親権と監護権、どうすれば取り戻せる？デリヘル勤務のシングルマザーが抱える離婚とキャリアの悩み
親権と監護権、どうすれば取り戻せる？デリヘル勤務のシングルマザーが抱える離婚とキャリアの悩み
私は現在11ヶ月の娘を持つ母親です。
旦那と離婚の際の親権のことでもめています。
離婚の原因は私が旦那のことを生理的に無理になったからです。よくいう、性格の不一致です。
最初は旦那も別れたくない、まだ好きだといってましたが、今は決心がついたようです。
その原因の一つとして、親権が旦那のほうにくると確信しているからです。
この間、離婚の話でもめて、私が一人で一晩だけ出て行ったことがあります。その際旦那が子供の親権を俺に渡すと紙にかけ。と言われたので、カッとなっていたし、はやく一人になって考えたいと思い、書いてしまいました。親権は父親に渡す。名前。印鑑、母印もしていません。監護権を渡すとは書いていません。
旦那の両親も、私が、勝手に嫌いになって、一日だけ子供を置いて考えに実家に帰っただけで、なんて自分勝手な女なんだと、子供を置いていけというかんじです。
旦那は正社員、子供の面倒も見る。旦那の両親も父は定年、母は都合のつくアルバイトと、育児できる環境はととのっています。
私の方は、旦那や、両親には言ってないですが、風俗(デリヘル)で、お昼だけしています。私の母は公務員で保育園の調理しをしていて、父親はいません。
娘は保育園にかよっていて、夜寝る時は母乳をあげています。
実際、表向きには外務のアルバイトをしていることになっています。
デリヘルをやっているので、ネイルや、服なども気をつけている私を見て、旦那はそんな無駄金使うし、本当自分勝手なわがまま女だと思っているのです。デリヘルしてるからお金があるし、仕事上綺麗にしなきゃいけないんだ！なんては言えないし、どうしたらいいでしょうか…。
一度親権を旦那に渡すということになってしまったことになっているのですが、そのような目先のことだけ考えて行動してしまったことに後悔もしています。
デリヘルをしてることを隠しながらいっているため、旦那も両親も、自分ばっかり楽しているやつだと思っています。
私は普通の仕事では無いのですが、一生懸命働いているのですが…
どうしたら、一度認めてしまった親権と監護権をとれるでしょうか？
書いてしまった署名は意味があるのでしょうか？
話し合いからはじめたいのですが、その際どう言えば言い返されないようなしっかりとした言い分になるでしょうか。
無理なら調停も考えています。
長いですが教えてください。
この記事では、離婚問題と親権、そして現在のキャリア（デリヘル）と将来のキャリアプランについて悩むシングルマザーの方に向けて、具体的なアドバイスを提供します。一度は親権を譲ることに同意してしまったものの、後悔し、取り戻したいと願うあなたの気持ちに寄り添い、法的側面とキャリアの選択肢の両面から、より良い未来を切り開くための道筋を示します。
1. 署名の法的効力と親権・監護権の基礎知識
まず、署名の法的効力についてですが、親権に関する合意書は、それが公正証書として作成されていない場合、必ずしも絶対的な効力を持つわけではありません。特に、印鑑や母印がない場合、その合意の有効性は争われる可能性があります。
親権は、未成年の子どもの監護・教育に関する権利と義務を指します。監護権は、実際に子どもを養育する権利を指します。今回のケースでは、署名をしたものの、印鑑や母印がなく、監護権に関する記述がないため、まだ状況を覆せる可能性は十分にあります。
親権と監護権は、離婚の際に最も重要な問題の一つです。親権は、子どもの財産管理や教育に関する決定権を指し、監護権は、子どもと一緒に生活し、養育する権利を指します。今回のケースでは、一度親権を譲ることに同意してしまったという経緯がありますが、状況によっては、親権を取り戻すことも可能です。
親権を決定する際の裁判所の判断基準は、子どもの福祉です。具体的には、子どもの年齢、心身の発達状況、両親の経済力、養育能力、子どもの意向などが考慮されます。今回のケースでは、あなたがデリヘルで働いているという事実が、不利に働く可能性はありますが、それだけで親権を失うわけではありません。あなたの育児への愛情や、子どものために真剣に考えているという姿勢を、裁判所に伝えることが重要です。
2. 状況の整理と、今できること
現状を整理すると、あなたは離婚を考えており、親権を夫に渡すという書類に署名してしまったものの、後悔しているという状況です。デリヘルで働いていることを夫や義両親に隠しているため、理解を得られにくい状況でもあります。
このような状況で、まず行うべきことは以下の通りです。
- 弁護士への相談: 離婚問題に詳しい弁護士に相談し、法的アドバイスを受けることが重要です。署名の有効性、親権を取り戻すための戦略、調停や裁判になった場合の対策など、専門的な知識と経験に基づいたアドバイスを得ることができます。
- 証拠の収集: 育児への貢献を示す証拠を収集しましょう。例えば、子どもの保育園への送迎記録、病院への通院記録、子どものために購入した物品の領収書などです。また、あなたが愛情深く子どもを育てていることを示す写真や動画も有効です。
- 夫との話し合い: 弁護士のアドバイスを受けながら、夫との話し合いに臨みましょう。感情的にならず、冷静に、子どものために最善の選択をしたいという気持ちを伝えましょう。デリヘルで働いていることは、正直に伝えるべきかどうか、弁護士と相談して決めましょう。
- 調停の準備: 話し合いで解決できない場合は、調停を検討しましょう。調停では、調停委員が間に入り、話し合いをサポートしてくれます。調停に臨む前に、弁護士と綿密な打ち合わせを行い、あなたの主張を明確にしておくことが重要です。
3. 夫との話し合い：伝えるべきことと、言い返されないための準備
夫との話し合いは、親権を取り戻すための重要なステップです。しかし、感情的な対立があると、建設的な話し合いは難しくなります。冷静さを保ち、夫にあなたの真意を伝えるために、以下の点を意識しましょう。
- 子どもの福祉を最優先に: 離婚の原因が何であれ、子どもの幸せを第一に考えていることを伝えましょう。「子どものために、どちらが親権を持つのが最善なのか、一緒に考えたい」という姿勢を示すことが重要です。
- これまでの育児への貢献を伝える: 妊娠中から現在までの、子どもの成長を支えてきたあなたの貢献を具体的に伝えましょう。例えば、「妊娠中はつわりがひどくても、あなたの食事を作った」「夜泣きをする子どもを抱っこして寝かしつけた」など、具体的なエピソードを交えることで、あなたの愛情と育児への熱意を伝えることができます。
- デリヘルで働いていることについて: デリヘルで働いていることを隠している場合は、正直に伝えるかどうか、弁護士と相談して決めましょう。もし伝える場合は、なぜその仕事を選んだのか、子どものためにどのように役立っているのかを説明する必要があります。例えば、「子どもの養育費を稼ぐため」「子どものために、より良い生活環境を整えるため」など、子どもの福祉に繋がる理由を伝えることが重要です。
- 将来のキャリアプランを伝える: デリヘルでの仕事は、一時的なものであり、将来的にどのようなキャリアを築きたいのかを伝えましょう。例えば、「資格取得を目指している」「安定した職に就きたい」など、具体的な目標を示すことで、あなたの将来への意欲を伝えることができます。
- 感情的にならない: 夫の言動に感情的にならず、冷静に対応しましょう。相手を非難するような言葉遣いは避け、穏やかな口調で話すように心がけましょう。
言い返されないための準備としては、事前に弁護士と相談し、あなたの主張を裏付ける証拠を揃えておくことが重要です。また、夫がどのような反論をしてくるかを予測し、それに対する反論の準備をしておきましょう。
4. キャリアと生活設計：デリヘルから、より安定した未来へ
デリヘルでの仕事は、収入面では魅力的かもしれませんが、将来的な安定性や子どもの養育環境、世間的な評価という点では、課題があります。親権を争う上で、あなたのキャリアが不利に働く可能性も否定できません。
そこで、デリヘルでの仕事を続けながら、将来的に安定したキャリアを築くための具体的なステップを提案します。
- キャリアプランの明確化: まずは、将来的にどのような仕事に就きたいのか、具体的な目標を設定しましょう。例えば、「事務職」「保育士」「医療事務」など、興味のある職種をいくつか選び、それぞれの仕事内容や必要なスキルを調べましょう。
- スキルアップ: 目標とする職種に必要なスキルを習得するために、資格取得やスキルアップのための勉強を始めましょう。例えば、「簿記」「MOS」「医療事務」などの資格取得を目指したり、プログラミングやデザインなどのスキルを習得したりすることができます。
- 転職活動: スキルを習得したら、転職活動を始めましょう。転職サイトや転職エージェントを利用して、あなたの希望に合った求人を探しましょう。面接対策も重要です。自己PRや志望動機をしっかりと準備し、あなたの熱意を伝えましょう。
- 副業の検討: 転職活動と並行して、副業を検討するのも良いでしょう。例えば、データ入力、Webライティング、オンラインアシスタントなど、在宅でできる仕事はたくさんあります。副業で収入を増やし、キャリアアップのための資金を貯めることもできます。
- 生活設計の見直し: 離婚後の生活費や子どもの養育費など、生活設計を見直しましょう。収入と支出を把握し、無駄な出費を削減し、貯蓄を増やすように心がけましょう。
これらのステップを踏むことで、デリヘルでの仕事から脱却し、より安定したキャリアを築き、子どもとの生活を守ることができます。
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5. 離婚調停と、その準備
夫との話し合いで解決できない場合は、離婚調停を検討することになります。離婚調停は、裁判官と調停委員が間に入り、離婚に関する話し合いをサポートする制度です。
離婚調停の準備としては、以下の点に注意しましょう。
- 弁護士との連携: 離婚調停に臨む前に、弁護士と綿密な打ち合わせを行い、あなたの主張を明確にしておくことが重要です。弁護士は、調停の流れや、あなたの主張をどのように伝えるべきかなど、具体的なアドバイスをしてくれます。
- 証拠の準備: 親権、養育費、財産分与など、調停で争う可能性のある事項について、証拠を準備しておきましょう。例えば、子どもの保育園への送迎記録、病院への通院記録、子どものために購入した物品の領収書、あなたの収入を証明する資料などです。
- 調停での心構え: 調停では、感情的にならず、冷静に話すように心がけましょう。調停委員は、あなたの話を聞き、夫との間を取り持ってくれます。あなたの主張を分かりやすく伝え、子どものために最善の選択をしたいという気持ちを伝えましょう。
- 調停の結果: 調停で合意に至った場合は、調停調書が作成され、法的効力を持つことになります。合意に至らなかった場合は、離婚訴訟に進むことになります。
6. 成功事例と専門家の視点
親権を巡る問題は、非常に複雑で、個々の状況によって解決策は異なります。しかし、過去には、様々な困難を乗り越え、親権を獲得したシングルマザーの事例があります。
例えば、デリヘルで働いていたシングルマザーが、弁護士のサポートを受けながら、夫との話し合いや調停を通して、親権を獲得した事例があります。彼女は、子どものために真剣に考え、育児への貢献をアピールし、将来のキャリアプランを明確にすることで、裁判官の理解を得ることができました。
専門家の視点としては、離婚問題に詳しい弁護士は、次のように述べています。
「親権を争う場合、子どもの福祉を最優先に考え、子どものために最善の選択をすることが重要です。親権を得るためには、育児への貢献を示す証拠を収集し、あなたの愛情と育児への熱意を伝えることが重要です。また、将来のキャリアプランを明確にし、安定した生活基盤を築くための努力をすることも、親権獲得に繋がる可能性があります。」
7. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
今回のケースでは、離婚問題、親権の問題、そしてキャリアの問題が複雑に絡み合っています。一度は親権を譲ることに同意してしまったものの、後悔し、取り戻したいと願うあなたの気持ちは、非常に理解できます。
しかし、諦めずに、未来への一歩を踏み出すことができます。まずは、弁護士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。そして、証拠を収集し、夫との話し合いに臨みましょう。デリヘルでの仕事から脱却し、安定したキャリアを築くための努力も重要です。離婚調停や、必要であれば離婚訴訟も視野に入れ、粘り強く対応しましょう。
あなたの未来は、あなたの努力次第で変えることができます。困難な状況ではありますが、諦めずに、前向きに進んでいきましょう。子どもとの幸せな未来を築くために、一歩ずつ、着実に歩んでいくことが大切です。
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