保育園での賞味期限切れ食品使用問題：あなたはどうすれば良い？
保育園での賞味期限切れ食品使用問題：あなたはどうすれば良い？
保育園で調理師として働く中で、賞味期限切れの食品の使用という問題に直面し、どのように対応すべきか悩んでいるあなたへ。園長との意見の相違、人手不足、そして子供たちの健康への責任という重圧の中で、あなたは一人で苦しんでいるかもしれません。この記事では、あなたの抱える問題に対する具体的な解決策と、より良い職場環境を築くためのヒントを提供します。
保育園で調理師をしています。私が勤める保育園は園長達が家族経営をしています。園児120名ほどのそれほど小規模ではない園です。独裁色がつよく前時代的なやり方や設備が多く周りの意見をきこうとしません。また休みが少なくサービス残業なども多いので非常に離職率の高い職場です。調理も保育も人が足りていない状況です。
給食に使う食材は給食室から直接発注するのではなく園長達が買い物に行って用意します。金曜日に使用するもやしやきのこを前の週の土曜日に購入し渡してきたりします。おやつも市販のお菓子を出す日があるのですが頼んでいるのに渡してくれないのにないの？なんで？と聞いてくる始末です。アレルギーのことについても理解がありません。なんど日持ちがしないので、卵不使用のものが一種類は欲しいと言っても紙に書いても分かっていただけません。必要量を間違える、用意できないのであれば食材のことに関しては外部に注文するなり、重たいから嫌だと言うのなら配達してくれるところがあるとお伝えしても聞いてもらえません。給食全てを外部委託にする案も提案しましたが嫌なようです。
こういった中で不満をもちつつも子供達に害がないならと我慢してまいりましたがどうしても許容出来ないことがあるのです。賞味期限の切れた食材の使用です。度々賞味期限の切れたものを持ってきます。どこか園長達しか知らない倉庫があってそこに何故か食材を貯めているらしいのです。渡されたときにチェックしてお伝えするのですがそれを使って！とおっしゃいます。困りますと言っても家では賞味期限過ぎても食べるでしょ？消費期限と賞味期限は違うから！という言い分です。ほかの保育士さんが指摘して下さったのですが調理師がうるさいからしかるべきところに問い合わせたら食べても大丈夫だと言われた！と言われたようです。
私やその保育士さんが言っているのは食べてもいいか悪いかではなく大勢の子供の命を預かる保育園で期限切れを出していいのかどうかです。そこが延々噛み合わずお怒りになっています。恐らく食べても何の問題もないでしょう。しかし家庭ではなく他人の子です。最終的に食事に関する責任は私にあると思います。子供達に申し訳ないですし保護者にも後ろめたいです。期限が切れてしまうのは買いだめ自体やそれを出すやり方などが悪いと思います。自分達でできないのであれば調理室の人間や誰かに管理等の仕事を振れば良いのですがその倉庫は誰にも触らせたくないようです。
理解出来ないことだらけです。
質問ですが保育園でも賞味期限切れの食品を使うことは普通のことなのでしょうか？
この人達とどう分かりあえばいいのでしょうか？
このことについてどう思いますか？
栄養士が全員やめてしまい私も若く保育園では一年も勤めていないので私の方が間違っているのかもしれないという気持ちもあります。そこもおかしな話なのですがそれでも私がリーダーで辞めると給食の提供は出来なくなるでしょう。もういっそ辞めてホントに困った状況にしてしまった方が委託になったり子供達にとっていいのでは？と思います。他の先生や子供達に短期間迷惑をかけることになると思うと踏ん切りがつかないですが。
保育士、栄養士、保護者の方々どんな意見でもけっこうですので幅広く意見をきければと思っています。よろしくお願いします。
1. 賞味期限切れ食品の使用は「普通」ではない
まず最初に明確にしておきたいのは、保育園で賞味期限切れの食品を使用することは、決して「普通」のことではありません。食品衛生法や関連する法律、そして何よりも子供たちの健康を守るという観点から、非常に問題のある行為です。あなたが「間違っているのかもしれない」と感じる必要は全くありません。あなたの倫理観は正しいです。
2. なぜ園長とのコミュニケーションが難しいのか？
園長とのコミュニケーションがうまくいかない原因はいくつか考えられます。
- 価値観の相違: あなたは子供たちの健康を最優先に考えていますが、園長はコストや効率を重視している可能性があります。
- 情報伝達の誤解: あなたの伝えたいことが、園長に正確に伝わっていない可能性があります。「賞味期限切れの食品は危険」という事実が、園長に正しく理解されていないかもしれません。
- 組織構造の問題: 園長が家族経営で、独裁的な傾向があるため、あなたの意見が聞き入れられにくい状況です。
3. 具体的な解決策：段階的なアプローチ
園長との対立を避けるために、段階的なアプローチで問題解決を目指しましょう。
ステップ1: 情報収集と事実確認
まずは、賞味期限切れの食品に関する情報を集め、事実確認を行いましょう。
- 食品衛生法に関する知識の習得: 食品衛生法では、賞味期限切れの食品の使用についてどのように規定されているかを確認しましょう。厚生労働省のウェブサイトや、地域の保健所の情報を参考にしてください。
- 専門家への相談: 栄養士や食品衛生に関する専門家に相談し、賞味期限切れの食品のリスクや、適切な対応についてアドバイスをもらいましょう。
- 園のルール確認: 園の食品管理に関するルールや、園長がどのような考えを持っているのかを把握しましょう。
ステップ2: 園長との対話
情報収集を終えたら、園長との対話に臨みましょう。感情的にならず、冷静に、客観的なデータに基づいて話すことが重要です。
- 対話の準備: 事前に話す内容を整理し、証拠となる資料（食品衛生法に関する情報など）を用意しましょう。
- 対話の開始: 園長が話を聞きやすいタイミングを選び、穏やかな口調で話しましょう。「いつもありがとうございます。園児たちの健康のために、少し気になることがあるので、お話させてください」など、相手を尊重する言葉から始めましょう。
- 事実の提示: 集めた情報に基づいて、賞味期限切れの食品のリスクを具体的に説明しましょう。「賞味期限切れの食品を使用した場合、食中毒のリスクが高まります。子供たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があります」など、客観的な事実を伝えましょう。
- 代替案の提案: 賞味期限切れの食品の使用を避けるための具体的な代替案を提案しましょう。「食材の管理方法を見直す」「食材の発注方法を改善する」「外部の業者に委託する」など、具体的な提案をすることで、園長も問題意識を持ちやすくなります。
- 歩み寄り: 園長の意見にも耳を傾け、お互いの意見を尊重しながら、解決策を探りましょう。
ステップ3: 組織への働きかけ
園長との対話がうまくいかない場合は、組織全体に働きかけることも検討しましょう。
- 他の職員との連携: 他の保育士や栄養士と協力し、園長に意見を伝えやすくしましょう。
- 保護者への相談: 保護者に、園の給食に関する問題点について相談し、協力を得ることも有効です。ただし、園長との関係を悪化させないように、慎重に進める必要があります。
- 外部機関への相談: 保健所や消費者センターなどの外部機関に相談し、アドバイスをもらうこともできます。
4. 辞めるという選択肢
上記の方法を試しても状況が改善しない場合、辞めるという選択肢も視野に入れる必要があります。しかし、辞める前に、以下の点を考慮しましょう。
- 辞めることのメリットとデメリット: 辞めることで、あなたは問題から解放されますが、子供たちの健康を守るための努力は途絶えてしまいます。辞めることのメリットとデメリットを比較検討しましょう。
- 転職先の検討: 辞める前に、転職先を探し、次の職場を決めておくことが重要です。
- 辞める際の注意点: 辞める際は、円満に退職できるように、上司とよく話し合い、必要な手続きを行いましょう。
5. メンタルヘルスケア
このような状況下では、精神的な負担が大きくなる可能性があります。あなたのメンタルヘルスを守るために、以下の点を心がけましょう。
- 休息: 十分な休息を取り、心身をリフレッシュさせましょう。
- ストレス解消: 趣味や運動など、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
- 相談: 家族や友人、専門家などに相談し、悩みを打ち明けましょう。
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6. 成功事例
同様の問題を抱えていた調理師の方の成功事例を紹介します。
Aさんは、保育園で賞味期限切れの食品が使用されていることに気づき、園長に改善を求めましたが、なかなか聞き入れてもらえませんでした。そこで、Aさんは、栄養士や他の保育士と協力し、食品衛生に関する勉強会を開催し、園長にも参加を呼びかけました。勉強会を通して、園長も賞味期限切れの食品のリスクを理解し、食材の管理方法を見直すことに同意しました。Aさんの粘り強い努力によって、保育園の食の安全が向上し、子供たちの健康が守られることになりました。
7. 専門家の視点
食品衛生の専門家であるBさんは、次のように述べています。
「保育園で賞味期限切れの食品を使用することは、非常に危険な行為です。子供たちは抵抗力が弱く、食中毒にかかりやすいです。保育園は、子供たちの健康を守るために、食品の安全管理を徹底する必要があります。」
8. まとめ
保育園での賞味期限切れ食品の使用という問題は、あなたの倫理観を揺るがすだけでなく、子供たちの健康を脅かす深刻な問題です。しかし、諦めずに、段階的なアプローチで問題解決に取り組むことで、状況を改善できる可能性があります。情報収集、園長との対話、組織への働きかけ、そしてメンタルヘルスケアを意識しながら、より良い職場環境を築いていきましょう。そして、あなたが一人で悩まず、周囲の協力を得ながら、問題解決に取り組むことを願っています。
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