発達障害の可能性を指摘すべき？2歳児の言葉の遅れと、親しい友人への伝え方

この記事では、2歳3ヶ月のお子さんの発達について心配されているお友達への対応について、キャリア支援の専門家である私が、具体的なアドバイスをさせていただきます。

友達の子供についてです。悩んでいます。

2歳３ヶ月、男の子。

・耳は聞こえている・笑ったり、泣いたりもする・バイバイは通常・目も合わせられる

・宇宙語のみで1単語も話せない・クレーン現象あり・指差しなし・家の中でテーブルの周りをずっと走る（物を食べながらでも）・階段や段差が大好き・道の端っこが大好き・落ち葉を踏むのが大好き（多分かさかさいうから？）・スプーンが使えないので全て手づかみで食事（右手に持たせてみても左手で手づかみなど）・名前に反応がない（耳は聞こえているけど、名前を名前として認識していないように思う）・水をこぼしてその上で車を走らせたり、手でぱちゃぱちゃ、公園で水道から流れる水を指で左右に遮ってする遊びなど、とにかくお水が大好き・お年寄りや男の人への人見知りがすごい・反対に子供は大好きですごく近寄りたがるし笑顔、目で追う

何が言いたいかというと、発達障害なのでは？と思っています。

友達は私以外にほとんど友達もおらず、専業主婦で病院以外でアドバイスや指摘を受ける環境がありません。

表情がないなど見るからに障害といった感じには全く見えません。

私もその子供が1歳半の時は何も感じず、それから半年会っておらず、2歳になったタイミングで会う機会があり、そこで初めて、あれ？他の友達の子供に半年ぶりに会うと、驚くほど成長してるけど、なんだか1歳半の時と一緒だなぁ〜と思い始めたのが発達障害では？と思ったきっかけです。

病院からもいわゆる療育？的なところを勧められたようで予約していたのに、めんどくさいからとキャンセルしてしまったようで。。

私自身は独身で子供もいません。

育児関係の仕事ではありませんし、なんの教育のプロでもありません。

ただSNSで日々流れてくる他の友達の子供たちの成長を見てると正直違和感はあるのです。うまくいえませんが、他の子は赤ちゃんから段々と子供らしくなっているように見えます。が、その心配している子はずっと赤ちゃんだなぁという印象です。母親にあたる友達が良くも悪くもスーパーポジティブな人なので言葉の遅れなども、男の子は遅いって言うしね、喋り出したらむしろこういうタイプっておしゃべりらしいよ〜てな感じで全く気にしてない様なのです。他人の子供だし、ましては子育て経験のない私が一体どの位強めに言うべきか（キャンセルしたと言っている療育的なところに行けということ）悩んでいます。もちろんこの文章の中だけでは分からないでしょうし、こういう診断は3歳過ぎてからじゃないとつかないのもネット検索で知ったのですか、実際今現在の2歳３ヶ月で1単語も出てないのはどの位ヤバイ？！のでしょうか？元々私自身はとても心配性で神経質なので、それを人にまで押しつける気はないので、実際にこの状態は私の気のし過ぎなのか、療育に行く様に促すべきなのか、ぜひアドバイス頂ければ嬉しいです(>_<)

指摘する環境が今は私しかないのだと思うと変な責任を感じでいる次第です。。

あとはこんな症状や行動をしていたら療育をすすめるべき！もしくはこんなことをしていれば喋れてなくても全然問題ないよ〜♪とかなんでも教えて下さるととても嬉しいです！

一応子供を持つ他の友達に３人ほど相談してみたのですが、みんなただ母親なだけで、もちろん教育？医療？の知識があるわけではないので、そっかーどうなんだろうね？という感じでしか周りも答えてはくれず（そりゃそうですよね(>_<)）なのでこちらで質問させて頂きました！

ご友人の2歳3ヶ月のお子さんの発達について、ご心配な気持ち、大変よく分かります。子育て経験がない中で、周りに相談できる人も少なく、一人で悩みを抱え込んでいる状況は、とても心細いことと思います。この記事では、あなたの抱える疑問に寄り添い、具体的なアドバイスを提供します。専門的な知識に基づき、客観的な視点から、今できること、そしてどのようにご友人に伝えたら良いのかを一緒に考えていきましょう。

1. 2歳3ヶ月、言葉の遅れはどの程度心配すべき？

2歳3ヶ月で単語が出ないという状況は、確かに気になる点です。しかし、一概に「ヤバイ」と断言することはできません。発達には個人差があり、言葉の発達にも違いが見られます。まずは、一般的な発達の目安と、個別の状況を比較検討することが重要です。

1.1. 一般的な発達の目安

2歳3ヶ月頃の子供の発達には、以下のような目安があります。

言葉の発達: 2語文が出始める、簡単な指示が理解できる、身近な物の名前を言える。
運動能力: 走る、ジャンプする、階段を上る。
社会性: 模倣遊びをする、簡単なルールを理解する。

もちろん、これはあくまで目安であり、全ての子どもが同じように発達するわけではありません。しかし、これらの目安から大きく遅れが見られる場合は、専門家への相談を検討する一つの指標となります。

1.2. 個別の状況を考慮する

ご相談内容から、お子さんの気になる点として、以下の点が挙げられます。

単語が出ない
クレーン現象
指差しがない
特定のものへの強いこだわり（水遊び、物の周りを回るなど）
名前への反応が薄い

これらの行動は、発達の遅れや特性を疑う要素となり得ます。しかし、これらの行動だけですぐに発達障害と判断できるわけではありません。専門家による詳細な評価が必要です。

2. 療育を勧めるべき？どのように伝える？

ご友人に療育を勧めるかどうかは、非常にデリケートな問題です。しかし、お子さんの発達を考えると、早めに専門家の意見を聞くことは、将来的な可能性を広げるために重要です。ここでは、どのようにご友人に伝えるか、具体的なステップを説明します。

2.1. 療育のメリットを理解する

療育とは、発達に遅れや偏りが見られる子どもに対して、専門家が個別の発達を促すための支援を行うことです。療育には、以下のようなメリットがあります。

早期発見・早期療育: 発達の遅れを早期に発見し、適切な支援を受けることで、その後の発達を大きく促すことができます。
専門的なサポート: 専門家による指導やアドバイスを受けることで、子育ての悩みを軽減し、より効果的な関わり方を学ぶことができます。
子どもの成長をサポート: 個別指導や集団活動を通して、子どもの社会性やコミュニケーション能力を育むことができます。

2.2. ご友人に伝える際のステップ

ご友人に療育を勧める際は、以下のステップで進めると、よりスムーズに話が進む可能性があります。

まずは共感を示す: 「〇〇ちゃん（お子さんの名前）のこと、いつも心配しているよ。最近、気になることがあるんだよね。」と、あなたの気持ちを率直に伝えます。
客観的な事実を伝える: 「〇〇ちゃんは、まだ単語を話さないみたいだけど、他の子はどうかな？」「〇〇ちゃんが特定の遊びに夢中になっているのは、もしかしたら…」など、客観的な事実を伝えます。感情的にならず、冷静に話すことが大切です。
専門家の意見を聞くことを提案する: 「もしよかったら、一度専門家の方に相談してみない？相談するだけでも、何かヒントが得られるかもしれないし、〇〇ちゃんにとって良い方向に向かうかもしれないよ。」と、相談を勧める形で提案します。
療育のハードルを下げる: 「療育って、特別なことじゃなくて、〇〇ちゃんの成長をサポートするための色々な方法があるんだって。気軽に相談できる場所もあるみたいだよ。」など、療育に対するハードルを下げるような言葉を添えます。
寄り添う姿勢を示す: 「もし、何か困ったことがあったら、いつでも話してね。私も一緒に考えたいし、できることは協力するよ。」と、ご友人の気持ちに寄り添う姿勢を示します。

2.3. 伝える際の注意点

ご友人に伝える際には、以下の点に注意しましょう。

決めつけない: 診断は専門家が行うものであり、あなたが決めつけることは避けてください。あくまでも、心配している気持ちを伝えるようにしましょう。
押し付けない: 療育を受けるかどうかは、ご友人の判断です。あなたの意見を押し付けるのではなく、あくまでも提案として伝えましょう。
プライバシーに配慮する: 他の人に相談する際は、ご友人の許可を得てからにしましょう。
情報提供: 療育に関する情報を集め、ご友人に提供すると、より理解を深めることができます。

3. 療育以外にできること

療育に通うかどうかに関わらず、ご友人がご自宅でできることもたくさんあります。以下に、具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。

3.1. 言葉の発達を促す遊び

言葉の発達を促すためには、遊びを通して楽しく言葉を学ぶことが重要です。以下に、具体的な遊びの例をいくつかご紹介します。

絵本の読み聞かせ: 絵本を見ながら、登場人物の名前や物の名前を繰り返し教えましょう。指差しを促し、言葉と絵を結びつけることが大切です。
歌を歌う: 童謡や手遊び歌を歌いながら、言葉のリズムや音の高低を体験させましょう。
ごっこ遊び: おままごとやお店屋さんごっこなど、言葉を使った遊びを取り入れましょう。
日常会話: 普段の会話の中で、物の名前を具体的に伝えたり、質問をしたりすることで、言葉への関心を高めましょう。

3.2. コミュニケーションを促す工夫

言葉だけでなく、コミュニケーション能力を育むことも大切です。以下に、コミュニケーションを促す工夫をいくつかご紹介します。

アイコンタクト: 積極的に目を合わせ、笑顔で話しかけることで、安心感を与え、コミュニケーションへの意欲を高めます。
ジェスチャー: 言葉だけでなく、ジェスチャーや表情を使って、伝えたいことを表現しましょう。
模倣: 子どもの行動を真似したり、子どもの言葉を繰り返したりすることで、共感を促し、コミュニケーションを深めます。
子どもの気持ちを理解する: 子どもの気持ちを言葉で表現してあげたり、「〇〇したいんだね」と共感することで、自己肯定感を高めます。

3.3. 環境を整える

子どもの発達を促すためには、環境を整えることも重要です。以下に、環境を整えるためのポイントをいくつかご紹介します。

安全な環境: 子どもが安心して遊べるように、安全な環境を整えましょう。
刺激的な環境: 様々な玩具や素材を用意し、子どもの好奇心を刺激しましょう。
規則正しい生活: 睡眠、食事、遊びの時間を規則正しくすることで、心身の発達を促します。
親子の時間: 積極的に子どもと向き合い、スキンシップやコミュニケーションを大切にしましょう。

4. 専門家への相談

お子さんの発達について心配な場合は、専門家への相談を検討しましょう。専門家は、子どもの発達を評価し、適切なアドバイスや支援を提供してくれます。以下に、相談できる専門家の例をいくつかご紹介します。

医師: かかりつけの小児科医や、発達外来の専門医に相談することができます。
保健師: 保健センターや保健所には、子育てに関する相談ができる保健師がいます。
保育士: 保育園や幼稚園の保育士は、子どもの発達に関する専門知識を持っています。
言語聴覚士: 言葉の発達に関する専門家であり、言葉の遅れやコミュニケーションの問題について相談できます。
臨床心理士: 子どもの心理的な問題や発達に関する相談に乗ってくれます。

専門家への相談は、子どもの発達に関する正しい情報を得て、適切な支援を受けるための第一歩となります。一人で悩まず、積極的に相談してみましょう。

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5. まとめ

今回は、2歳3ヶ月のお子さんの発達について心配されているご友人への対応について、具体的なアドバイスをさせていただきました。言葉の遅れや行動の気になる点から、発達障害の可能性を疑うことは自然なことです。しかし、焦らず、冷静に状況を把握し、専門家への相談を検討することが重要です。

ご友人に療育を勧める際は、あなたの気持ちを伝えつつ、客観的な事実を伝え、専門家への相談を提案しましょう。そして、療育以外の方法として、言葉の発達を促す遊びやコミュニケーションを促す工夫、環境を整えることも大切です。

子育ては、悩みや不安がつきものです。一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けたりしながら、お子さんの成長を温かく見守りましょう。あなたの優しさが、ご友人の支えになるはずです。

この記事が、あなたの悩みを少しでも解決し、ご友人の力になれることを願っています。

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