軽度知的障害、ADHDの私が正社員として働く限界を感じています…今後のキャリアはどうすれば？

この記事では、軽度知的障害（知能指数67）とADHD（不注意型）を抱え、現在の職場での限界を感じている32歳の方のキャリアに関するお悩みに焦点を当て、具体的な解決策を提案します。現在の状況を詳細に分析し、療育手帳の取得、障害者枠での就職、ご両親への理解を求める方法、そして給与20万円を得るための道筋について、具体的なアドバイスを提供します。あなたのキャリアを切り開くための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

軽度知的障害(知能指数67)でADHD不注意型の32歳会社員です。親戚のコネでとある会社に入社して3年になりますが、もう正社員として働く事に限界を感じています。

初めは優しかった同僚や上司も影で私の事をバカアホ呼ばわりしていますし、パートさんからもバカにされている現状です。

異様なほど忘れっぽく、上司に注意されて「はい、もうしません、気を付けます」と気持ちを引き締めてもう二度と同じ失敗をしないようにと気持ちを新たにしても次の瞬間にまた同じ失敗をしてしまいますし

「今日は仕事5時に上がっていい、作業台の上を片付けてからパートさんたちを休ませていい」という指示を受けても、、「作業台の上を片付けてから」という部分が頭に入ってなく、作業台が散らかったままパートさんたちを休ませてしまい、上司から怒鳴られたり…頭に入ってない自覚がそもそもないので、上司の指示を書き留めてるメモを見ても書いてなかったり…

書き間違うのを許されない書類を何回も何回も何回も何回も書き間違い、チェックしたつもりでもどこか抜けがあったり…

仕事の優先順位をつけるのも苦手ですし、空気が読めない(回りの雰囲気がわからない)ので回りが明日の仕事の準備をしているのに私だけ必死にいつやってもいいような優先順位の低い仕事をもくもくやってみたり…

わからないことがあったら聞けと言われても自分の判断でやっていい仕事と上司に聞かないとできない仕事の区別も曖昧で、自分の判断でやっていいと自己判断した仕事が、あとになってなんで相談しなかったと上司から怒られるのも日常茶飯事で…これでも一応三年やってるんですよ？

こんな有り様なんで、両親に何度も何度も仕事をやめたいと相談してるんですが、そんなのどんな仕事やってても同じ、知的障害なんて甘えだろとか、携帯いじる事ばかり考えてて集中してないんだろ、とか言われてとりあってくれません、とにかく仕事続けろと言われます…精神科医の診断書を見せても両親はこんな態度です

私としては、もう療育手帳を取得して一般企業の障害者枠で働きたいと考えています(知的障害と一般のボーダー扱いされて取得できないかもしれませんが)

しかし、不安もあります、仮に療育手帳を取得できても両親を養うだけの給与がもらえるのかとか、取得できなかった場合どう仕事を探すのかとか、

もう今の職場で信頼回復するのは不可能だと考えています、軽度知的障害で給与を20万円貰うことは可能ですか？

どう両親を説得すればやめることができるでしょうか？

療育手帳を取得できなかった場合、私のような人間はどう生きていけば良いでしょうか？

現状の課題を理解する

まず、あなたの置かれている状況を整理し、抱えている課題を具体的に理解することから始めましょう。あなたは、軽度知的障害とADHD（不注意型）を抱え、現在の職場環境で様々な困難に直面しています。具体的には、

仕事のミスが多いこと：指示の理解不足、忘れ物、書類の書き間違いなど。
周囲からの理解不足：同僚や上司からの心ない言葉、パートさんからの軽蔑。
仕事への適性：優先順位の判断の難しさ、指示の区別がつかないこと。
精神的な負担：両親からの理解が得られないこと、将来への不安。

これらの課題は、あなたの自己肯定感を低下させ、キャリアに対する不安を増大させていると考えられます。しかし、これらの課題を一つずつ解決していくことで、より良いキャリアを築くことが可能です。

療育手帳の取得と障害者枠での就職

療育手帳の取得は、あなたのキャリアを考える上で重要な選択肢の一つです。療育手帳を取得することで、障害者枠での就職が可能になり、あなたの特性に合わせた働き方を見つけやすくなります。以下に、療育手帳の取得と障害者枠での就職について詳しく解説します。

療育手帳の取得について

療育手帳は、知的障害のある人が福祉サービスを受けるために必要な手帳です。取得するためには、お住まいの市区町村の福祉担当窓口に相談し、専門機関での判定を受ける必要があります。あなたの知能指数（IQ67）は、軽度知的障害に該当する可能性があり、療育手帳を取得できる可能性があります。ただし、自治体によっては、知的障害の程度だけでなく、日常生活能力や社会適応能力なども考慮して判定が行われる場合があります。

療育手帳を取得するメリットは、

障害者向けの就労支援サービスを利用できる：就労移行支援事業所や就労継続支援事業所など、あなたの特性に合わせた職業訓練や就職支援を受けられます。
障害者枠での求人に応募できる：一般の求人とは異なり、あなたの特性を理解し、配慮してくれる企業に応募できます。
税制上の優遇措置を受けられる：所得税や住民税の控除、障害者手当の受給など、経済的な支援を受けられます。

障害者枠での就職について

障害者枠での就職は、あなたの特性に合わせた働き方を見つけるための有効な手段です。障害者枠の求人は、あなたの障害を理解し、合理的配慮を提供してくれる企業が中心です。合理的配慮とは、あなたの能力を最大限に発揮できるよう、職場環境や業務内容を調整することです。例えば、

業務内容の調整：得意な業務に集中できるように、苦手な業務を軽減する。
作業環境の調整：集中しやすい環境を整える、視覚的な情報（マニュアル、チェックリスト）を活用する。
コミュニケーションの支援：上司や同僚とのコミュニケーションを円滑にするためのサポートを提供する。

障害者枠での就職活動では、あなたの特性や希望に合った企業を見つけることが重要です。就労移行支援事業所などの専門機関では、あなたの強みや弱みを分析し、適切な求人を紹介してくれます。また、面接対策や履歴書の書き方など、就職活動に必要なスキルを身につけるためのサポートも受けられます。

両親への理解を求める方法

あなたのキャリアを考える上で、ご両親の理解と協力は非常に重要です。しかし、ご両親はあなたの現状を理解しておらず、仕事をやめることに対して否定的な態度を示しています。ここでは、ご両親にあなたの状況を理解してもらい、今後のキャリアについて協力してもらうための具体的な方法を提案します。

1. 専門家の意見を伝える

ご両親は、あなたの知的障害やADHDについて理解が不足している可能性があります。精神科医の診断書を見せても理解が得られないとのことですが、専門家の意見を伝えることは、ご両親の認識を変えるきっかけになる可能性があります。具体的には、

主治医やカウンセラーに同席してもらう：ご両親との面談に、主治医やカウンセラーに同席してもらい、専門的な見地からあなたの状況を説明してもらう。
専門機関の資料を提示する：知的障害やADHDに関する専門機関の資料（パンフレット、ウェブサイトなど）を提示し、正しい情報を伝える。

2. 具体的な事例を示す

ご両親は、「甘えだ」「集中力がないだけだ」と考えている可能性があります。あなたの抱える困難を具体的に理解してもらうために、具体的な事例を示し、あなたの置かれている状況を説明しましょう。例えば、

仕事での失敗事例：具体的な仕事のミスや、それによって生じた問題点を説明する。
困っていること：仕事の優先順位がつけられない、指示が理解できないなど、具体的な困り事を説明する。
合理的配慮の必要性：障害者枠での就職や、合理的配慮が必要な理由を説明する。

3. 将来のビジョンを共有する

ご両親は、あなたの将来を心配しているからこそ、今の仕事を続けることを勧めている可能性があります。あなたの将来のビジョンを明確にし、ご両親と共有することで、理解と協力を得やすくなります。具体的には、

療育手帳の取得と障害者枠での就職：療育手帳を取得し、障害者枠で就職することで、安定した収入を得て自立を目指すというビジョンを伝える。
就労支援サービスの活用：就労移行支援事業所などの就労支援サービスを利用し、スキルアップを図り、キャリアを形成するというビジョンを伝える。
経済的な自立：障害者枠での就職や、障害者手当の受給など、経済的な自立を目指すことを伝える。

4. 感情的に訴えすぎない

ご両親に理解を求める際には、感情的に訴えすぎないように注意しましょう。感情的になると、ご両親はあなたの話を冷静に聞けなくなる可能性があります。冷静に、論理的に、あなたの状況を説明し、理解を求めることが重要です。

給与20万円を得ることは可能か？

軽度知的障害のある方が、給与20万円を得ることは、決して不可能ではありません。障害者枠での就職や、スキルアップのための努力によって、実現可能です。以下に、給与20万円を得るための具体的な方法を解説します。

1. 障害者枠での就職

障害者枠での就職は、あなたの特性を理解し、合理的配慮を提供してくれる企業で働くことができるため、安定した収入を得るための有効な手段です。障害者枠の求人には、事務職、軽作業、清掃など、様々な職種があります。あなたのスキルや経験、希望に応じて、適切な求人を探すことができます。給与水準は、企業の規模や職種、あなたのスキルによって異なりますが、20万円以上の給与を得ることも可能です。

2. スキルアップ

スキルアップは、あなたの給与を上げるために不可欠です。スキルアップすることで、より高い給与を得られる職種に就くことができ、キャリアアップの道も開けます。スキルアップの方法としては、

職業訓練：就労移行支援事業所や、職業能力開発校などで、パソコンスキル、事務スキル、プログラミングスキルなど、様々なスキルを学ぶことができます。
資格取得：MOS（マイクロソフトオフィススペシャリスト）、簿記、情報処理技術者試験など、仕事に役立つ資格を取得することで、あなたのスキルを証明し、給与アップにつなげることができます。
自己学習：オンライン講座や書籍などを活用して、自己学習することも可能です。

3. 転職活動

現在の職場での信頼回復は難しいと考えられますので、転職も視野に入れるべきです。転職活動では、あなたの特性を理解し、合理的配慮を提供してくれる企業を探すことが重要です。転職エージェントや、就労移行支援事業所などを活用して、あなたの希望に合った求人を探しましょう。

4. 給与交渉

転職活動や、現在の職場での昇給交渉において、給与交渉を行うことも可能です。あなたのスキルや経験、実績をアピールし、希望する給与額を提示しましょう。ただし、給与交渉を行う際には、根拠となるデータや、客観的な評価を示すことが重要です。

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療育手帳を取得できなかった場合

療育手帳を取得できなかった場合でも、絶望する必要はありません。あなたの特性を理解し、適切なサポートを受けながら、キャリアを築くことは可能です。以下に、療育手帳を取得できなかった場合のキャリアプランについて解説します。

1. 障害者雇用以外の求人を探す

療育手帳を取得できなくても、あなたの特性を理解し、配慮してくれる企業は存在します。一般の求人の中から、あなたの特性に合った仕事を探しましょう。求人を探す際には、以下の点を重視しましょう。

業務内容：あなたの得意なこと、苦手なことを考慮し、無理なくできる業務内容を選ぶ。
職場環境：あなたの特性を理解し、コミュニケーションを円滑にするためのサポートがあるかを確認する。
企業文化：障害者への理解があり、多様性を受け入れる企業文化があるかを確認する。

2. 就労支援サービスを利用する

療育手帳がなくても、就労支援サービスを利用することができます。就労移行支援事業所や、地域障害者職業センターなどでは、あなたの特性に合わせた職業訓練や就職支援を受けることができます。これらのサービスを利用することで、あなたのスキルアップを図り、就職活動をサポートしてもらうことができます。

3. 自分の強みを活かす

あなたの強みを活かせる仕事を探しましょう。例えば、集中力がある、几帳面である、特定の分野に詳しいなど、あなたの強みを活かせる仕事はたくさんあります。自己分析を行い、あなたの強みを明確にすることで、あなたに合った仕事を見つけることができます。

4. 継続的な学び

社会は常に変化しています。新しいスキルを学び、自己成長を続けることが、あなたのキャリアを豊かにするために不可欠です。オンライン講座、セミナー、書籍などを活用して、継続的に学び続けましょう。

まとめ

軽度知的障害とADHDを抱え、現在の職場での限界を感じているあなたにとって、今後のキャリアを考えることは、大きな不安を伴うかもしれません。しかし、療育手帳の取得、障害者枠での就職、ご両親への理解、そして給与20万円を得るための道筋は、決して不可能ではありません。まずは、現状を正しく理解し、具体的な目標を設定しましょう。そして、就労支援サービスや専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいくことが大切です。あなたのキャリアは、あなたの努力と、周囲のサポートによって、必ず開かれます。諦めずに、自分の可能性を信じて、未来に向かって歩んでいきましょう。

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