保育士パートの働き方、今のままでいい？35歳主婦が抱える仕事と家庭の両立の悩み

この記事では、35歳主婦で保育士パートとして働くあなたが直面している、仕事と家庭の両立に関する悩みについて掘り下げていきます。現在の働き方に対する葛藤、将来への不安、そしてより良い選択肢を見つけるためのヒントを、具体的なアドバイスと共にお届けします。

自宅から徒歩20分ほどの保育室でパートとして働き始めてもうすぐ1年になる35歳の主婦です。子どもたち（長男＆次男）が小学校3年＆1年の秋の去年ごろから働き始めました。最初の契約条件としては週2～3程度で7時半～9時半または7時半～13時までの勤務でした。ただこの1年で園児が増えた事や保育士が足りない(？)ことで大きく変わってしまい、施設長から「10月から週5での勤務をやってほしい」と口頭で言われましたが、主人の扶養から抜ける事は考えていないので結果、週4で勤務しています。

ただ、さらに朝の掃除を殆どパートが負担することに最近、決まり、やることがとても多いので7時前には出勤して園児が登園してくる8時までに全部終わらせないといけません。そのため、家を出るのも最初のころに比べるとかなり早く、子どもたちを起こしたら「お母さんは行ってきます」の状態でバタバタです。私が出勤してくると必ず正職員の先生は出勤してはいますが、やる事はあるので手伝ってはくれません。

その話を親しいママ友に話すと「契約条件と異なる、早番の時間から入ってくれるような人はあまりいないから戦力になってるとは思うけど、良いように使われてるよ」と心配してくれています。ただ、楽な仕事は世の中ないと分かっていますし、職場の雰囲気は良く、ベテラン先生は熱心に仕事を教えてくれるのできっと慣れたら私の気持ちにも余裕も出てくるのかな・・・って思って頑張っていますが、最近、何となくネット検索を眺めていると9時～13時の保育士パート求人を見つけてしまい、心が揺れています。9時出勤なら子ども達が登校する時間まで一緒にいられるという安心感はありますよね。でも今の仕事を辞めたら遅かれ早かれ先生たちに迷惑がかかってしまう。その一つの原因は早番の時間に入ってくれる人は殆どいないから。

働くことの大変さが身にしみます。

現状の整理：あなたの抱える問題点

まず、現状を整理しましょう。あなたは、以下の3つの大きな問題を抱えていると考えられます。

労働時間の増加と、それによる負担の増大：当初の契約と異なり、週4勤務、さらに早朝からの勤務を強いられています。
家庭との両立の難しさ：早朝勤務により、子どもの準備や見送りが十分にできず、心に負担を感じています。
将来への不安：今の働き方が本当に自分にとって最善なのか、キャリアパスや他の選択肢について模索しています。

問題解決への第一歩：現状の評価と選択肢の明確化

問題を解決するためには、まず現状を客観的に評価し、具体的な選択肢を明確にすることが重要です。以下のステップで考えてみましょう。

1. 現状のメリット・デメリットを洗い出す

今の仕事のメリットとデメリットを具体的に書き出してみましょう。客観的に評価することで、本当に辞めるべきか、改善の余地があるのかが見えてきます。

メリット
- 職場の雰囲気が良い
- ベテランの先生から指導を受けられる
- 家から近い
- パートでも、ある程度の収入が得られる
デメリット
- 労働時間が長い
- 早朝勤務で子どもの準備ができない
- 契約内容と異なる働き方
- 体力的な負担が大きい
- 精神的な余裕がない

2. 選択肢を整理する

現状維持だけでなく、他の選択肢も検討してみましょう。それぞれの選択肢のメリットとデメリットを比較検討することが大切です。

選択肢1：現状維持
- メリット：今の職場の人間関係を維持できる、収入が安定する
- デメリット：今の負担が続く、心身の健康を損なう可能性がある
選択肢2：職場との交渉
- メリット：労働時間や業務内容を改善できる可能性がある
- デメリット：交渉がうまくいかない場合もある
選択肢3：転職（9時～13時のパートなど）
- メリット：子どもの送り出しができる、精神的な負担が減る
- デメリット：新しい職場に慣れる必要がある、収入が減る可能性がある
選択肢4：フリーランス、在宅ワーク
- メリット：自分のペースで働ける、子育てと両立しやすい
- デメリット：収入が不安定になる可能性がある、自己管理能力が必要

選択肢2：職場との交渉術

今の職場で働き続けることを選択する場合、施設長との交渉は避けて通れません。円満に交渉を進めるために、以下の点に注意しましょう。

1. 交渉の準備

希望を明確にする：具体的に「週何日の勤務を希望するのか」「早朝の掃除は、他の職員と分担できないか」など、具体的な希望をまとめます。
根拠を準備する：なぜその希望が実現可能かを説明できるように、客観的なデータや事例を準備しておきましょう。例えば、「子どもの成長に合わせて、朝の時間を確保したい」など、具体的な理由を伝えます。
代替案を用意する：交渉がうまくいかない場合に備えて、代替案を考えておきましょう。

2. 交渉の進め方

冷静に話す：感情的にならず、冷静に自分の意見を伝えましょう。
相手の立場を理解する：施設長の立場も理解し、相手のニーズに応えるような提案を心がけましょう。
感謝の気持ちを伝える：日頃の感謝の気持ちを伝えつつ、自分の希望を伝えます。
記録を残す：交渉の内容や結果を記録しておきましょう。

交渉が難しいと感じる場合は、労働問題に詳しい専門家（弁護士や社会保険労務士）に相談することも検討しましょう。

選択肢3：転職活動の進め方

転職を検討する場合、以下のステップで進めていきましょう。

1. 自己分析

まず、自分自身の強みや希望を明確にしましょう。これまでの経験やスキルを棚卸しし、どのような働き方をしたいのか、どんな職場環境を求めているのかを具体的に考えます。

スキル：保育士としての経験、得意なこと、できることを洗い出します。
希望：労働時間、給与、職場環境、キャリアアップなど、譲れない条件を明確にします。
価値観：仕事を通して何を大切にしたいのか、どんな働き方をしたいのかを考えます。

2. 情報収集

希望に合う求人情報を集めましょう。求人サイトやハローワーク、保育士専門の転職エージェントなどを活用し、積極的に情報を収集します。

求人サイト：様々な求人情報を比較検討できます。
ハローワーク：地域密着型の求人情報が得られます。
転職エージェント：専門のアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
保育園の見学：実際に保育園を見学し、職場の雰囲気を確かめましょう。

3. 応募書類の作成

履歴書や職務経歴書を作成します。これまでの経験やスキルを具体的にアピールし、あなたの魅力を伝えましょう。自己PRでは、あなたの強みや、保育に対する熱意をアピールすることが重要です。

履歴書：基本的な情報を正確に記載し、誤字脱字がないように注意しましょう。
職務経歴書：これまでの職務内容、実績、スキルを具体的に記載します。
自己PR：あなたの強み、保育に対する熱意、これまでの経験を活かしてどのように貢献できるかをアピールします。

4. 面接対策

面接では、あなたの人間性や適性、経験などが評価されます。事前に面接対策を行い、自信を持って臨みましょう。

自己紹介：あなたの名前、年齢、職務経験などを簡潔に説明します。
志望動機：なぜその保育園で働きたいのか、具体的に説明します。
自己PR：あなたの強みや、保育に対する熱意をアピールします。
想定される質問への回答：よくある質問（退職理由、保育に対する考え方など）への回答を準備しておきましょう。
逆質問：積極的に質問し、あなたの意欲をアピールしましょう。

選択肢4：フリーランス、在宅ワークという選択肢

保育士としての経験を活かし、フリーランスや在宅ワークという働き方を選択することも可能です。この働き方は、柔軟な働き方を求めるあなたにとって魅力的な選択肢となるかもしれません。

1. フリーランス保育士

フリーランス保育士として働く場合、以下のような働き方があります。

ベビーシッター：個人宅に訪問し、子どもの保育を行います。
イベント保育：イベント会場などで、一時的に子どもの保育を行います。
オンライン保育：オンラインで、子育てに関する相談やアドバイスを行います。

フリーランス保育士として働くためには、集客や顧客との交渉、確定申告など、自分で全て行う必要があります。しかし、自分のペースで仕事ができ、高収入を得られる可能性もあります。

2. 在宅ワーク

保育士としての知識や経験を活かして、在宅ワークを行うことも可能です。以下のような仕事があります。

ベビーシッターマッチングサービスの運営：ベビーシッターと利用者を繋ぐサービスを運営します。
保育関連のライティング：保育に関する記事やコラムを執筆します。
オンライン教材の作成：保育に関するオンライン教材を作成します。

在宅ワークは、自分のペースで仕事ができ、子育てとの両立がしやすいというメリットがあります。しかし、収入が不安定になる可能性もあるため、注意が必要です。

キャリアプランの構築

今の状況から抜け出し、より良い働き方を見つけるためには、長期的な視点でのキャリアプランを構築することも重要です。あなたのキャリアプランを考える上で、以下の点を意識しましょう。

1. 目標設定

まずは、あなたの将来の目標を明確にしましょう。どのような保育士になりたいのか、どのような働き方をしたいのか、具体的に考えます。目標を明確にすることで、日々の行動に意味を持たせ、モチベーションを維持することができます。

短期目標：1年後、3年後に達成したい目標を設定します。
中期目標：5年後、10年後に達成したい目標を設定します。
長期目標：将来的にどのような保育士になりたいのか、どのような働き方をしたいのかを考えます。

2. スキルアップ

目標を達成するために、必要なスキルを習得しましょう。研修やセミナーに参加したり、資格を取得したりすることで、スキルアップを図ることができます。

保育に関する知識：保育に関する専門知識を深めましょう。
コミュニケーション能力：保護者や同僚とのコミュニケーション能力を高めましょう。
マネジメント能力：リーダーシップを発揮し、チームをまとめられるようにしましょう。
専門資格の取得：保育士資格だけでなく、専門的な資格を取得することで、キャリアアップに繋げることができます。

3. ネットワーク構築

他の保育士や、保育関係者とのネットワークを構築しましょう。情報交換や、相談ができる仲間がいることで、悩みや不安を解消し、モチベーションを維持することができます。積極的に交流会やセミナーに参加し、人脈を広げましょう。

メンタルヘルスケアの重要性

仕事と家庭の両立は、精神的な負担も大きくなりがちです。心身の健康を保つために、メンタルヘルスケアも重要です。

1. ストレス管理

ストレスを溜め込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。趣味に没頭したり、運動をしたり、リラックスできる時間を持つことが大切です。

休息：十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
趣味：好きなことに没頭し、気分転換を図りましょう。
運動：適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
リラックス：アロマテラピーや瞑想などで、心身をリラックスさせましょう。

2. 相談できる相手を持つ

悩みや不安を一人で抱え込まず、信頼できる人に相談しましょう。家族、友人、同僚、専門家など、誰でも構いません。誰かに話すだけでも、心が軽くなることがあります。

家族：家族に悩みを打ち明け、支え合いましょう。
友人：友人に話を聞いてもらい、共感してもらいましょう。
同僚：職場の同僚に相談し、アドバイスをもらいましょう。
専門家：カウンセラーや精神科医に相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。

3. ポジティブ思考

物事をポジティブに捉えるように心がけましょう。困難な状況でも、前向きな気持ちで乗り越えることが大切です。感謝の気持ちを持つことや、自分の良いところを見つけることも、ポジティブ思考に繋がります。

まとめ：あなたらしい働き方を見つけるために

35歳主婦として保育士パートとして働くあなたが、仕事と家庭の両立で抱える悩みは、決して珍しいものではありません。しかし、あなたの悩みは、あなただけのものです。この記事で紹介した情報やアドバイスを参考に、あなた自身の状況を客観的に見つめ、より良い選択肢を見つけてください。

現状を整理し、選択肢を比較検討し、自分に合った働き方を見つけることが重要です。そして、メンタルヘルスケアを忘れずに、心身ともに健康な状態で、充実した毎日を送りましょう。あなたのキャリアプランを構築し、目標に向かって進んでいくことで、きっとあなたの望む未来が実現できるはずです。

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