同僚の退職、私のせい？障害児支援の職場で起きた人間関係の悩みと、より良い職場環境作りのヒント
同僚の退職、私のせい？障害児支援の職場で起きた人間関係の悩みと、より良い職場環境作りのヒント
あなたは、職場の同僚の退職について、ご自身の責任を感じ、モヤモヤとした気持ちを抱えているのですね。障害児通所支援という、やりがいのある一方で、人間関係や仕事の進め方で難しい面もある職場環境で、どのように対応すればよかったのか、悩んでいることと思います。まずは、あなたの抱える疑問と、その背景にある状況を詳しく見ていきましょう。
私はとある障害児通所型サービスで正社員として働いています。職場の同僚の話です。自分より年上で後から入ってきた人ですが、入社して半年経っても、簡単な仕事しか手を出してくれません。午前中の時間、ずっとパソコンで同じ画面を開いていたのにも関わらず、出てきた書類はミスだらけです。上司が何度もここ間違ってるよと指摘して訂正していましたが、ちゃんと時間があるにも関わらずミスは減らない。分からないことがあっても聞いてこない。
買い物に行っても、まず買ってもいいですか？という相談もなく「それ必要？」と思うものを買ってきます。自腹でネット注文を大量にして、結局会社の経費では落ちなかったこともあります。
お昼からの支援についても、独りよがりなことをして周りのスタッフを混乱させたり、子どもを怒らせたりします。しかもその日に話し合って解決しようとしないので、その子が親にその人の愚痴を言って、すでにその人のイメージは悪くなっていると思います。
放デイでは毎日なんらかのレクを考えて子供たちと取り組んでいますが、そのレクもしたがらない。いつも「今日は何しますか？」と聞いてきますが、こちらも毎日考えるのはしんどいので、アイデアが出てこない日もあり、なんとか絞り出してレクをしていました。
ある日その人が帰りの会をしてくれたとき、子供たちに「今日の活動楽しかった？」とその人が聞きました。わたしが考えて、準備もして行った活動にも関わらずです。子供たちも、わたしの顔を見ながら微妙な顔をして「えー分からん…」という言葉が飛び交います。
その次の日、わたしはさすがに「あれはどういうつもりで言ったんですか？」「活動楽しかった？って聞けるのは、活動やった人だけですよね」と、嫌だった気持ちを伝えました。すると「そんなつもりで言ったんじゃないんですけど…」と言い訳をして、すぐ謝りもせず。
その次の日は早退をして、その後上司との面談で、わたしのことは苦手だ、何を言ってるのか分からなかったと言っていたと聞きました。それを教えてくれた上司は、あなたの言ってることは何も間違ってないよと伝えてくれました。
毎日なんらかのストレスが溜まっていましたが、人手不足の業界なので、辞められると困ると思い、ずっと言いたい気持ちをこらえていました。
ですがこの前、また連携が取れていなかったことで子どもを困らせてしまうことが起こり、わたしが保護者に謝罪をしました。
あれはどういうこと？と聞かなかったこっちも悪かったのかもしれません。わたしは難しい支援の子をずっと見ていて忙しく話す暇もありませんでしたが、その人は管理者でもないのに、支援中に職員室に入ってパソコンを開いていました。
帰りはその人もさっさと送迎に出てしまったため、残った子の申し送りがされておらず、子どもは混乱。お母さんに怒られ、涙を流していました。
さすがに我慢できずに、その後「ちゃんと報告してください、それができないなら自分で保護者に説明してください」と怒り気味にその人に言ってしまいました。
するとまた「〇〇のことは知りませんでした」と言い訳ばかりで、わたしに謝ることは一切ありません。わたしが保護者の対応をしたことを感謝してくれることもなく、その後はずっと、あからさまにわたしを避けるような態度をとっていました。
そして週明け、その人は上司に退職の意を伝えたそうです。人が入らないと無理だから、あと2ヶ月待ってと伝えたそうですが、昨日は欠勤されています。
自分も、その人に対して信頼関係もなにもないし、苦手というオーラが滲み出ていたのかもしれません。それでも、こちらも毎日イライラするくらいストレスだったので、その人がいない日は本当に気持ちが楽でした。(ひどい話かもしれませんが…)
その人が退職することになったのは、やっぱり自分のせいだと思われるでしょうか？
上司も「次の人が見つかれば引き止めはしない」と言っていますが、欠勤されると人員が足りないので困っていて、申し訳ないなと感じてしまいます。
他の人だったら、辞めさせないようにもっと上手く伝えられたのかな。自分も伝え方や、同僚への注意の仕方を学んでいきたいと思いますが、モヤモヤが止まりません。
客観的な感想をお願いしたいと思います。
長々と失礼いたしました。
今回の相談は、障害児支援という専門性の高い職場で、人間関係の難しさ、コミュニケーションの課題、そして自身の言動が同僚の退職に影響を与えたのではないかという、複雑な感情が入り混じった状況についてです。この状況を客観的に分析し、あなたが抱えるモヤモヤを解消するためのヒントを提供します。
1. あなたの抱える問題の核心：人間関係とコミュニケーションの課題
まず、今回の問題の核心は、以下の2点に集約されます。
- 人間関係の摩擦：同僚との間で、仕事に対する姿勢や価値観の違いから生じる摩擦。
- コミュニケーション不足：お互いの考えを伝え合い、理解し合うためのコミュニケーションが不足していたこと。
これらの問題は、職場環境において、しばしば見られるものです。特に、障害児支援のようなチームワークが重要となる職場では、これらの問題が業務の質や、子どもたちへの影響にもつながるため、早急な解決が求められます。
2. 同僚の行動と、それに対するあなたの感情
同僚の行動は、いくつかの問題点を含んでいました。
- 仕事への取り組み方：ミスが多い、指示を理解しない、自発的な行動が見られない。
- コミュニケーション不足：分からないことを質問しない、報告・連絡・相談（報連相）が不足している。
- 周囲への配慮の欠如：子どもの気持ちを理解しようとしない、周囲のスタッフとの連携を欠く。
これらの行動は、あなたのストレスを増大させ、不信感を抱かせる原因となりました。そして、あなたの感情は、以下のように変化していったと考えられます。
- 最初は我慢：人手不足のため、同僚の行動に我慢する。
- ストレスの蓄積：我慢が限界に達し、ストレスが蓄積する。
- 感情の爆発：我慢の限界を超え、同僚に直接的な言葉で注意する。
- 罪悪感：同僚の退職に、自身の言動が影響したのではないかと悩む。
3. 退職の原因は、あなただけではない
同僚の退職の原因は、あなたの言動だけにあるとは限りません。考えられる要因は、以下の通りです。
- 本人の適性：障害児支援の仕事に対する適性の問題。
- 職場の環境：職場環境への不満、人間関係の不和。
- コミュニケーション不足：上司や同僚とのコミュニケーション不足。
- 自己肯定感の低下：仕事での失敗や、周囲からの評価への不安。
あなたが同僚に注意したことは、あくまでも、問題の一つの側面を浮き彫りにしたに過ぎません。退職の決断には、様々な要因が複雑に絡み合っていると考えられます。
4. より良い職場環境を作るために、あなたができること
今回の経験を通して、あなたは、より良い職場環境を作るために、いくつかの学びを得ることができます。具体的には、以下の3つのポイントが重要です。
4-1. コミュニケーションスキルの向上
円滑なコミュニケーションは、人間関係を良好に保ち、誤解を防ぐために不可欠です。以下の点を意識しましょう。
- 相手に伝える：自分の考えや感情を、相手に分かりやすく伝える。
- 相手の話を聞く：相手の意見や気持ちを、しっかりと受け止める。
- 建設的な対話：問題解決に向けて、建設的な対話を行う。
- 非言語的コミュニケーション：言葉だけでなく、表情や態度にも気を配る。
4-2. 報連相の徹底
報連相は、チームワークを円滑にするための基本です。以下の点を意識しましょう。
- 報告：進捗状況や結果を、上司や同僚に正確に伝える。
- 連絡：必要な情報を、迅速かつ正確に伝える。
- 相談：困ったことや分からないことを、早めに相談する。
- 情報共有：チーム全体で情報を共有し、連携を強化する。
4-3. チームワークの意識
チームワークは、質の高いサービスを提供するために不可欠です。以下の点を意識しましょう。
- 相互理解：お互いの役割や強みを理解し、尊重する。
- 協力：困っている人がいたら、積極的に協力する。
- 感謝：相手への感謝の気持ちを伝える。
- 目標共有：チームとしての目標を共有し、一体感を高める。
5. 今後の具体的なアクションプラン
今回の経験を活かし、今後のために、具体的なアクションプランを立てましょう。以下に、いくつかの提案をします。
- 上司との面談：上司に、今回の件について相談し、今後の対応について意見交換する。
- 同僚とのコミュニケーション：他の同僚と積極的にコミュニケーションを取り、関係性を築く。
- 研修への参加：コミュニケーションスキルや、チームワークに関する研修に参加する。
- 自己分析：自分の強みや弱みを分析し、改善点を見つける。
- 目標設定：今後のキャリアプランを立て、具体的な目標を設定する。
これらのアクションプランを実行することで、あなたは、より良い職場環境を作り、自身のキャリアアップにも繋げることができます。
6. あなたの心のケアも大切に
今回の経験で、あなたは大きなストレスを感じたことでしょう。自分の心のケアも、非常に大切です。以下の方法を試してみてください。
- 休息：十分な休息を取り、心身を休ませる。
- 趣味：自分の好きなことに時間を使う。
- 相談：信頼できる人に、悩みを相談する。
- 専門家のサポート：必要に応じて、カウンセリングなどの専門家のサポートを受ける。
あなたの心身の健康を保つことが、前向きに仕事に取り組むための第一歩です。
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7. まとめ：一歩ずつ、より良い未来へ
今回の経験を通して、あなたは多くのことを学び、成長することができます。同僚の退職は、あなたにとって辛い出来事かもしれませんが、それを乗り越えることで、あなたはさらに強くなれるはずです。そして、より良い職場環境を作るために、積極的に行動することで、あなたのキャリアも、より良い方向へと進んでいくでしょう。
今回の問題は、あなただけの責任ではありません。しかし、あなたは、この経験を活かし、より良い職場環境を作るために、できることがあります。積極的に行動し、一歩ずつ、より良い未来を築いていきましょう。
この記事が、あなたのモヤモヤを解消し、前向きな気持ちで仕事に取り組むための一助となれば幸いです。
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