1歳7ヶ月の娘の言葉の発達が遅い…専門家が教える、親ができることと見守りのポイント
1歳7ヶ月の娘の言葉の発達が遅い…専門家が教える、親ができることと見守りのポイント
この記事では、1歳7ヶ月の娘さんの言葉の発達について悩んでいるお母様からのご相談を元に、専門家としての視点から、具体的なアドバイスと、親御さんができること、そして見守りのポイントについて解説します。発達の遅れに対する不安は大きいと思いますが、焦らず、お子さんと向き合い、適切なサポートをしていくことが大切です。
閲覧ありがとうございます。発達がゆっくりな子は全部ゆっくりなのでしょうか？
1歳7ヶ月の娘がいます。いまだに言葉が出てきません。
娘は首すわりから全部成長が遅く、こどもひとりひとり成長の早さは違うことはわかっているのですが…5ヶ月頃に首すわり、7ヶ月でおすわり、11ヶ月でずりばいとハイハイ、そしてタッチ。1歳で伝い歩き、1歳5ヶ月で歩くのをマスターしました。
10ヶ月の時にパラシュート反応が出ていなくひっかかりました。1歳の検診ではパラシュート反応は出ており、医師から2ヶ月くらい発達が遅れていると言われました。
1歳半の検診では言葉が出ていない、指差し、理解をしていないような感じで要観察になりました。（わんわんどれ？等→指差しをしない（家でもしない）積み木は家ではよくするが検診中は恥ずかしいのかあまりしなかった）
今も言葉は出ていません。宇宙語ばかりで一人でよくお喋りをしています。
物を渡すときに「はい」と言って渡す、たまにごっこ遊びなのか食べるふりをして「おいしい」、たまに食べ物を見て「おいしそう」、指を指して「えっ？なに」（ちょうだいと言ってるみたいです、何度教えても「えっ？なに」）と言うくらいです。
「ちょうだい」と言えば手に持ってるものを渡してくれますし、「パパ起こしてきて」と言えばパパのところに行って起こそうとしますが、それ以外はほとんど理解していないような気がします（○○持ってきてと言っても持ってこない、おいでと言ってもほとんど来ない、名前を呼ぶとたまにしか振り向かない）
目線は合っているような合ってないような微妙な感じです。（2秒くらい合うような気はします）
絵本を読んでほしいとよく持ってきて読むととても喜びますが、すぐ自分でページをめくることも多く、犬や猫など私が指を差し教えても、何だか嫌がる感じです。
かかりつけの先生からは、運動面も遅かったから、もしかしたら言葉も遅いのかもね、2歳までは様子見ててと言われました。
親の育て方にも問題があるような気が私もします。
・最近までなかなか外に連れて行かず、家でばかり遊んでいて、他の子と触れ合うことが少なかった。（最近は外で遊ぶようにしてます）
・生まれたときからよくテレビを見せていた。子供用のアプリで遊んでいた（最近はＥテレだけを見せるようにした）
・最近まで親が指を指して「○○だね」と教えていなかった（最近は指をさして教えてます）
・旦那がほとんど育児に参加せず、遊ぶこともなく、こどもが話しかけても目も合わせず携帯ばかり触ってこどもの相手をしない（これは未だに変わってくれません…）
運動面が遅かった子は言葉が早い、女の子は言葉が早い等よく聞きますがうちの子はこんな感じです。
療育を考えていたのですがかかりつけの先生からは様子見と言われてしまい、本当にこのままでいいのかと思っております。
言葉の発達の遅れ、焦らず、子どものペースを尊重しましょう
1歳7ヶ月の娘さんの言葉の発達についてのご相談、ありがとうございます。言葉の発達がゆっくりだと、どうしても不安になるものですよね。しかし、お子さんの発達には個人差があり、焦らず、お子さんのペースを尊重することが大切です。まずは、現状を正しく理解し、親としてできることを一つずつ実践していくことが重要です。
言葉の発達における一般的な目安
言葉の発達には個人差がありますが、一般的に、1歳半頃には単語が出始め、2歳頃には二語文を話し始めることが多いです。しかし、これはあくまで目安であり、この時期に言葉が出なくても、すぐに問題があるとは限りません。大切なのは、お子さんの成長を温かく見守り、適切なサポートをしてあげることです。
発達の遅れの原因を理解する
発達の遅れには、様々な原因が考えられます。
- 個体差: 成長のスピードは子どもによって異なり、言葉の発達もその一つです。
- 環境要因: 親とのコミュニケーションの頻度、周囲の言葉のシャワー、遊びの経験などが影響します。
- 健康状態: 聴力に問題がある場合や、発達障害の可能性も考慮する必要があります。
今回のケースでは、運動面の遅れがあったこと、親御さんが言葉がけを意識し始めたのが最近であること、そしてご主人の育児参加が少ないことなどが、言葉の発達に影響を与えている可能性があります。
親御さんができること
言葉の発達を促すために、親御さんができることはたくさんあります。
- 積極的に話しかける: 赤ちゃん言葉ではなく、正しい言葉で話しかけましょう。絵本の読み聞かせや、日常会話の中で、言葉をたくさん聞かせてあげることが大切です。
- 指差しを促す: 指差しは、言葉の発達の重要なステップです。「これは何？」と尋ねたり、絵本を見ながら「犬だね」などと教えてあげましょう。
- 子どもの発する言葉に反応する: 子どもが何かを言おうとしたら、しっかりと耳を傾け、反応してあげましょう。言葉を理解し、共感することで、子どもはもっと話したいという意欲を持つようになります。
- 遊びを通して学ぶ: 遊びは、言葉の発達を促す絶好の機会です。一緒に絵本を読んだり、積み木をしたり、外で遊んだりすることで、言葉を覚え、コミュニケーション能力を育むことができます。
- 生活習慣を見直す: テレビや動画の視聴時間を減らし、親子の触れ合いの時間を増やしましょう。
- 父親の育児参加を促す: 父親が積極的に育児に参加することで、子どもの発達をより豊かにすることができます。
専門家への相談
かかりつけの先生からは「2歳までは様子を見て」と言われているとのことですが、不安な場合は、積極的に専門家に相談することも大切です。児童発達支援センターや、言語聴覚士などに相談し、専門的なアドバイスを受けることで、より適切なサポートを受けることができます。専門家は、子どもの発達段階に合わせた具体的なアドバイスをしてくれます。
療育について
療育は、発達に遅れのある子どもたちをサポートするための施設です。療育に通うことで、専門的な指導を受け、子どもの発達を促すことができます。かかりつけの先生と相談し、必要に応じて療育を検討することも良いでしょう。
見守りのポイント
言葉の発達を促すためには、日々の見守りも重要です。
- 子どもの興味関心に寄り添う: 子どもが興味を持っているものに焦点を当て、一緒に遊び、言葉をかけてあげましょう。
- できたことを褒める: 少しでも言葉が出たら、たくさん褒めてあげましょう。褒めることで、子どもは自信を持ち、もっと話したいという意欲を持つようになります。
- 焦らない: 言葉の発達には時間がかかることもあります。焦らず、子どものペースに合わせて、温かく見守りましょう。
- 記録をつける: 日々の成長を記録することで、子どもの発達を客観的に把握することができます。
成功事例
言葉の発達が遅かったお子さんが、親御さんの適切なサポートと、本人の努力によって、言葉を話せるようになった事例はたくさんあります。例えば、
- Aさんの場合: 2歳になっても言葉がほとんど出なかったAちゃんは、毎日絵本の読み聞かせをすることで、徐々に言葉を覚え、3歳になる頃には、自分の気持ちを言葉で表現できるようになりました。
- Bさんの場合: 療育に通い始めたBくんは、専門家の指導のもと、遊びを通して言葉を学びました。親御さんも積極的にコミュニケーションを取り、Bくんは自信を持って話せるようになりました。
これらの事例から、親御さんのサポートと、子どもの努力、そして専門家のサポートが、言葉の発達を促す上で非常に重要であることがわかります。
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まとめ
1歳7ヶ月の娘さんの言葉の発達について、ご相談ありがとうございました。言葉の発達は個人差が大きく、焦らず、お子さんのペースを尊重することが大切です。親御さんができることはたくさんありますので、積極的に話しかけ、遊びを通して言葉を教え、専門家にも相談しながら、お子さんの成長をサポートしていきましょう。そして、何よりも大切なのは、お子さんとのコミュニケーションを楽しみ、愛情を注ぐことです。きっと、お子さんはあなたの愛情に応え、成長していくことでしょう。
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