夫の鬱と向き合いながら、キャリアを模索するあなたへ：家庭と仕事の両立への道
夫の鬱と向き合いながら、キャリアを模索するあなたへ：家庭と仕事の両立への道
この記事では、ご主人の鬱病と、お子さんの障害、そしてご自身のキャリア形成という、非常に複雑な状況に置かれているあなたに向けて、具体的なアドバイスを提供します。家庭内の問題と向き合いながら、どのようにして自身のキャリアを築き、経済的な自立を目指せるのか。そして、ご主人との関係を改善し、家族全体がより良い方向へ進むためのヒントをお伝えします。
主人の鬱を責めてしまいました。以前何度かアドバイスを頂いた者です。主人の鬱は１０年くらいになります。始めは病院に行っていましたが結局薬をやめてしまい、その後は私が臨床心理士のところに通っていました。でも結局、主人は行くことなく終わりました。私が喋ってすっきりしていた感じです。
鬱は波があり、去年始めに私は初めて怒って、病気の事を責めてしまいました。今でもすごく後悔しています。そしてそのことは何度か謝りました。
子供が二人いるのですが、下の子が障害があります。病院通いがかかせません。入院も時々します。
子供のことにノータッチの主人に常々腹が立っていたこともあります。
３年前くらいから主人は、仕事のあと、夜習いごとなどにでかけるようになりました。土日もほとんどいなくなりました。今考えると主人の気持ちがわかるのですが、なんで私ばかり？と言葉ではなく、態度で責めていたように思います。
そして、その習いごとの金額が結構です、５０万一括など。
自分のスキルアップのためなのはわかりますが、金額も金額なので、余計に責めてしまっていました。
そして、去年の私が言ってしまったこと。これが決定的に。全く喋ってくれなくなりました。
夏に話し合いをしましたが、もともと私が話し合いを持ち出すと黙りこくる人なので・・・・あんまり思っていることがわかりませんでした。一つ言われたのは、お金の使い方が荒い、と言われました。自分ではそんなに使っているつもりではなかったので、びっくりしました。（たまに服を買うくらいです。あとは、趣味の編み物の毛糸とか）
私は下の子のことがあるので、今までは働くことができませんでした。療育園に母子で通っていました。それから、てんかんがあり、保育所に通っていても自宅待機をしている状態（近所にいれば大丈夫）。
去年からは支援学校に入学したのですが、時々電話はかかってきます。（学校にお迎え）
話し合いのあとから、お給料をまとめて別の口座に移されてしまっています。
学校や習いごとや買い物に使うと、ほとんどお金は残りません。
ちゃんと貯金してくれていたらいいのですが、よくわかりません。でも、主人がお金を使い過ぎ、と言っていたので秋には短期で働きました。結局、二回休みました。それから、主人が学校に子どもをお迎えに行く事も起きてしまいました。
でも、精神的に自分のものを自分のお金で買うことができ、楽になったのは事実です（なんだか腑に落ちないですが）
それから、夏の話し合いの時にほっといてほしい、と言われました。
ただ、悩んでいるのは子供たちのことです。主人は子供たちにもしゃべらなくなりました。私が一度お願いしたので、返事はするようになりましたが、子供に話かけることはなくなりました。
今わたしがしていることは、無視されても挨拶すること。（ほんとにほっておいたら家族崩壊間違いないので）
それから、年末に手紙を渡しました。子供と話をしてほしい、私がまいた種なので、主人が喋ってくれるまで待つ、挨拶は続ける、といった事を書きました。
特に年を越してから、主人の態度は変わったこともないです。
勿論、返事は期待していませんが、このまま挨拶を続けていたら主人は変わることはあるでしょうか。
病院のことを持ち出すと本当に怒るので、禁句になっています。
私の態度次第で、病院に行かなくても主人は変わることはあるでしょうか。
1. 現状の整理と問題の本質
まず、現状を整理しましょう。あなたは、長年鬱病を患うご主人と、障害を持つお子さんのケアをしながら、経済的な自立を目指したいと考えています。ご主人の病気、お子さんのケア、そして経済的な問題が複雑に絡み合い、大きなストレスとなっていることでしょう。ご主人の無理解や非協力的な態度も、あなたの負担を増大させている原因の一つです。しかし、あなたは諦めずに、ご主人との関係修復、お子さんのケア、そして自身のキャリア形成に向けて努力を続けています。
問題の本質は、以下の３点に集約されます。
- ご主人の鬱病： 病状の悪化と、それによるコミュニケーションの断絶。
- 経済的な不安： ご主人の収入管理、自身の就労機会の制限。
- 家族関係の悪化： コミュニケーション不足、相互理解の欠如。
2. ご主人との関係修復に向けて
ご主人の鬱病は、ご本人にとっても、ご家族にとっても大きな問題です。しかし、あなたが今できることは限られています。ご主人が病院に行くことを拒否している以上、無理強いは逆効果になる可能性があります。焦らず、長期的な視点で関係を修復していく必要があります。
2-1. コミュニケーションの再構築
あなたが実践している「挨拶を続ける」という行為は、非常に重要です。たとえ無視されても、挨拶を続けることで、ご主人との間にわずかながらもコミュニケーションの余地を残すことができます。手紙を渡したことも、あなたの思いを伝える有効な手段です。焦らず、辛抱強く、コミュニケーションを試みることが大切です。
- 共感を示す： ご主人の気持ちを理解しようと努め、共感の言葉をかけましょう。「辛いね」「大変だったね」といった言葉は、ご主人の孤独感を和らげる可能性があります。
- 小さな変化に注目する： ご主人の些細な変化に気づき、褒めることで、肯定的な感情を育むことができます。「今日は少し元気そうだね」「ご飯を美味しく食べてくれて嬉しい」など、具体的な言葉で伝えましょう。
- 共通の話題を見つける： 共通の趣味や興味を見つけ、会話のきっかけを作りましょう。例えば、ご主人の習い事について、「どんなことを学んでいるの？」「楽しそうだね」など、興味を示すことができます。
2-2. 距離を置くことの重要性
ご主人の病状が深刻な場合、ある程度の距離を置くことも必要です。これは、あなたがご主人を愛していないという意味ではありません。むしろ、あなた自身が心身ともに健康を保ち、ご主人を支えるために必要なことです。
- 自分の時間を確保する： 趣味や休息など、自分の時間を確保し、ストレスを解消しましょう。
- 信頼できる人に相談する： 友人、家族、カウンセラーなど、信頼できる人に悩みを打ち明け、サポートを受けましょう。
- 専門家のサポートを検討する： 臨床心理士や精神科医など、専門家のサポートを受けることも有効です。ただし、ご主人が拒否する場合は、まずはご自身が相談し、アドバイスを受けることから始めてください。
3. キャリア形成と経済的な自立
経済的な自立は、あなたの精神的な安定にも繋がります。お子さんのケアをしながら、どのようにしてキャリアを築くことができるのでしょうか？
3-1. 働き方の選択肢
お子さんの状況に合わせて、柔軟な働き方を選択することが重要です。以下に、いくつかの選択肢を提示します。
- パートタイム： 短時間勤務で、お子さんのケアと両立しやすい働き方です。
- 在宅ワーク： 自宅でできる仕事で、通勤の負担を軽減できます。データ入力、ライティング、Webデザインなど、様々な職種があります。
- アルバイト： 短期間の仕事や、自分の都合に合わせて働ける仕事です。
- フリーランス： 自分のスキルを活かして、自由に仕事をする働き方です。
- 副業： 本業を持ちながら、空いた時間を利用して収入を得る方法です。
3-2. スキルアップと資格取得
キャリアアップを目指すためには、スキルアップも重要です。以下に、いくつかの方法を提示します。
- オンライン講座： 自分のペースで学習できるオンライン講座は、時間や場所を選ばずに学習できるため、おすすめです。
- 資格取得： 簿記、医療事務、Webデザインなど、様々な資格があります。自分の興味や適性に合わせて、資格取得を目指しましょう。
- 職業訓練： 国や自治体が実施する職業訓練は、無料でスキルを習得できるチャンスです。
- セミナー参加： 興味のある分野のセミナーに参加し、知識やスキルを深めましょう。
3-3. 仕事探しのヒント
求人を探す際には、以下の点を意識しましょう。
- 求人サイトの活用： 多くの求人サイトでは、あなたの希望条件に合った求人を探すことができます。
- ハローワークの利用： ハローワークでは、求人情報の提供だけでなく、職業相談やセミナーも実施しています。
- 転職エージェントの活用： 転職エージェントは、あなたの希望に合った求人を紹介し、面接対策などのサポートをしてくれます。
- 企業のホームページのチェック： 興味のある企業のホームページをチェックし、求人情報を確認しましょう。
- 人脈の活用： 知人や友人から、仕事に関する情報を得ることも有効です。
4. お子さんのケアについて
お子さんの障害は、あなたにとって大きな負担となっていることでしょう。しかし、一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。
4-1. 支援制度の活用
障害のあるお子さんを支援するための制度は、数多く存在します。積極的に活用しましょう。
- 療育： 発達支援や、生活能力の向上を目的としたサービスです。
- 児童発達支援： 未就学のお子さんを対象としたサービスです。
- 放課後等デイサービス： 就学中のお子さんを対象とした、放課後の居場所です。
- 特別支援学校： 障害のあるお子さんのための学校です。
- 障害児手当： 障害のあるお子さんを養育する家庭に支給される手当です。
4-2. 周囲のサポート
家族、友人、地域のサポートを積極的に活用しましょう。
- 家族の協力： 兄弟姉妹、祖父母など、家族の協力を得ましょう。
- 地域のサポート： 民生委員、児童相談所など、地域のサポートを受けましょう。
- 親の会： 同じような境遇の親同士で交流し、情報交換や悩み相談をしましょう。
5. 経済的な問題への対処
ご主人の収入管理や、お金の使い方について、不安を感じていることでしょう。経済的な問題を解決するためには、以下の点に注意しましょう。
5-1. 収入と支出の管理
家計簿をつけ、収入と支出を把握しましょう。無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことが重要です。
- 家計簿の作成： 収入と支出を記録し、お金の流れを把握しましょう。
- 固定費の見直し： 通信費、保険料など、固定費を見直し、節約できる部分を探しましょう。
- 節約の工夫： 食費、光熱費など、節約できる部分を工夫しましょう。
- 貯蓄の習慣： 毎月一定額を貯蓄する習慣をつけましょう。
5-2. 専門家への相談
お金に関する悩みは、専門家に相談することも有効です。
- ファイナンシャルプランナー： 家計の見直しや、資産運用について相談できます。
- 弁護士： 離婚や相続など、法律に関する問題について相談できます。
- 税理士： 税金に関する問題について相談できます。
6. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
あなたの置かれている状況は、非常に困難です。しかし、あなたは諦めずに、前向きに進もうとしています。ご主人との関係修復、お子さんのケア、そしてキャリア形成。これらの課題を乗り越えるためには、焦らず、長期的な視点で取り組むことが大切です。
まずは、ご自身を大切にしてください。心身ともに健康を保ち、ストレスを溜め込まないようにしましょう。そして、周囲のサポートを積極的に活用し、一人で抱え込まないようにしてください。
あなたの努力は、必ず報われます。未来に向かって、一歩ずつ進んでいきましょう。
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7. よくある質問（FAQ）
この章では、読者の皆様から寄せられる可能性のある質問とその回答をまとめました。あなたの状況に役立つ情報が見つかるかもしれません。
Q1: 主人の鬱病がなかなか良くならない場合、どのように対応すれば良いですか？
A1: 焦らず、長期的な視点で対応しましょう。ご主人が病院に行くことを拒否している場合は、無理強いは逆効果です。まずは、あなたの心の健康を保ち、ご主人とのコミュニケーションを試みましょう。挨拶を続けたり、共感の言葉をかけたりすることが大切です。また、専門家（カウンセラーなど）に相談し、アドバイスを受けることも有効です。ご自身の負担を軽減するために、周囲のサポートも積極的に活用しましょう。
Q2: 子供の障害と、仕事の両立は可能ですか？
A2: 可能です。お子さんの状況に合わせて、柔軟な働き方を選択しましょう。パートタイム、在宅ワーク、アルバイト、フリーランス、副業など、様々な選択肢があります。また、お子さんの支援制度（療育、児童発達支援、放課後等デイサービスなど）を積極的に活用し、周囲のサポート（家族、友人、地域のサポート）を得ることが重要です。スキルアップや資格取得も、キャリアアップに繋がる有効な手段です。
Q3: 経済的な不安を解消するには、どうすれば良いですか？
A3: まずは、家計簿をつけ、収入と支出を把握しましょう。無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことが重要です。固定費の見直しや、節約の工夫も効果的です。お金に関する悩みは、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することも有効です。また、ご自身のキャリア形成を通じて、収入を増やすことも重要です。
Q4: 主人との関係を改善するために、私ができることは何ですか？
A4: 焦らず、長期的な視点で、コミュニケーションを試みましょう。挨拶を続けたり、共感の言葉をかけたりすることが大切です。共通の話題を見つけ、会話のきっかけを作ることも有効です。ご主人の気持ちを理解しようと努め、彼の立場に立って考えるようにしましょう。また、ご自身の心の健康を保ち、ストレスを溜め込まないことも重要です。専門家（カウンセラーなど）に相談し、アドバイスを受けることも有効です。
Q5: 私は今、何をすれば良いのか、具体的に教えてください。
A5: まずは、ご自身の心の健康を保ちましょう。ストレスを溜め込まないように、自分の時間を確保し、休息を取りましょう。次に、ご主人とのコミュニケーションを試みましょう。挨拶を続け、共感の言葉をかけ、小さな変化に注目しましょう。そして、お子さんの支援制度や、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。最後に、あなたのキャリア形成に向けて、情報収集や、スキルアップに取り組みましょう。焦らず、一歩ずつ、前に進んでいきましょう。
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