「母性が消えた」と感じるあなたへ：育児の悩みを乗り越え、仕事との両立を目指すための具体的なアドバイス

この記事では、育児と仕事の両立に悩み、母性の喪失感や一時保育への不満を抱えるあなたに向けて、具体的な解決策と心のケアについて掘り下げていきます。あなたの抱える問題が、決してあなただけの悩みではないこと、そして必ず解決の糸口があることをお伝えします。

もうすぐ2歳になる子供が、頭をわざとぶつけるような子で、心労が耐えません。屋内の壁ならまだマシなんですが、屋外のコンクリート(地面)にぶつけること数回。今週は3回やりました。1回は血が出て病院へ行きました。イヤイヤ期なので、お店の入口などで座り込んで、泣き叫んで後頭部を打ち付ける。しゃがんでからおデコを打ち付ける。

今日もぶつけたから心配で眠れない…なんてことをやっていたら、精神的にも肉体的にも疲労困憊です。

最近、奇妙な笑い方をし始めました。泣いてるのか笑ってるのかわからない感じです。ベロを出して咳をするように、エヘンエヘエヘ！と笑います。何も面白いことなどないのに、わざと声を出して笑っているように見えます。笑い声を出しているのですが、顔は笑っていないことも多くあります。

私は現在、それを「気持ち悪い」と思っているんです。「奇妙」「不気味」だと。

何言ってんの、母親のくせに！そう言われてしまいそうですが、周りの子を見ても、うちの子ほど育てにくいようには見えないのです。例えば、私が母親失格だとして、それでもいいです。疲れました…。

もう私には母性はないのでしょうか。思えば、母乳ではなくミルクで育てて来ました。カロリーの高いミルクで太らせた方が健康に育つ、という病院の方針でした。「母乳をあげることによって母性が産まれる」と何かで聞いたことがあります。ミルクで育ててしまったから母性がないのではないか、と、それのせいにしたい私がいます。

保育士さんに軽く相談したところ「一時保育に預けてリフレッシュしなよ！」と言われたので、一時保育について聞いて来ました。凄くフランクに言ってくれたので、いざ内容を知った時、目玉が飛び出るかと思いました。

①まず、死ぬほどの書類を書かなくてはいけない。

②それを持って面接をしなければいけない。面接をしてから「5日後」から預けることは可能。

③死ぬほどの荷物を持参しなくてはいけない。頑張ってまとめてみたら、めちゃくちゃ大きいボストンバッグと布団一式で、子供の手も握れない。

④予約システムが１番腹が立ちました。毎月1日に保育園の長蛇の列に並び、「翌月」の予約を取ります。数えてみたら、30人いました。1日当たりの保育数は5名。「クジ引き」で優先順位が決められます。かなり早くに並んだのに、優先順位が最後の方になってしまい、預けることが出来ませんでした。全日満員になってしまったそうです。無駄足です。

キャンセルについてあちらから連絡を頂けることはなく、個人で保育園に「今日は空いてますか？」と確認しなければいけません。そして、例えば朝イチで私と別の誰かが電話したとして、どちらにも「空いてます」と言うそうです。だけど先についた人が勝ち。後からついた方はトンボ帰りです。

こんなことってありますか？これがどこの市区町村も当たり前なんでしょうか。

私は車の免許を持っていないので、両手に大荷物抱えて子供を自転車で送り迎えすることは物理的に不可能です。バスで行くことになると思いますが…挙句の果てにトンボ帰りじゃ、どうしようもありません。

誰にも頼れない。味方だと思っていた市の一時保育は、私には虐めに近いものだと感じました。

かと言って、認可外託児に預けるほど、うちは裕福ではありません。認可外託児は1時間1000円です。休息目的で預けるのに、金額を指折り数えてしまい、とてもじゃないけど休息など出来ません。

育てにくい子、疲れた愛情、頼れる場所がない。

私はこれからどうすればいいんでしょうか？私が頭を打ち付けてしまいたいです。いっそ入院して、その病院の育児施設で面倒を見てもらいたいです。

子供のことは、愛しているか愛していないかで問われれば、もちろん愛しています。崖から落ちそうで、私か子供の命どちらかになれば、私は子供を助けてくれと言うのは間違いありません。なのに、なんでこんなことになるんでしょうか？

旦那はいます。でも激務で、ほぼ眠る時間がない仕事をしています。たまの休みは寝かせてあげたいです。母親も姑も仕事をしています。姑に関しては、孫に興味がないようです。うちの母親は還暦を超えているし、持病とあるのであまり頼って負担をかけたくありません。言い方はなんですが、子供を預けている最中に倒れて、子供が放置…とかも考えると怖くて。

なんだか愚痴みたいになってしまいましたが、私はどうしたらいいのか…どうか、ご助言お願いします。

1. あなたの心の状態を理解する

まず、あなたの今の心の状態を理解することが重要です。育児に対する不安、母性への疑問、そして一時保育への不満。これらは決して珍しい感情ではありません。多くの母親が、育児の過程で同じような感情を経験します。

育児疲れと母性：

疲労困憊： 育児は体力的に非常に負担が大きく、睡眠不足や家事との両立で疲労が蓄積しやすくなります。
母性への不安： 子供への愛情はあっても、育児の負担や子供の行動にイライラしてしまうことで、「母性がなくなった」と感じることがあります。これは、あなたが愛情を持っていないという意味ではありません。
一時保育への不満： 制度の煩雑さや利用の難しさから、一時保育がストレスの原因になっていることもあります。

あなたが今感じていることは、決して異常なことではありません。まずは、自分を責めるのではなく、「疲れているんだな」「大変なんだな」と認めてあげてください。

2. 育児の負担を軽減するための具体的な方法

育児の負担を軽減するためには、具体的な行動を起こすことが重要です。ここでは、いくつかの方法を提案します。

2.1 家族との連携：

夫との協力： 夫と家事や育児の分担について話し合いましょう。激務であっても、できる範囲で協力してもらうことが大切です。週末だけでも、子供の世話を頼むなど、具体的な役割分担を決めましょう。
親族への相談： 母親や姑に、できる範囲で協力を仰ぎましょう。子供を預けることが難しい場合でも、短時間だけ子供の面倒を見てもらう、食事の準備を手伝ってもらうなど、小さなことでも助けになるはずです。
地域のサポート： 地域の子育て支援サービスを利用しましょう。ファミリーサポートや、一時保育以外の預かりサービスなど、様々な選択肢があります。

2.2 育児の負担を軽減するサービス：

家事代行サービス： 掃除や洗濯、食事の準備など、家事代行サービスを利用することで、自分の時間を確保できます。
ベビーシッター： ベビーシッターに子供を預けることで、自分の休息時間を確保したり、用事を済ませたりすることができます。
オンラインサービス： オンラインで買い物や食事の宅配サービスを利用することで、外出の負担を減らすことができます。

2.3 育児に関する情報収集：

専門家への相談： 児童相談所や、子育て支援センター、専門家（臨床心理士など）に相談することで、具体的なアドバイスやサポートを得ることができます。
育児書や情報サイト： 育児に関する情報を積極的に収集し、自分の状況に合った情報を参考にしましょう。
他の母親との交流： 同じように育児をしている母親と交流することで、悩みを共有し、共感し合うことができます。

3. 精神的なケアと心の健康

育児は精神的な負担も大きいため、心のケアも非常に重要です。

3.1 休息時間の確保：

短時間の休息： 昼寝や、子供が寝ている間に少しの時間でも休息をとるようにしましょう。
趣味の時間： 自分の好きなこと（読書、音楽、映画鑑賞など）をする時間を意識的に作りましょう。
外出： 定期的に外出して気分転換をしましょう。

3.2 ストレス解消法：

リラックスできる時間： 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりして、リラックスできる時間を作りましょう。
軽い運動： ウォーキングやヨガなど、軽い運動を取り入れることで、心身ともにリフレッシュできます。
悩みを聞いてもらう： 信頼できる人に悩みを話すことで、気持ちが楽になることがあります。

3.3 専門家への相談：

カウンセリング： 専門家（カウンセラーや臨床心理士）に相談することで、自分の感情を整理し、心の負担を軽減することができます。
精神科医： 精神的に辛い場合は、精神科医に相談し、必要に応じて治療を受けることも検討しましょう。

4. 一時保育に関する代替案と情報収集

一時保育の利用が難しい場合でも、諦めずに他の選択肢を探しましょう。

4.1 認可外保育施設の検討：

情報収集： 地域の認可外保育施設について、情報を集めましょう。料金、保育内容、送迎方法などを比較検討し、自分の状況に合った施設を探しましょう。
見学： 複数の施設を見学し、施設の雰囲気や保育士の対応などを確認しましょう。
助成制度の確認： 認可外保育施設を利用する際の助成制度について、自治体に確認しましょう。

4.2 ファミリー・サポート・センターの利用：

登録： ファミリー・サポート・センターに登録し、子育ての援助を受けられる会員を探しましょう。
利用料金： 利用料金や利用時間などを確認し、自分のニーズに合ったサポートを受けましょう。

4.3 地域の育児サークルへの参加：

情報収集： 地域の育児サークルについて、情報を集めましょう。
交流： 他の母親と交流し、育児に関する情報を交換したり、悩みを共有したりしましょう。

5. 子供の行動への対応

子供の行動に困惑し、イライラしてしまうことはよくあります。しかし、子供の行動には、何らかの原因があることが多いです。ここでは、子供の行動への対応について、いくつかのヒントを紹介します。

5.1 子供の行動を理解する：

原因の探求： 子供の行動の原因を探求しましょう。例えば、頭をぶつける行動は、自己主張やストレス、または単なる好奇心からくることもあります。
発達段階の理解： 子供の発達段階を理解し、年齢に応じた行動であることを認識しましょう。

5.2 具体的な対応：

安全対策： 頭をぶつける行動に対しては、安全な環境を整えましょう。クッション材を設置したり、危険な場所から子供を遠ざけたりすることが大切です。
気持ちを受け止める： 子供の気持ちを受け止め、共感する姿勢を示しましょう。「辛かったね」「悲しかったね」など、言葉で気持ちを伝えてあげましょう。
代替行動の提案： 望ましくない行動を別の行動に置き換えるように促しましょう。例えば、頭をぶつける代わりに、クッションを叩くなど。
専門家への相談： 子供の行動について悩む場合は、専門家（小児科医、臨床心理士など）に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

6. ミルク育児と母性について

ミルクで育てたから母性がない、ということは決してありません。母性は、母乳育児だけで育まれるものではありません。子供への愛情、育児への関心、そして子供との触れ合いを通して育まれます。

6.1 ミルク育児のメリット：

時間の自由： ミルク育児は、時間や場所にとらわれず、育児を行うことができます。
負担軽減： 母親の体調や状況に合わせて、育児の負担を軽減することができます。
夫や家族との協力： 夫や家族がミルクをあげることで、育児に参加しやすくなります。

6.2 母性を育むために：

子供との触れ合い： 抱っこしたり、話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、子供との絆を深めましょう。
愛情表現： 子供に愛情を伝えましょう。言葉で「大好きだよ」と伝えたり、スキンシップをしたりすることが大切です。
自分の心のケア： 母親自身が心身ともに健康であることが、母性を育む上で重要です。

7. 仕事との両立とキャリアについて

育児と仕事の両立は、多くの母親にとって大きな課題です。しかし、適切なサポートと工夫によって、両立は可能です。ここでは、仕事との両立とキャリアについて、いくつかのヒントを紹介します。

7.1 育児と仕事の両立支援制度の活用：

育児休業： 育児休業を取得し、子供との時間を確保しましょう。
時短勤務： 時短勤務制度を利用し、仕事と育児の両立を図りましょう。
テレワーク： テレワーク制度を利用し、自宅で仕事をすることで、育児と仕事の両立をしやすい環境を作りましょう。
企業のサポート： 企業によっては、託児所の設置や、ベビーシッター費用の補助など、様々なサポートを提供しています。

7.2 キャリアプランの検討：

キャリアの棚卸し： 自分のキャリアを振り返り、今後のキャリアプランを考えましょう。
スキルアップ： スキルアップのための研修やセミナーに参加し、キャリアアップを目指しましょう。
転職： 育児と両立しやすい職場への転職を検討することもできます。

7.3 柔軟な働き方：

フリーランス： フリーランスとして働くことで、自分のペースで仕事を進めることができます。
副業： 副業をすることで、収入を増やしたり、新しいスキルを身につけたりすることができます。

育児と仕事の両立は、大変なことも多いですが、あなたの努力と工夫次第で、充実した毎日を送ることができます。焦らず、自分に合った方法を見つけていきましょう。

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8. まとめ：あなた自身の心の声に耳を傾けて

育児は、喜びと同時に、多くの困難を伴うものです。今回の相談者の方のように、母性の喪失感、育児疲れ、一時保育への不満など、様々な悩みを抱えるのは、決してあなただけではありません。この記事では、あなたの心の状態を理解し、育児の負担を軽減するための具体的な方法、精神的なケア、そして仕事との両立について、様々なアドバイスを提供しました。

大切なのは、あなた自身の心の声に耳を傾けることです。「疲れている」「辛い」と感じたら、無理をせず、休息を取りましょう。そして、誰かに頼ったり、相談したりすることも大切です。あなたの周りには、必ずあなたを支えてくれる人がいます。一人で抱え込まず、積極的に助けを求めましょう。

育児は、長い道のりです。焦らず、一歩ずつ、あなたらしい育児を楽しみましょう。そして、あなた自身を大切にしてください。あなたの笑顔が、子供にとって何よりも大切な宝物です。

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