母からの解放と、あなたの未来を切り開くために：介護福祉士を目指すあなたへのキャリアアドバイス

この記事では、虐待という過酷な環境を乗り越え、介護福祉士を目指す高校生の方からのご相談にお答えします。ご自身の経験から、将来のキャリアや母親との関係について深く悩んでいらっしゃるあなたへ、具体的なアドバイスと、未来を切り開くためのヒントをお届けします。

高校2年生です。私は保育園の時から母に叱られる時は叩かれていて、何も違和感を抱くことなくこれが普通と思っていたのですが、小学校に上がり周りの家族の話を聞いていると私の母とは叱り方が違うということを知りました。それでも、私は幼かったため母が叱る時に叩くことになんとも思わなかったのです。でも、3年生の時テレビのニュースで虐待の報道をしていて親が子に暴力を振るうことは駄目なことだと知り、少し違和感を覚えました。そこから、4年生になると私自身も家事に興味が湧き、料理や洗濯をするようになったのです。成長と共に叩くこと回数や、叩く物も変化していきました。（棒やリモコンなど）そして、母が叩くことへの不信感が大きくなったため私は学校の担任の先生へと相談しました。先生は親身になって聞いてくれたのですが、私は純粋だったため相談したことに満足していたのです。後日、先生が私の母へ電話をし、学校から家に帰ると酷く怒られました。その事がきっかけでより私は母への不信感が大きくなり、母が怒るときの叩く行為は虐待だと思い始めました。でも、母が嫌いになった訳ではありません。6年生に上がったとき私は訳あって学校を登校拒否しました。学校が嫌で家は私を助けてくれる場所だと思っていました。が、それが間違いでした。そこから、母の暴力はエスカレートしていき学校に行けと言われ続けられました。酷かった時には母に押し倒され踏みつけられるほどでした。その現場を見た父は初めて母の暴力を止めたのです。ですが、父は出張が多いため普段家に居ないのです。そして、母はどういうつもりか分かりませんが、夜に家を出て男の人に会いに行くことが多々あり、晩ご飯はもちろん作らず、コンビニのお弁当やカップラーメンが晩ご飯でした。母が夜、家にいる時はほとんど晩ご飯を作るのは私で私が作らないと家族の晩ご飯はない状態でした。そして、私が家事をしないと台所には虫がわきはじめるほどでした。母は虫など怖くないため処理をしてくれるのかと思いきやその処理を弟や私に押し付けていて、処理をしないと文句や暴力に変わりました。

そして、その環境から抜け出したくなった私は中学の時に転校をしました。転校先で性格も変え、友達もたくさん出来たのですが、母は私の友達が気に入らないと私自身に悪口を言うようになりました。母自身も近所に友達が出来ても気に入らなくなると私に悪口を吐き、その人を避けるようになりました。そんな母が私は嫌いで幼少期よりも暴力がエスカレートしていったため私はどんどん壊れていきました。母に叩かれる度、この人は私の母ではない、本当の母は別に居ると思い込んだり、母を殺したくなったり、殺すのがダメだと思い自殺したくなり自傷行為に走りました。現在高校で私は福祉の高校に行っています。高校でカウンセリングを受け、母のことを相談していて、1度施設のことも提案されたのですが、私は勇気が出ませんでした。今も母は暴力を振るうことはあり、以前よりは少なくなった方なのですが家事を全くしません。母は訪問介護をしていて、家に帰ってきて言う言葉は「他人の家のこともしているのに何故、家のこともしなければならない」と言います。それで、いつも母の来た服を私が洗濯しています。母は洗濯をしない時は自分のものは自分で洗えと言うのですが、母自身の服が多いのに何故私が洗濯をしないといけないのか？と思うのです。私は将来の夢を介護福祉士になりたいと思っているのですが、今振り返ってみると母が怖くて介護福祉士を目指しているのではないかと思っています。母は介護福祉士では無いのですが、自分の夢を押し付けているようにしか思えません。なので、行きたい大学があっても否定されそうで言えずにいます。私は高校卒業後、他県に就職するのですが弟が落ち着いたら年頃になれば母は私と一緒に住むと言っているのです。それと、母は私が大人になっても解放しないと言っていて反抗すれば、職場にのりこみ退職届を出すと言っています。それを考えただけでも嫌でたまりません。もし、そうなるならばいっそ死んだ方がマシだなと思うくらいです。私は母がやっていることは間違っていると思うのですが、どうですか？母から開放されるために私は私自身の道を行くべきでしょうか？それともこのまま介護福祉士として行くべきでしょうか？誰か教えてください。誹謗中傷などはいりません。

1. あなたの置かれている状況を理解する

まず、あなたの置かれている状況がどれほど過酷なものか、深く理解することから始めましょう。幼少期からの虐待、母親からの精神的な支配、そして将来への不安。これらは、あなたの心に深い傷を残し、将来の選択を大きく左右する可能性があります。

虐待のトラウマ: 身体的な暴力だけでなく、精神的な虐待も受けてきたことで、自己肯定感の低下、人間関係への不信感、将来への不安といったトラウマを抱えている可能性があります。
母親からの支配: 母親の言動に振り回され、自分の意思を押し殺してしまう状況は、自立を妨げ、自己決定能力を低下させる可能性があります。
将来への不安: 母親との関係性から解放されることへの恐怖、将来のキャリアに対する迷い、そして「死んだ方がマシ」と感じてしまうほどの絶望感。これらは、あなたが抱える大きな負担です。

これらの状況を踏まえ、あなたの抱える問題は、単なるキャリア選択の問題ではなく、自己肯定感の回復、精神的な自立、そして未来への希望を取り戻すための、人生全体に関わる問題であると認識することが重要です。

2. 介護福祉士を目指すことについて

介護福祉士を目指すことについて、あなたの複雑な感情を理解することが重要です。母親への恐怖心から介護福祉士を目指しているのではないか、というあなたの自己分析は、非常に的確です。しかし、それが必ずしも悪いことではありません。

動機の複雑さ: 介護福祉士を目指す動機が、母親への恐怖心、自己肯定感の回復、そして他者を助けたいという純粋な気持ちなど、複合的に絡み合っていることは自然なことです。
自己分析の重要性: 自分の内面を深く見つめ、なぜ介護福祉士を目指すのかを自問自答することは、将来のキャリアを考える上で非常に重要です。
介護福祉士という仕事の可能性: 介護福祉士は、高齢者や障がい者の生活を支える、やりがいのある仕事です。他者を助けることで、自己肯定感を高め、自分の存在意義を見出すことができます。

もし、介護福祉士を目指すことが、母親からの影響だけではなく、本当にやりたいことであるならば、それは素晴らしいことです。しかし、もし母親への恐怖心が主な動機であるならば、その感情と向き合い、乗り越える必要があります。

3. 母親との関係性から解放されるために

母親との関係性から解放されるためには、いくつかのステップを踏む必要があります。それは、簡単な道のりではありませんが、あなたの未来を切り開くために、必ず必要なことです。

専門家への相談: 心理カウンセラーや精神科医などの専門家に相談し、虐待によるトラウマや母親との関係性について、客観的なアドバイスを受けましょう。専門家は、あなたの心の傷を癒し、自己肯定感を高めるためのサポートをしてくれます。
距離を置く: 物理的な距離を置くことは、母親からの精神的な支配から解放されるために、非常に有効な手段です。他県への就職は、その第一歩となるでしょう。
法的手段の検討: 母親からの脅迫や、将来的に同居を強要される可能性がある場合、弁護士に相談し、法的手段（接近禁止命令など）を検討することも視野に入れましょう。
自立への準備: 経済的な自立を目指し、就職先でのキャリアアップを図りましょう。また、一人暮らしを始めるための準備も進めましょう。
自己肯定感を高める: 自分の好きなこと、得意なことを見つけ、積極的に取り組みましょう。趣味やボランティア活動を通して、自己肯定感を高め、自信をつけましょう。

これらのステップは、あなたの人生を取り戻し、未来を切り開くための重要な道しるべとなります。困難な道のりかもしれませんが、決して一人ではありません。専門家や周囲の人々のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。

4. あなた自身の道を選ぶために

最終的に、あなたが決めるべきことは、あなた自身の道を選ぶことです。介護福祉士を目指すのか、それとも別の道を選ぶのか。それは、あなたの心に正直に従い、自分の将来にとって最善の選択をすることが重要です。

自分の価値観を明確にする: あなたにとって、本当に大切なものは何ですか？自分の価値観を明確にし、それに沿ったキャリアを選択しましょう。
将来のビジョンを描く: 介護福祉士として、どのような働き方をしたいのか？どのようなスキルを身につけたいのか？具体的なビジョンを描くことで、目標に向かって進むことができます。
リスクを恐れない: 母親との関係性から解放されることは、大きなリスクを伴うかもしれません。しかし、そのリスクを恐れず、自分の未来のために、一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。
周囲のサポートを活用する: 家族、友人、専門家など、周囲の人々のサポートを積極的に活用しましょう。一人で抱え込まず、困ったときは助けを求めることが重要です。

あなたの選択が、あなたの人生を豊かにし、幸福をもたらすことを心から願っています。

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5. キャリア選択と自己成長のための具体的なステップ

あなたのキャリア選択と自己成長をサポートするために、具体的なステップを提示します。

ステップ1: 自己分析の徹底
- 自己理解を深める: 自分の興味、関心、価値観、強み、弱みを徹底的に分析します。自己分析ツールやキャリア診断を活用するのも良いでしょう。
- 過去の経験を振り返る: 過去の成功体験、失敗体験を振り返り、そこから何を学んだのかを整理します。
- 目標設定: 将来の目標（介護福祉士として、どのような仕事をしたいのか、どのようなキャリアを築きたいのか）を具体的に設定します。
ステップ2: 情報収集と準備
- 介護福祉士に関する情報収集: 介護福祉士の仕事内容、資格取得方法、キャリアパス、給与水準などを調べます。
- 大学・専門学校の情報収集: 介護福祉士養成課程のある大学や専門学校の情報を集め、オープンキャンパスに参加するなどして、学校の雰囲気や授業内容を把握します。
- 就職活動の準備: 履歴書、職務経歴書の作成、面接対策など、就職活動に必要な準備を行います。
ステップ3: 行動と経験
- インターンシップへの参加: 介護施設でのインターンシップに参加し、実際の仕事内容を体験します。
- ボランティア活動への参加: 介護施設や地域でのボランティア活動に参加し、介護の現場を体験します。
- 資格取得: 介護福祉士の資格取得に向けて、勉強を開始します。
ステップ4: 継続的な学習と成長
- 専門知識の習得: 介護に関する専門知識を継続的に学習し、スキルアップを図ります。
- 自己啓発: コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップなど、自己啓発に取り組みます。
- キャリアプランの見直し: 定期的にキャリアプランを見直し、目標達成に向けて軌道修正を行います。

6. 母親との関係性改善のためのヒント

母親との関係性を改善するためには、以下のヒントを参考にしてください。ただし、これはあくまでも一般的なアドバイスであり、状況によっては専門家のサポートが必要となる場合があります。

境界線の設定: 母親との関係において、あなた自身の境界線を明確に設定し、それを守ることが重要です。例えば、「暴言を吐かれたら、その場を離れる」「個人的な情報を教えない」など、具体的な行動を決めましょう。
コミュニケーションの改善: 母親とのコミュニケーション方法を見直しましょう。感情的にならないように、冷静に自分の気持ちを伝え、相手の意見にも耳を傾けるように心がけましょう。
専門家のサポート: 家族カウンセリングや、専門家によるアドバイスを受けることで、客観的な視点から問題解決に取り組むことができます。
距離を置くことの重要性: 物理的な距離を置くことで、母親からの精神的な影響を軽減し、あなた自身の心の平穏を取り戻すことができます。
自分を大切にする: 自分の心と体を大切にし、ストレスを溜め込まないようにしましょう。趣味やリラックスできる時間を持つことも重要です。

7. 成功事例から学ぶ

困難な状況を乗り越え、自分の道を切り開いた人々の成功事例から学びましょう。彼らの経験は、あなたの励みとなり、未来への希望を与えてくれるはずです。

虐待経験からの回復: 虐待経験を持つ人々が、カウンセリングやセラピーを通して心の傷を癒し、自己肯定感を高め、社会的に自立した事例を参考にしましょう。
キャリアチェンジの成功: 困難な状況から、自分の興味関心に基づいてキャリアチェンジを実現し、新たな道を開いた人々の事例を参考にしましょう。
自己肯定感を高める方法: 趣味やボランティア活動を通して自己肯定感を高め、自信を持って人生を歩んでいる人々の事例を参考にしましょう。

これらの成功事例は、あなたの未来への道しるべとなり、困難を乗り越えるための勇気を与えてくれるでしょう。

8. まとめ：あなたの未来は、あなたの手の中に

この記事では、虐待という過酷な環境を乗り越え、介護福祉士を目指すあなたへ、キャリアアドバイスと未来を切り開くためのヒントを提供しました。あなたの置かれている状況を理解し、自己分析を行い、専門家のサポートを受けながら、母親との関係性から解放されるための具体的なステップを提示しました。

介護福祉士を目指すことは、あなたの自己肯定感を高め、他者を助けることで自分の存在意義を見出す素晴らしい選択肢です。しかし、母親への恐怖心から介護福祉士を目指している場合は、その感情と向き合い、乗り越える必要があります。

あなたの未来は、あなたの手の中にあります。自分の価値観を大切にし、将来のビジョンを描き、リスクを恐れずに行動してください。そして、周囲の人々のサポートを積極的に活用し、困難を乗り越え、あなたの夢を実現してください。

あなたの未来が、希望に満ちたものとなることを心から願っています。

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