、キャリアを築くことは、決して容易ではありません。しかし、諦めずに、様々な選択肢を検討し、情報収集を行い、周囲のサポートを得ながら、一歩ずつ進んでいくことが重要です。ご自身の心と体の健康を第一に考え、無理のない範囲で、自分らしい働き方を見つけてください。そして、お子さんの成長を温かく見守りながら、未来への希望を胸に、前向きに歩んでいきましょう。

この情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。応援しています。

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