将来が見えない…専門学校生の私が「やりたいこと」を見つけるためのロードマップ

この記事では、将来への不安を抱える専門学校生の方に向けて、キャリア選択のヒントと具体的な行動プランを提示します。あなたの抱える悩み、焦り、そして「死んでしまいたい」とまで考えてしまうほどの苦しみ。そのすべてを理解した上で、一歩ずつ前に進むための道筋を示します。

二十歳の専門学生です。語学系の専門に通っています。わたしはある国に興味がありその言語をもっと学びたいと言う理由でその専門に入ったのですが、親は専門卒業後学士を取らないと専門に行くことを認めないと言うので、わたしは仕方なく卒業後向こうの大学に編入すると言う約束で今の専門に入りました。専門に通い始めて1年の夏に大学に短期留学をしました。そして1学期が終わった頃、こんな専門で学ばなくても語学の勉強はできるんじゃないかと思いました。中高で学ぶ英語みたいです。二学期から学校は留学か就職の準備が始まりましたが、短期留学の後、なんか違うなと思い就職する方向でいました。学校側が勧める企業はどれも有名企業ばかりです。気になる企業の説明会に行きましたがどれもいまいちピンときませんでした。わたしは高校時代保育士になりたかったのですが、語学をもっと学びたいという理由でこの専門にきました。やはり保育士になろうかと考えましたが学校側は有名企業しか勧めず、クラスの子たちもその企業に就職する方向で準備を進めているのでわたしだけ保育士になりたいとは言えませんでした。そして2年生になり、クラス内で自分は将来どうしていくか一人一人前に出て話すという時間があり、わたし以外みんな春休みに留学準備や就活をしていたので、わたし一人だけ就職も留学もしませんなんて言えないどうしようと思いましたが、何もしてないのに嘘はつけないので、就職するつもりはないと言いました。それからもこのような発表の時間があり、保育士になることを考えていると言ったのですが、やはり学校側は就職を勧めてきます。親は大学に行け、就職しろと言うことがコロコロ変わります。わたし自身大学に行ってまで学びたいことがないし、また今のように悩むんじゃないかと思っています。就職は自分がやりたい仕事が分かりません。そもそもわたしはバイト経験が今まで一度もないです。温室育ちの馬鹿です。1年の2学期の時点で、わたしは親に学校を辞めたいと言ったのですが、当たり前に怒られました。2年生になってからわたしはだんだん不登校になってしまいました。2学期が始まりましたが、また不登校になってしまいそうです。高い学費を払ってくれている親には申し訳ないのですが、もう親の期待にも誰の期待にも応えられそうにないです。あるとき親にもうお前には期待してないから好きにしろと言われたのですが、なんやかんやで大学行け就職しろと言ってきます。今まで将来の夢はいくつかありましたが、全部親にお前には無理だと言われ続けてきたのでもう何もやりたいことが見つからないです。それでもう語学を学ぶ気も失せてしまったと言うか…。保育士になろうか考えていたのですが、お盆の親戚の集まりで小さい子供がお坊さんがお経を唱えている中騒いでるのを見て、嫌悪感を抱いてしまい、わたしは本当にこどもが好きなんだろうかと思い始めてしまいました。そのことを親に伝えたらだからお前には無理だと言われました。親の期待にも応えられないし、やりたいことも見つからないし、もう自分の将来が見えなくて、死んだほうがいいんじゃないかと毎日考えてしまいます。夏休みが終わりに近づくに連れて、頭痛と腹痛がおさまりません。学校に行きたくないからこうなんだと思います。学校での人間関係もゴタゴタで、先生にも就職就職と言われ、もう語学を学ぶことへの意欲もなくなってしまいました。学校辞めたいです。弱いですよね。みんな辛くても一生懸命生きているのに、わたしは何も頑張れないです。もう死んだほうがいいのかな。生きてても何もないしもう何のために生きているか分からないです。

1. 現状の整理：あなたの抱える問題と、それに対する誤解

まず、あなたの置かれている状況を整理しましょう。あなたは、語学系の専門学校に通いながら、将来への大きな不安を抱えています。親からの期待、学校からの圧力、そして「やりたいこと」が見つからないこと。これらの要素が複雑に絡み合い、あなたを苦しめているようです。

特に重要なのは、以下の3点です。

親からのプレッシャー：大学進学や就職を求める親の期待に応えられないことへの罪悪感。
将来への不安：「やりたいこと」が見つからないこと、そして、そのために何をすれば良いのか分からないこと。
自己肯定感の低下：「自分はダメだ」という思い込み、そして、周囲との比較による劣等感。

しかし、あなたは決して「弱い」わけではありません。むしろ、自分の気持ちに正直であろうとし、現状を変えたいと強く願っているからこそ、悩んでいるのです。多くの人が、自分の本心と向き合うことを避けて、現状維持を選びがちです。あなたは、その一歩を踏み出そうとしているのです。

2. 自己分析：本当に「やりたいこと」を見つけるために

「やりたいこと」を見つけるためには、まず自分自身を知る必要があります。自己分析は、あなたの強み、興味、価値観を理解するための第一歩です。ここでは、具体的な方法をいくつか紹介します。

2-1. 興味のあることを洗い出す

まずは、あなたが「少しでも興味がある」と感じることを、どんな些細なことでも構わないので、リストアップしてみましょう。例えば、

旅行
映画鑑賞
音楽
ファッション
食べること
ゲーム
語学
プログラミング
デザイン
動物
環境問題
ボランティア

など、思いつく限り書き出してみましょう。このリストは、あなたの興味関心の「種」を見つけるための手がかりとなります。

2-2. 過去の経験を振り返る

次に、過去の経験を振り返り、印象に残った出来事や、楽しかったこと、熱中したことを思い出してみましょう。例えば、

子どもの頃、どんな遊びが好きだったか
学生時代、どんな科目が得意だったか
これまでの人生で、どんな時に喜びを感じたか
どんな人たちといると居心地が良かったか

過去の経験は、あなたの価値観や、本当に大切にしたいものを見つけるためのヒントになります。

2-3. 強みと弱みを分析する

自分の強みと弱みを客観的に分析することも重要です。自分の得意なこと、不得意なことを把握することで、将来のキャリアプランを立てやすくなります。

強みを見つけるためには、

人から褒められること
努力しなくてもできること
他の人よりも優れていること

などを考えてみましょう。

弱みを見つけるためには、

苦手なこと
避けてしまうこと
努力してもなかなか上達しないこと

などを考えてみましょう。弱みは、必ずしも悪いものではありません。自分の弱みを理解することで、それを補うための対策を立てたり、得意なことを活かせる仕事を選んだりすることができます。

2-4. 価値観を明確にする

あなたの価値観は、あなたが仕事を選ぶ上で非常に重要な要素となります。どんな働き方をしたいのか、どんなライフスタイルを送りたいのかを考える上で、価値観は羅針盤の役割を果たします。

例えば、

自由な働き方
安定した収入
社会貢献
自己成長
チームワーク
個人の裁量
ワークライフバランス

など、あなたが大切にしたい価値観を明確にすることで、あなたに合った仕事が見えてくるはずです。

3. キャリアプランの検討：多様な選択肢を知る

自己分析を通して、あなたの興味や価値観、強みが見えてきたら、次は具体的なキャリアプランを検討しましょう。ここでは、あなたの状況に合わせて、いくつかの選択肢を提案します。

3-1. 保育士への道：再検討と準備

高校時代に保育士を目指していたというあなたの思いを、もう一度見つめ直してみましょう。今回の親戚の集まりでの経験から、保育士への興味が薄れてしまったと感じているかもしれません。しかし、それは一時的な感情かもしれませんし、保育士という仕事のほんの一部しか見ていないのかもしれません。保育士の仕事には、様々な側面があります。

子どもの成長を間近で見守れる喜び：子どもの笑顔や成長に触れることで、大きなやりがいを感じることができます。
コミュニケーション能力の向上：子どもだけでなく、保護者や同僚とのコミュニケーションも重要です。
多様な働き方：正社員、パート、派遣など、様々な働き方があります。

もし、保育士への興味がまだ残っているなら、以下の準備を始めましょう。

情報収集：保育士の仕事内容、資格取得方法、キャリアパスなどを詳しく調べましょう。
インターンシップやボランティア：実際に保育の現場を体験し、仕事のリアルな側面を知りましょう。
資格取得：保育士資格を取得するための勉強を始めましょう。

3-2. 語学力を活かした仕事：可能性を探る

語学系の専門学校で学んでいるあなたの強みは、語学力です。語学力を活かせる仕事は、多岐にわたります。例えば、

翻訳・通訳：言語の壁を越えて、情報を伝える仕事です。
語学教師：語学の知識やスキルを教える仕事です。
国際系の仕事：海外との取引や、国際的なプロジェクトに関わる仕事です。
観光・ホテル業界：外国人観光客の対応や、海外のお客様向けのサービスを提供する仕事です。
IT業界：海外の技術情報を翻訳したり、海外のエンジニアとコミュニケーションを取ったりする仕事です。

これらの仕事に就くためには、

語学力の向上：TOEICやTOEFLなどの資格取得を目指しましょう。
専門知識の習得：興味のある分野の専門知識を深めましょう。
情報収集：それぞれの仕事内容や、必要なスキルについて詳しく調べましょう。
インターンシップやアルバイト：実際にその業界で働き、仕事のリアルな側面を知りましょう。

3-3. 専門学校を活かした就職：学校のサポートを活用する

学校側が有名企業への就職を勧めているとのことですが、それは必ずしも悪いことではありません。有名企業には、研修制度が充実していたり、キャリアアップの機会が多かったりするメリットがあります。もし、あなたが「就職」という選択肢を選ぶなら、学校のサポートを最大限に活用しましょう。

キャリアカウンセリング：学校のキャリアカウンセラーに相談し、あなたの強みや興味に合った企業を紹介してもらいましょう。
求人情報の確認：学校に届く求人情報をチェックし、あなたの希望に合う企業を探しましょう。
就職対策講座：面接対策や履歴書の書き方など、就職活動に必要なスキルを学びましょう。
OB・OG訪問：卒業生の話を聞き、企業の雰囲気や仕事内容について詳しく知りましょう。

3-4. 自由な働き方：フリーランス、副業、起業という選択肢

あなたの性格や価値観によっては、自由な働き方が向いているかもしれません。フリーランス、副業、起業という選択肢も視野に入れてみましょう。

フリーランス：自分のスキルを活かして、企業や個人から仕事を受注する働き方です。
副業：本業を持ちながら、別の仕事をする働き方です。
起業：自分でビジネスを立ち上げる働き方です。

これらの働き方には、

自由な働き方：自分のペースで仕事を進めることができます。
多様な働き方：場所や時間に縛られずに働くことができます。
自己成長：自分のスキルを磨き、キャリアアップすることができます。

といったメリットがあります。しかし、

収入が不安定：仕事の獲得や収入の管理を自分で行う必要があります。
自己管理能力が必要：時間管理や健康管理を自分で行う必要があります。

といったデメリットもあります。これらの働き方を選ぶ場合は、事前の準備と、自己管理能力が不可欠です。

4. 行動計画：具体的なステップを踏み出す

キャリアプランが決まったら、次は具体的な行動計画を立てましょう。目標を達成するためには、小さなステップを積み重ねることが重要です。

4-1. 目標設定：SMARTの法則を活用する

目標設定には、SMARTの法則を活用しましょう。

Specific（具体的）：何を、いつまでに、どのように達成したいのかを具体的にする。
Measurable（測定可能）：目標の達成度を測れるようにする。
Achievable（達成可能）：現実的に達成可能な目標を設定する。
Relevant（関連性）：あなたの興味や価値観と関連性のある目標を設定する。
Time-bound（期限付き）：いつまでに達成したいのか、期限を設定する。

例えば、「3ヶ月後までに、TOEICで〇〇点以上取得する」といった具体的な目標を設定しましょう。

4-2. スキルアップ：学び続ける姿勢

目標達成のためには、スキルアップが不可欠です。語学力、専門知識、コミュニケーション能力など、必要なスキルを磨きましょう。

語学学習：オンライン英会話、語学学校、自習など、自分に合った方法で語学力を向上させましょう。
専門知識の習得：専門書を読んだり、セミナーに参加したりして、知識を深めましょう。
資格取得：必要な資格を取得するための勉強を始めましょう。
情報収集：興味のある分野の情報を積極的に収集しましょう。

4-3. ネットワーキング：人とのつながりを大切に

人とのつながりは、あなたのキャリアを大きく左右します。積極的に人脈を広げ、情報交換や相談をしましょう。

イベント参加：業界のイベントやセミナーに参加し、人脈を広げましょう。
SNS活用：LinkedInなどのSNSを活用し、情報発信や情報収集を行いましょう。
相談：キャリアカウンセラーや、興味のある分野で活躍している人に相談しましょう。

4-4. 行動と振り返り：PDCAサイクルを回す

計画を立てたら、実際に行動し、その結果を振り返りましょう。PDCAサイクル（Plan-Do-Check-Act）を回すことで、目標達成の確度を高めることができます。

Plan（計画）：目標を設定し、具体的な行動計画を立てる。
Do（実行）：計画を実行する。
Check（評価）：行動の結果を評価し、改善点を見つける。
Act（改善）：改善点をもとに、計画を修正し、次の行動につなげる。

5. メンタルヘルス：心の健康を保つために

将来への不安や、学校での人間関係、親との関係など、様々な要因があなたの心を苦しめているかもしれません。心の健康を保つことも、キャリアを成功させる上で非常に重要です。

5-1. ストレス管理：自分なりの方法を見つける

ストレスを溜め込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

休息：十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
趣味：好きなことに没頭し、気分転換をしましょう。
運動：適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
瞑想：瞑想や深呼吸で、心を落ち着かせましょう。
相談：信頼できる人に悩みを聞いてもらいましょう。

5-2. 専門家への相談：一人で抱え込まない

もし、一人で抱えきれないほどの悩みがある場合は、専門家に相談しましょう。

カウンセリング：専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
精神科医：必要に応じて、精神科医の診察を受けましょう。
信頼できる人：家族、友人、先生など、信頼できる人に相談しましょう。

専門家への相談は、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の心の状態を客観的に見つめ、より良い方向へ進むための有効な手段です。

5-3. ポジティブ思考：自己肯定感を高める

自己肯定感を高めることも、心の健康を保つために重要です。自分の良いところを見つけ、自分を褒めてあげましょう。

日記：感謝の気持ちや、良かったことを記録する。
目標達成：小さな目標を達成し、自信をつける。
自分を褒める：自分の頑張りを認め、褒めてあげる。
ポジティブな言葉：ポジティブな言葉を使い、自己暗示をかける。

自己肯定感が高まると、困難な状況にも立ち向かう力が湧いてきます。

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6. 親との関係：コミュニケーションを改善する

親との関係がうまくいかないことも、あなたの悩みを深刻化させている要因の一つかもしれません。親とのコミュニケーションを改善することで、あなたの心の負担を軽減し、より前向きに将来に向き合うことができるようになります。

6-1. 自分の気持ちを伝える

まずは、あなたの気持ちを親に伝えることから始めましょう。具体的に、

あなたの悩み：何に悩んでいるのかを具体的に伝えましょう。
あなたの希望：将来、どんなことをしたいのかを伝えましょう。
あなたの感謝：これまでの親のサポートに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

伝える際には、感情的にならず、落ち着いて話すことが大切です。手紙やメールで伝えることも有効です。

6-2. 親の気持ちを理解する

親の気持ちを理解しようと努めることも重要です。親は、あなたの将来を真剣に考えているからこそ、大学進学や就職を勧めているのかもしれません。親の

過去の経験：親自身の経験から、あなたにアドバイスをしているのかもしれません。
将来への不安：あなたの将来を心配しているのかもしれません。
愛情：あなたを大切に思っているからこそ、あなたに良い未来を願っているのかもしれません。

これらのことを理解することで、親とのコミュニケーションが円滑になる可能性があります。

6-3. 妥協点を探る

親との意見が対立する場合は、妥協点を探ることも重要です。例えば、

大学進学：大学に進学するとしても、あなたの興味のある分野を学べる学部を選ぶ。
就職：就職するとしても、あなたの希望する職種に近い企業を探す。
フリーランス：フリーランスとして働くための準備期間として、アルバイトや副業を始める。

など、お互いの希望を尊重し、折り合いをつける努力をしましょう。

6-4. 専門家のサポート：第三者の意見を聞く

どうしても親との関係が改善しない場合は、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。例えば、

カウンセリング：家族カウンセリングを受け、専門家の意見を聞く。
キャリアカウンセラー：キャリアカウンセラーに相談し、親との関係についてアドバイスをもらう。

第三者の意見を聞くことで、客観的な視点から問題解決の糸口を見つけることができるかもしれません。

7. まとめ：未来への一歩を踏み出すために

ここまで、あなたの抱える悩みに対する様々な解決策を提示してきました。最後に、未来への一歩を踏み出すために、最も重要なことをまとめます。

自己分析：自分の興味、価値観、強みを知り、将来の方向性を見つける。
情報収集：様々な選択肢について知り、自分に合ったキャリアプランを検討する。
行動：小さな一歩から始め、PDCAサイクルを回して、目標達成を目指す。
心のケア：ストレスを管理し、心の健康を保つ。
人とのつながり：積極的に人脈を広げ、サポートを得る。

あなたはまだ二十歳です。無限の可能性があります。焦らず、一歩ずつ、自分のペースで進んでいきましょう。あなたの未来は、あなたの手の中にあります。

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