夢がコロコロ変わる高校生へ：本当にやりたいことを見つけるためのキャリア戦略
夢がコロコロ変わる高校生へ：本当にやりたいことを見つけるためのキャリア戦略
この記事は、将来の夢が定まらずに悩んでいる高校2年生のあなたに向けて書かれています。小さい頃から様々なものに影響を受けやすく、将来の目標が何度も変わってしまうことに苦しんでいるあなた。周りからは「また変わったの？」と呆れられ、自分自身も「このままではいけない」と焦りを感じているかもしれません。この記事では、あなたの悩みに寄り添いながら、本当にやりたいことを見つけ、将来のキャリアを築くための具体的な方法を提案します。
私は、小さい頃から人やドラマ、漫画に影響されやすい性格でした。私が小学生の頃にやっていた「獣医ドリトル」というドラマに影響され、周りに獣医になると言い張って、でも数か月後にはやっぱやめたとなりました。中学生になるとまた漫画やドラマに影響され、本当に、コロコロコロコロと将来の夢や自分の意見を変えていました。
今までは、周りに呆れられるぐらいですんでいましたが、高校生になってからは本気で将来何をしたいかを決めなければいけない状況になり、自分の今までの甘い考えじゃダメなんだと気づかされました。
私は、中学３年生のとき（ちょうど高校受験が終わったころ）に、anotherskyというテレビ番組を見ました。すると、たまたま私が見ていた日に出ていたのが女性宇宙飛行士の山崎直子さんでした。宇宙のいろんなこと、NASAの訓練や、宇宙に飛行したときのこと、宇宙のこと、どれもとても素敵なお話で、とても心がワクワクしました。その番組を見てからは、宇宙飛行士になりたいと思っていました。それでも、やはりその夢は長く続かず、宇宙飛行士になるのがとても難しいことだと知って、私には無理だなと思いまいした。
そして、何か月か経ったあとに、どういう経緯で好きになったかは分からないけれど、「宇宙兄弟」という漫画を好きになりました。そして、宇宙兄弟を読んでいくうちに、だんだん宇宙に対しての憧れをまた持つようになりました。なので、高校１年生の時の文理コース選択のときは、理系の物理を選びました。
けれど、そのあと漫画に影響され、保育士になりたい、警察官になりたい、医者になりたい、とコロコロ考えが変わりました。けれど、何か月か経って保育士の仕事から完全に興味がなくなったあとは、必ず宇宙の仕事に考えがいきます。保育士目指しているときには、散々理由をつけて逃げたくせに。
そして最近まで、私にはグラフィックデザイナーになりたいという思いがありました。漫画で見たワンシーンで、傷ついている主人公が同僚が作ったCMに感動して元気になれたというシーンがあり、私も、こうやって傷ついている人や疲れ切っている人が元気になれるポスターやCMを作りたいと思い、目指しました。
ちょうどその時期に３年生のコース選択を決めなければいけませんでした。私は、数３を取るコースを選んだのですが、途中でデザインの仕事に方向性が変わって、無理言って数３を取らないコースに変更しました。
それでよかったと思っていたのですが、やはりまた漫画に影響されて考えが変わってしまいました。やはり宇宙の仕事に就きたいと思ってしまいました。けれど、宇宙工学を学ぶには数３が必要です。もう後戻りできないなと思いました。
そもそも、絵が好きなわけでもないのに、デザインが好きなわけでもないのに、むしろ小、中と美術の成績は散々だったのに、なんて身の程知らずなんだろうと思いました。
私は、今自分が何をしたいのか分かりません。ずっと漫画に影響される人生で、自分の本当にやりたいことも分からず、こんな甘々な考えでこれからも選択を間違って後悔し続けるのでしょうか。友達にも、夢が変わりすぎて、夢が変わるごとに言い訳をしてきたので呆れられました。
特技も才能も何一つびっくりするぐらいないので、自分は何もできない役立たず、自意識過剰なだけの本当に何もできない人間なんだと思っています。
けれどそんな自分を変えたいです。みんなみたいに自分の考えをしっかり持てるような人になりたい、目標をコロコロ変えないで一途に頑張れるような人になりたいです。どうか、こんな私にアドバイスをお願いします。どんなきついお言葉でも構いません。お願いします。
長文ごめんなさい。読みづらくてごめんなさい。
1. 夢が変わることの本当の意味
まず最初に、あなたの「夢がコロコロ変わる」という特性について考えてみましょう。多くの人が、一つの夢を追いかけることが「正しい」と考えていますが、実は、夢が変わることは悪いことではありません。むしろ、それはあなたが様々なことに興味を持ち、新しい可能性を探求している証拠です。大切なのは、なぜその夢に惹かれたのか、そして、その夢を通して何を成し遂げたいのかを深く理解することです。
あなたの場合は、ドラマや漫画、テレビ番組など、様々なメディアから影響を受けて夢が変わっていますね。これは、あなたが感受性が豊かで、新しい情報に触れるたびに自分の興味や関心が変化するということ。これは、あなたの大きな強みになる可能性があります。なぜなら、多様な経験を通して、多角的な視点や柔軟な思考力を身につけることができるからです。
2. なぜ「宇宙」への夢は消えないのか？
あなたは、宇宙飛行士や宇宙関連の仕事に、何度も興味を持つようですね。他の夢はすぐに消えてしまうのに、なぜ宇宙への夢だけは消えないのでしょうか？ それは、宇宙というテーマが、あなたの心の奥底にある「探求心」や「未知への憧れ」を強く刺激するからかもしれません。宇宙は、私たちに無限の可能性とロマンを与えてくれます。もしかしたら、あなたは、宇宙を通して「人類の進歩に貢献したい」「未知の世界を探求したい」という、より大きな目標を持っているのかもしれません。
一度、紙とペンを用意して、なぜ宇宙に惹かれるのか、具体的に書き出してみましょう。どんな宇宙の仕事に興味があるのか、どんな貢献をしたいのか、具体的にイメージしてみることも重要です。例えば、「宇宙開発を通して、地球の環境問題を解決したい」「宇宙探査を通して、人類の生存領域を広げたい」など、具体的な目標が見えてくるかもしれません。
3. 興味を行動に移すためのステップ
夢を「夢」のままで終わらせないためには、具体的な行動を起こすことが重要です。ここでは、あなたの興味を行動に移し、将来のキャリアにつなげるためのステップを紹介します。
- 情報収集：宇宙に関する情報を積極的に集めましょう。宇宙工学、宇宙物理学、宇宙医学など、様々な分野があります。大学のパンフレットを取り寄せたり、関連書籍を読んだり、インターネットで情報を検索したりするのも良いでしょう。
- 専門家との交流：宇宙に関わる仕事をしている人たちと交流する機会を作りましょう。大学の先生や研究者、宇宙関連企業で働く人たちに話を聞くことで、仕事のリアルな話を聞くことができます。インターンシップに参加したり、イベントに参加したりするのも良いでしょう。
- 体験：宇宙に関する体験をしてみましょう。プラネタリウムに行ったり、宇宙に関する展示を見に行ったりするのも良いでしょう。宇宙飛行士の訓練を体験できる施設もあります。
- 目標設定：具体的な目標を設定しましょう。例えば、「〇〇大学の宇宙工学科に進学する」「〇〇年までに、宇宙関連企業でインターンシップをする」など、具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
- 自己分析：自分の強みや興味関心を深く理解しましょう。自己分析ツールを活用したり、周りの人に自分の印象を聞いたりするのも良いでしょう。自分の強みを知ることで、将来のキャリアプランを立てやすくなります。
4. 焦らず、自分だけのキャリアパスを築く
あなたは、周りの友達が将来の目標をしっかり持っているように見えて、焦りを感じているかもしれません。しかし、焦る必要はありません。あなたの場合は、様々なことに興味を持つという強みを生かして、自分だけのキャリアパスを築くことができます。一つの道に固執するのではなく、色々な経験を通して、自分の本当にやりたいことを見つけていくことも可能です。
例えば、宇宙工学を学びながら、デザインやプログラミングを学ぶこともできます。宇宙関連の仕事に就くために、必ずしも理系に進む必要はありません。文系に進学して、宇宙に関するジャーナリストや広報担当者になることもできます。大切なのは、自分の興味関心に基づいて、柔軟にキャリアプランを立てることです。
5. 失敗を恐れず、挑戦し続けること
あなたは、「失敗したらどうしよう」という不安を感じているかもしれません。しかし、失敗を恐れていては、何も始まりません。失敗は、成長のチャンスです。失敗から学び、改善することで、より良い結果を出すことができます。積極的に挑戦し、失敗を恐れずに、自分の可能性を広げていきましょう。
もし、どうしても一歩踏み出せない時は、誰かに相談することも大切です。家族や友人、学校の先生、キャリアカウンセラーなど、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。客観的なアドバイスをもらうことで、自分の考えを整理し、新たな一歩を踏み出す勇気をもらうことができます。
6. 具体的なキャリアプランの例
あなたの興味関心と強みを活かした、具体的なキャリアプランの例をいくつか紹介します。
- 宇宙工学者：宇宙ロケットや人工衛星の開発に携わる。理系の大学で宇宙工学を学び、研究開発職として宇宙関連企業に就職する。
- 宇宙飛行士：宇宙での実験や調査を行う。大学で理系の専門分野を学び、JAXAなどの宇宙機関の試験に合格する。
- 宇宙ジャーナリスト：宇宙に関する情報を発信する。大学でジャーナリズムやコミュニケーションを学び、宇宙関連のメディアに就職する。
- 宇宙デザイナー：宇宙空間で使用する機器や宇宙服のデザインを行う。デザイン系の大学で学び、宇宙関連企業のデザイン部門に就職する。
- 宇宙教育者：子供たちに宇宙の魅力を伝える。大学で教育学を学び、科学館や学校で宇宙に関する教育プログラムを開発・実施する。
これらの例はあくまでも一部です。あなたの興味関心や強みに合わせて、様々なキャリアプランを検討することができます。
7. 今すぐできること
さあ、今すぐできることから始めてみましょう。まずは、以下の3つのステップを実行してみてください。
- 情報収集：宇宙に関する情報を集める。インターネット検索、書籍の閲覧、専門家へのインタビューなど、様々な方法で情報を集めましょう。
- 自己分析：自分の強みや興味関心を書き出す。好きなこと、得意なこと、興味のあることをリストアップし、自己分析ツールを活用するのも良いでしょう。
- 目標設定：小さな目標を設定する。例えば、「今週中に宇宙に関する本を1冊読む」「来週、宇宙関連のイベントに参加する」など、達成可能な小さな目標を設定し、一つずつクリアしていくことで、自信を深めていきましょう。
これらのステップを通して、あなたの「本当にやりたいこと」を見つけ、一歩ずつ前に進んでいきましょう。あなたの未来は、無限の可能性に満ち溢れています。
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8. まとめ：自分のペースで、未来を切り開こう
夢がコロコロ変わることは、あなたの個性であり、強みです。焦らず、自分のペースで、様々な経験を通して、本当にやりたいことを見つけていきましょう。失敗を恐れずに挑戦し、周りの人に相談しながら、自分だけのキャリアパスを築いていくことができます。あなたの未来は、無限の可能性に満ち溢れています。応援しています！
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