保育園での息子の様子と発達の遅れ…自閉症の可能性に悩むママへ
保育園での息子の様子と発達の遅れ…自閉症の可能性に悩むママへ
この記事では、保育園に通い始めた2歳半の息子さんの発達について、自閉症の可能性を心配されているお母さんの悩みにお答えします。人見知りや言葉の遅れ、保育園での行動など、気になる点がたくさんあり、ご家族の対応にも苦慮されている状況です。専門家としての視点から、具体的なアドバイスと、今できること、そして将来への備えについて、詳しく解説していきます。
二歳半♂ともうすぐ１ヶ月♀のママです。ここ3.4ヵ月くらい前から息子のことで悩んでいます。息子は超人見知り？人嫌い？で、子育てサークルなどに行っても他のお友達とも遊ばず、ずっと一人で大人しく車や電車で遊ぶ感じです。ご近所の人と会って近所の方が挨拶しても下を向いて地面に寝そべって泣いたりするほど酷いです。そんな息子も産前産後の理由で5月から保育園に通い始めて4ヵ月、一切慣れずにいるみたいです。送り迎え時はすべて抱っこ。娘を縦抱きの抱っこ紐にして息子抱っこしてます。(最近は保育園が見えると愚図り、泣き、歩かない)ベビーカーも拒否。園長先生やクラスの先生から言われたことを書きます。保育園では基本一切動かない(先生やクラスのお友達が誘導しないと歩かない)。食事も声かけして促しているが食べないため食べさせている(ムラがあるがほぼ完食)。紙パンツも靴も自分で履こうとしない。あまりしつこく声かけすると目をつぶり、現実逃避？をする。家に帰ると普通に食事も自分でたべているし、パンツもある程度てつだえば自分で履くこともできます。言葉以外は多分普通の子だと思います。言葉は7.8割は宇宙語ですが親からの理解はある程度出来てます。長く続いてるので園長先生が町でやっている専門の先生に相談した方がいいのでは？まだ年齢的にも浅いから今から行けば良くなるかもと言われました(近いうちに見てもらうことになりました)。本当に親以外の人と喋らないし、外出しても歩かないので本当に悩んでいます。この前義母も一緒に家族で出かけた時にも保育園モードになってしまって義母が自閉症ではないかと心配してます。私達が「家では普通に過ごしているから心配し過ぎない方がいい」と言いましたが気持が興奮してるせいかあまり聞いてくれず、もしなった場合都内の発達障害専門の病院紹介する(義母は現役看護婦です)、お寺にいってお祈りした方がいい、そればっかりいってたので正直イラッとしたし疲れました。あと義母には言いませんが癇癪がちょっと酷くなって訴えが聞かないと壁や窓ガラスのに行き頭をガンガンぶつけるようになりました。窓ガラスは危ないので止めてますが何回もやるので正直辛いです。義母言う自閉症でしょうか。ただ赤ちゃんが産まれたから少し不安になってるだけでしょうか。辛口ご遠慮下さい。長文で申し訳ございません。宜しくお願いします
ご相談ありがとうございます。2歳のお子さんの発達について、様々な心配事があるとのこと、大変お辛い状況ですね。特に、保育園での様子や、言葉の発達の遅れ、そしてご家族の対応に、大きな不安を感じていらっしゃるようです。まずは、あなたの抱える不安を理解し、一つずつ丁寧に紐解いていきましょう。
1. 現状の整理と、専門家への相談の重要性
まず、現状を整理することから始めましょう。息子さんの様子を詳細に教えていただき、ありがとうございます。以下に、気になる点をまとめます。
- 人見知り、人への関心の薄さ: 子育てサークルや近所の人との交流を避ける傾向があります。
- 保育園での適応の難しさ: 4ヶ月経っても慣れず、移動や食事、着替えなど、多くの場面でサポートが必要です。
- 言葉の発達の遅れ: 7〜8割が宇宙語であり、コミュニケーションに課題がある可能性があります。
- 癇癪: 要求が通らないときに、壁や窓ガラスに頭をぶつける行動が見られます。
これらの点は、発達に関する何らかの課題を示唆している可能性があります。しかし、現時点では「自閉症」と断定することはできません。なぜなら、発達の特性は個人差が大きく、年齢や環境によっても変化するからです。まずは、専門家の意見を聞くことが重要です。
幸いなことに、園長先生が専門家への相談を勧めており、すでに予約を取られているとのこと。これは非常に良いことです。専門家は、お子さんの発達の状況を詳細に評価し、適切なアドバイスや支援を提供してくれます。検査の結果によっては、早期療育や専門的なサポートが必要になるかもしれません。
2. 自閉症の可能性と、見極めるためのポイント
ご家族が自閉症を心配される気持ちは、当然のことです。自閉症スペクトラム（ASD）は、社会性の発達、コミュニケーション、行動パターンに特徴が見られる発達障害です。しかし、2歳という年齢では、まだ診断が難しい場合もあります。専門家は、以下のような点を総合的に評価して、診断を行います。
- 社会性の発達: 他者との関わり方、共感性、模倣行動など。
- コミュニケーション: 言葉の発達、非言語的コミュニケーション（ジェスチャー、表情など）の利用。
- 行動パターン: 反復的な行動、特定の物への強いこだわり、感覚過敏など。
今回の相談内容から、いくつか気になる点があります。例えば、人との関わりを避ける傾向や、言葉の発達の遅れ、保育園での行動などです。しかし、これらの特徴だけでは、自閉症と断定することはできません。例えば、人見知りは、単に性格的なものであったり、環境への慣れの問題である可能性もあります。言葉の遅れも、様々な原因が考えられます。
自閉症かどうかを判断するためには、専門家による詳細な評価が必要です。具体的には、発達検査や行動観察、保護者への聞き取りなどが行われます。検査の結果によっては、他の発達障害の可能性も考慮されます。
3. 今、親としてできること
診断結果が出るまでの間、そして診断後も、親としてできることはたくさんあります。以下に、具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
3-1. 安心できる環境作り
お子さんが安心して過ごせる環境を整えることが、何よりも大切です。
- 愛情を伝える: 抱きしめたり、優しく話しかけたりして、愛情を伝えてください。
- 安全な場所の確保: 癇癪を起こしたときに、安全に過ごせる場所を確保しましょう。クッションを置いたり、柔らかい素材のものを周りに置くなど、工夫できます。
- 生活リズムの安定: 規則正しい生活リズムは、心身の安定に繋がります。睡眠時間、食事時間、遊びの時間を一定に保ちましょう。
3-2. コミュニケーションの工夫
言葉の発達を促すために、コミュニケーションを積極的に行いましょう。
- 言葉がけ: 息子さんの言葉を真似したり、短い言葉で話しかけたり、視覚的な情報（絵カードなど）を活用したりするのも良いでしょう。
- 遊び: 遊びを通して、コミュニケーション能力や社会性を育むことができます。一緒に遊んだり、絵本を読んだり、歌を歌ったりするのも良いでしょう。
- 興味のあるものに寄り添う: 息子さんの興味のあるもの（車や電車など）に焦点を当てて、一緒に遊んだり、言葉を教えたりすることも効果的です。
3-3. 保育園との連携
保育園との連携を密にすることも重要です。
- 情報共有: 家庭での様子や、気になる点を積極的に伝えましょう。
- 連携した対応: 保育園と協力して、一貫した対応を心がけましょう。
- 先生とのコミュニケーション: 先生の意見を聞き、アドバイスを参考にしましょう。
3-4. 義母との関係
義母との関係は、悩ましい問題です。義母の心配は理解できますが、あなたの精神的な負担になっていることも事実です。以下のような対応を試してみてください。
- 感謝の気持ちを伝える: 義母の心配を理解し、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 専門家の意見を伝える: 専門家の診断結果やアドバイスを、客観的に伝えましょう。
- 距離を置く: 義母の言葉が辛い場合は、一時的に距離を置くことも必要です。
- 夫に相談する: 夫に状況を説明し、協力してもらいましょう。
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4. 発達支援と療育について
もし、専門家から発達の遅れや自閉症の可能性を指摘された場合、発達支援や療育という選択肢があります。発達支援や療育は、お子さんの発達を促し、社会生活への適応を支援するためのものです。
- 発達支援: 専門家による個別支援や、集団での活動を通して、発達を促します。
- 療育: 遊びや活動を通して、社会性やコミュニケーション能力、生活スキルなどを育みます。
発達支援や療育には、様々な種類があります。お子さんの状況に合わせて、適切な支援を選ぶことが大切です。自治体によっては、発達支援に関する情報提供や、相談窓口を設けています。積極的に活用しましょう。
5. 今後の見通しと、親としての心構え
お子さんの発達には、個人差があります。自閉症の場合でも、早期に適切な支援を受けることで、大きく成長する可能性があります。親として、焦らず、お子さんのペースに合わせて、寄り添い、サポートしていくことが大切です。
以下に、今後の見通しと、親としての心構えについて、いくつかのポイントをまとめます。
- 早期発見、早期支援: 早期に専門家の診断を受け、適切な支援を開始することが重要です。
- 情報収集: 発達障害に関する情報を積極的に収集し、知識を深めましょう。
- 親の会への参加: 同じ悩みを持つ親同士で、情報交換や交流をしましょう。
- 休息: 育児は大変なものです。時には、休息を取り、自分自身の心身の健康を保ちましょう。
- 専門家との連携: 専門家と連携し、継続的なサポートを受けましょう。
- 子どもの成長を信じる: お子さんの可能性を信じ、温かく見守りましょう。
自閉症の診断が出たとしても、それは終わりではありません。むしろ、新たなスタートです。お子さんの個性を受け入れ、その成長をサポートしていくことが、親としての役割です。焦らず、一歩ずつ、お子さんと一緒に成長していきましょう。
6. 最後に
今回の相談内容から、あなたがお子さんの発達について、大変な不安を抱えていることが伝わってきました。しかし、あなたは一人ではありません。専門家や、同じ悩みを持つ親御さんたち、そして私たちwovieが、あなたの味方です。まずは、専門家との相談を通して、お子さんの状況を正確に把握し、適切な支援を受けてください。そして、ご自身を大切にし、心身ともに健康な状態で、お子さんと向き合ってください。応援しています。
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