放課後等デイサービス、これでいいの？現役パパが抱える疑問を徹底解説！
放課後等デイサービス、これでいいの？現役パパが抱える疑問を徹底解説！
この記事では、発達障害のあるお子さんを持つお父様が直面する、放課後等デイサービスに関する様々な疑問について、具体的なアドバイスと解決策を提示します。送迎、時間の使い方、スタッフの対応など、気になる点を一つ一つ丁寧に解説し、安心して利用するためのヒントをお届けします。
それでは、具体的な質問を見ていきましょう。
放課後等デイサービス…こんなもんでしょうか？発達障害のある小学校一年生の息子の父親です。息子は自閉スペクトラム症でいわゆるグレーゾーンです。四月から放課後等デイサービスに通っています。私が仕事の為に、平日のみ通っています。
気になることが数点あります。
①送迎のスタッフが一人。他のお子さんの送迎の際に、他の子供たちは車内に残されています。
エンジンを切ってしまうと、車内で熱中症になり最悪、死亡事故にならないのでしょうか？勿論、エンジンをつけたままだともっと大変。勝手に運転する子供がいたりしたら、それも死亡事故になります。
要は送迎の際はスタッフは2人いないと危険だと思いますが…。
放課後等デイサービスでは送迎の際はスタッフ1人ってこともあるのでしょうか？
②送迎の時間が長い。
もちろん放課後等デイサービスが別々の小学校にまわっていく為、時間がかかるのは重々理解しています。
私は会社が5時まで、自宅には6時以降に送り届けてもらう設定です。
息子は2:30に学校が終わり、送迎の車に乗ったまま他のお子さんの小学校にまわり、結局、放課後等デイサービスにたどりつくのは、3:30〜4時。行きだけで約1時間〜1時間半、送迎車の車内で過ごします。
それから放課後等デイサービスで4:00〜5:00まで、たった1時間過ごし、
また送迎車の車に乗って、他のお子さんの家をまわり、車内で1時間以上…
つまり2:30〜6時まで、本来は3時間半もある放課後を、送迎車の車内で2時間半も毎日、過ごしています。
他のお子さんも、息子よりももっと車内で長く過ごす子もいると思います。
ちなみに放課後等デイサービスは車で本来20分の場所です。
もちろん他のお子さんの送迎があるのは重々承知です。
ただ、他の放課後等デイサービスもだいたいこんな感じでしょうか？
③放課後等デイサービスでの過ごし方。
上記の理由で、正味1時間しかないのですが、
20分〜30分 まず宿題をやります。宿題はだいたいみんなで一斉に20分〜30分静かにやるそうです。
そして手を洗い、おやつ。10分〜
そうすると残り20分だけ。息子は読書や工作が大好きですが20分しかないので、毎日途中まで。
友達とワイワイ遊ぶのも好きですが、なんせ20分なんで、盛り上がる前に時間終了。
放課後等デイサービスが療育の場ではないのは理解しています。
④放課後等デイサービスのマネージャーさんがあまりに無関心な気がしました。
契約の際に、息子の発達障害の診断書(7枚ほどに息子の特徴が書かれている)を出したら、「あ、別にそれはいいですよ〜」
息子の特徴をお話しても、特にメモをとる様子もなく。息子の特徴が少しでもわかっていないと…と思うのです。
息子は大人しいタイプです。
⑤ずっと携帯ゲームだけをしている子供がいる。乱暴なお子さんらしく、保護者の方の許可をとってはいるらしいのですが(保護者の方からの要望か、放課後等デイサービスの判断かはわかりませんが)
放課後等デイサービスにきて一日中、携帯ゲームだけをして帰るって何だか…。
もちろんそれがそのお子さんが幸せならいいんですが。
だらだら書いてしまい申し訳ありません。
ただ放課後等デイサービスってこういう感じでしょうか？
1. 送迎時の安全対策：スタッフ1人での送迎は問題ない？
送迎時のスタッフの人数について、ご心配な気持ちはよく理解できます。特に、お子さんが車内に残される状況や、熱中症や事故のリスクを考えると、不安になるのは当然です。
放課後等デイサービスにおける送迎体制は、事業所によって異なります。スタッフ1人での送迎も、人員配置基準を満たしていれば違法ではありません。しかし、安全管理の観点からは、複数のスタッフで送迎を行う方が望ましいと言えます。具体的には、以下のような対策が考えられます。
- 車両の安全対策： エンジンを切らずに、適切な温度管理ができるように、エアコンや換気システムを適切に利用する。
- 安全確認の徹底： 車内への置き去りを防ぐために、降車時の人数確認を徹底する。
- 緊急時の対応： 万が一の事態に備え、救急対応の研修を受けたスタッフを配置する。
もし、現在の送迎体制に不安を感じる場合は、事業所に直接相談し、具体的な安全対策について確認することをおすすめします。例えば、「送迎中の安全管理について、どのような対策を講じていますか？」「緊急時の対応について、どのような訓練をしていますか？」など、具体的な質問をすることで、事業所の対応が見えてきます。また、他の保護者の方々と情報交換し、意見交換することも有効です。
2. 送迎時間の長さ：他の放課後等デイサービスも同じ？
送迎時間の長さについても、多くの方が悩むポイントです。特に、学校から放課後等デイサービスまでの移動時間が長く、お子さんの負担を心配される気持ちはよくわかります。
送迎時間の長さは、放課後等デイサービスの立地条件や、利用者の居住地域によって大きく異なります。都市部では、複数の学校を回る必要があるため、送迎時間が長くなる傾向があります。一方、地方では、利用者の数が少ないため、送迎時間が短い場合もあります。
一般的に、送迎時間は片道30分～1時間程度が目安とされていますが、それ以上になることも珍しくありません。お子さんの年齢や体力、発達段階によっては、長時間の移動が負担になることもあります。送迎時間の長さが気になる場合は、以下の点について検討してみましょう。
- 送迎ルートの最適化： 事業所に、送迎ルートの見直しを相談してみる。
- 送迎中の過ごし方： 車内での過ごし方について、お子さんと話し合い、読書や音楽鑑賞など、リラックスできる工夫をする。
- 他の選択肢の検討： 自宅から近い放課後等デイサービスや、送迎時間の短い事業所を探してみる。
また、送迎時間中に、お子さんがどのような状況で過ごしているのか、事業所に確認することも重要です。例えば、「送迎中に、お子さんはどのように過ごしていますか？」「何か困ったことはありますか？」など、具体的な質問をすることで、お子さんの状況を把握し、必要なサポートを検討することができます。
3. 放課後等デイサービスでの過ごし方：1時間の利用時間でできること
放課後等デイサービスでの利用時間が短いと感じる場合、限られた時間の中で、お子さんがどのように過ごしているのか、気になることと思います。特に、宿題、おやつ、自由時間など、一日の流れがどのように構成されているのか、確認してみましょう。
放課後等デイサービスは、療育の場であると同時に、お子さんが安心して過ごせる居場所である必要があります。限られた時間の中で、お子さんが楽しく、有意義な時間を過ごせるように、以下の点を意識することが大切です。
- 活動内容の多様性： 宿題、遊び、創作活動など、様々な活動を取り入れることで、お子さんの興味関心を刺激し、飽きさせない工夫をする。
- 個別のニーズへの対応： お子さんの発達段階や興味関心に合わせて、個別の支援計画を作成し、きめ細やかなサポートを提供する。
- コミュニケーションの促進： 友達との交流を促し、社会性を育む機会を提供する。
もし、放課後等デイサービスでの過ごし方に不満がある場合は、事業所に相談し、改善を求めることも可能です。例えば、「もっと自由に遊ぶ時間を増やしてほしい」「息子の好きな工作の時間を増やしてほしい」など、具体的な要望を伝えることで、事業所は改善策を検討しやすくなります。
4. マネージャーの対応：無関心に見える場合の対処法
契約時のマネージャーの対応について、無関心さを感じたとのこと、ご心配な気持ちはよく理解できます。お子さんの発達障害に関する情報を十分に理解してもらえないと、不安になるのは当然です。
放課後等デイサービスのスタッフは、お子さんの特性を理解し、適切な支援を提供するために、様々な知識やスキルを習得しています。しかし、中には、お子さんの特性を十分に理解できていない、あるいは、対応に慣れていないスタッフもいるかもしれません。
もし、マネージャーの対応に不満がある場合は、以下の点を試してみましょう。
- 情報共有の徹底： お子さんの特徴や困りごとについて、具体的に伝え、理解を求める。
- 記録の活用： お子さんの行動や様子を記録し、客観的な情報として伝える。
- 面談の機会： 定期的に面談の機会を設け、お子さんの状況について話し合う。
また、他のスタッフとの連携を深めることも重要です。例えば、「担任の先生に、放課後等デイサービスでの様子を伝えてもらう」「他の保護者の方々と情報交換し、意見交換する」など、様々な方法で、お子さんを取り巻く環境を改善することができます。
5. 携帯ゲームについて：他の子への影響と対応
放課後等デイサービスで、一日中携帯ゲームをしているお子さんがいるとのこと、他の子どもたちへの影響や、お子さんの成長への影響について、ご心配な気持ちはよく理解できます。
放課後等デイサービスは、様々な個性を持つお子さんが集まる場所です。それぞれの興味関心や、過ごし方は異なります。携帯ゲームをすることが、必ずしも悪いことではありませんが、他の子どもたちの活動を妨げたり、コミュニケーションを阻害したりするような場合は、問題となる可能性があります。
もし、携帯ゲームが他の子どもたちに悪影響を与えていると感じる場合は、以下の点を試してみましょう。
- 事業所への相談： 携帯ゲームの利用について、事業所に相談し、適切な対応を求める。
- ルール作り： 携帯ゲームの利用時間や、場所について、ルールを設ける。
- 代替活動の提案： 携帯ゲーム以外の活動を提案し、お子さんの興味関心を広げる。
また、保護者の方々と協力し、情報交換や意見交換することも有効です。例えば、「携帯ゲームの利用について、他の保護者の方はどのように考えていますか？」「何か困ったことはありますか？」など、様々な情報を共有し、共に問題を解決していくことができます。
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6. 安心して利用するためのヒント
放課後等デイサービスを安心して利用するためには、以下の点を意識することが大切です。
- 情報収集： 事前に、事業所の情報を収集し、見学や体験利用を通して、お子さんに合った事業所を選ぶ。
- コミュニケーション： 事業所のスタッフと積極的にコミュニケーションを取り、お子さんの状況や、困りごとを共有する。
- 連携： 学校や医療機関など、関係機関と連携し、お子さんを多角的にサポートする。
- 自己肯定感を高める： お子さんの良いところを見つけ、褒めてあげることで、自己肯定感を高める。
- 休息： 頑張りすぎず、適度に休息を取り、心身ともに健康な状態を保つ。
放課後等デイサービスは、お子さんの成長をサポートする大切な場所です。保護者の方々が、安心して利用できるよう、情報収集やコミュニケーションを積極的に行い、お子さんに合った環境を整えていきましょう。
7. まとめ：疑問を解消し、より良い放課後を
この記事では、放課後等デイサービスに関する様々な疑問について、具体的なアドバイスと解決策を提示しました。送迎、時間の使い方、スタッフの対応など、気になる点を一つ一つ丁寧に解説し、安心して利用するためのヒントをお届けしました。
放課後等デイサービスは、お子さんの成長をサポートする大切な場所です。保護者の方々が、疑問を解消し、安心して利用することで、お子さんのより良い放課後を支えることができます。この記事が、その一助となれば幸いです。
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