2歳児保育の疑問を解決！保育士8年目が直面した「園の方針」への悩みと、キャリアアップのためのヒント

この記事では、保育士としてのキャリアを歩む中で、2歳児保育における園の方針に疑問を感じているあなたに向けて、具体的な解決策とキャリアアップのヒントを提供します。特に、現在の職場の保育環境に違和感を覚え、他の保育園との違いや、自身のキャリアプランについて悩んでいる保育士さんのために、役立つ情報をお届けします。

２歳児の保育をしている保育士さんに質問です。うちのクラスは１０月生まれ〜３月生まれ（しかし半分以上が１月生まれ以降）が１６人いるクラスで、３人または４人の保育士でもっています。うちの保育園は未満児だけの保育園なので、２歳児は「年長さん」のような存在なために、日々やらなければいけないことが多すぎて頭が痛くなります。私は保育経験は８年目、ここの保育園は１年も経っていませんが、「え？こんなことまで２歳児にさせるの？」「え？まだ２歳児なんですけど」と頭をかしげる事が多くあります。ここの保育園の保育の感覚が狂っているのでは？と思うことがあります。そのたびに他の保育士と「おかしいよねw」「またですかw」みたいに愚痴ってしまいます。ただ、私を含む、愚痴っている保育士は皆、臨時ですので何も言えません。もちろん正職の保育士さん達も同じことを思っていますが、正職なのでそこのやり方に従うのみで意見を上に言おうとしませんし、しょうがないと諦め半分で上野言う事を聞いています。そこで、このやり方、方針って他ではどう思われるのかききたいです。

・正職は園全体を把握するよう言われていて、園の事（例えば草むしりや掃除、園庭の管理など）を保育中にする。（朝礼で突然言われるので、「あ〜散歩行こうと思ってたのにまた保育士欠けるから行けないな」と保育計画が崩れます。しかもそういう雑用は正職がやるよう言われており、保育するのはいつも臨時です。）

・２歳児なのにお散歩ロープを使わない。手をつないで歩けないために４月からまだ一度もお散歩にでかけたことがありません。（田舎の田んぼだらけの安全な場所なのにもったいないです）

・おやつ後、昼食後などにおしぼりを使わず自分で手を洗う。（まだまだ口も汚すし手も汚しています。口も牛乳だらけ、手もフルーツでねちゃねちゃ。それでも汚れれば自分で水道の水で洗うようにしなければいけません。上手くできないので服は水で濡れて着替えになります。そしていすを自分で運ぶ。）

・汚すのを分かっていても前掛けをしない。

・遊戯室までの距離が保育室から１００m近くある。その上２歳児が利用できるのは週に２回（１回１０分程度）（室内運動遊びが全くできません。遊戯室と保育室の移動だけで集中力が切れます。）

まだまだたくさんありません。こういうことに日々疑問を感じているのですが、こういう環境設定？でもうまく保育ってできるものですか？

保育現場の現状と、あなたのお悩みに寄り添って

保育士として8年の経験をお持ちのあなたが、現在の職場の保育方針に疑問を感じ、日々の業務に戸惑いを感じている状況、大変お察しします。特に、2歳児という発達段階にある子どもたちへの対応について、疑問や不安を抱えているようですね。この悩みは、多くの保育士が経験するものであり、決してあなただけのものではありません。この記事では、あなたの抱える疑問を一つずつ紐解き、より良い保育環境を築くためのヒントを提供します。

保育方針への疑問：なぜ生まれるのか？

保育現場で「おかしい」と感じることは、保育士としてのあなたの「子どもたちにとって最善の保育をしたい」という強い思いの表れです。今回のケースでは、以下の点が疑問として挙げられています。

正職の保育士が園の雑務を行い、保育計画が崩れること：保育士の業務分担が適切でないと感じている。
2歳児のお散歩ロープ不使用：安全な環境にも関わらず、散歩の機会が少ないことに疑問を感じている。
おしぼりを使わず、手洗いを強要すること：2歳児の発達段階に合わせた対応がなされていないと感じている。
前掛けをしないこと：子どもの衣服の汚れへの配慮が足りないと感じている。
遊戯室の利用頻度が少ないこと：子どもの運動遊びの機会が不足していると感じている。

これらの疑問は、保育士としてのあなたの専門性、そして子どもの発達を理解しているからこそ生まれるものです。保育の質を向上させたいというあなたの熱意が、この疑問の根底にあると言えるでしょう。

現状を客観的に分析する

まずは、現在の保育園の状況を客観的に分析してみましょう。以下の点に注目して、現状を把握することが重要です。

園の理念と保育方針の確認：園の理念や保育方針が、あなたの考える保育と合致しているかを確認しましょう。
労働条件の確認：あなたの雇用条件（臨時職員であること）が、意見を言いづらい状況を生み出している可能性があります。
他の保育士の意見：同僚の保育士がどのような考えを持っているのか、情報交換をしてみましょう。
保護者の意見：保護者が園の保育方針についてどのように感じているのか、知ることも重要です。

これらの情報を収集し、現状を多角的に分析することで、問題の本質が見えてくるはずです。

具体的な改善策：今できること

現状を変えるために、あなたができることはたくさんあります。以下に、具体的な改善策を提案します。

1. 記録と情報共有

日々の保育の中で感じた疑問や問題点を記録しましょう。具体的な事例を記録することで、問題点を客観的に把握し、周囲に伝えやすくなります。記録は、上司や同僚との情報共有に役立ちます。

記録のポイント

具体的な日時と状況
子どもの様子（行動、言葉など）
あなたの感じたこと

2. 同僚との連携

同じように疑問を感じている同僚がいれば、連携して問題を共有し、解決策を模索しましょう。一緒に園長や主任に相談することも有効です。

連携のポイント

定期的な情報交換の場を設ける
それぞれの意見を尊重し、協力して問題解決に取り組む

3. 上司への相談

記録や同僚との連携を通して、問題点が明確になったら、上司に相談してみましょう。あなたの意見が受け入れられる可能性もあります。相談する際は、感情的にならず、客観的なデータや具体的な提案を提示することが重要です。

相談のポイント

事前に相談内容を整理する
具体的な改善策を提案する
相手の意見を尊重し、建設的な対話を目指す

4. 園への提案

問題解決のために、園に対して具体的な提案をすることもできます。例えば、2歳児のお散歩について、安全なルートを提案し、散歩の機会を増やすことを提案できます。また、手洗いの方法について、子どもたちの発達に合わせた方法を提案することもできます。

提案のポイント

子どもの発達段階に合わせた提案をする
具体的な方法を提示する
実現可能性を考慮する

5. 専門家への相談

保育に関する専門家（コンサルタントやアドバイザー）に相談することも有効です。客観的な視点からアドバイスをもらい、問題解決のヒントを得ることができます。

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キャリアアップのために

現状を変える努力をしながら、あなたのキャリアアップも考えていきましょう。以下に、具体的なステップを提案します。

1. 自己分析

まずは、あなたの強みや興味関心、キャリアビジョンを明確にしましょう。自己分析を通して、あなたがどのような保育士になりたいのか、どのような働き方をしたいのかを具体的にイメージします。

自己分析のポイント

自分の強みと弱みを把握する
興味のある分野を明確にする
キャリアビジョンを描く

2. 情報収集

保育に関する情報を積極的に収集しましょう。保育に関する最新の知識や技術を学ぶことで、あなたの専門性を高めることができます。また、他の保育園の情報を収集することで、あなたのキャリアプランの選択肢を広げることができます。

情報収集のポイント

保育に関する書籍や雑誌を読む
保育に関するセミナーや研修に参加する
他の保育園の見学をする

3. スキルアップ

自己分析や情報収集を通して、あなたが伸ばしたいスキルや知識が見えてくるはずです。積極的にスキルアップに取り組みましょう。例えば、専門資格の取得、研修への参加、先輩保育士からの指導など、様々な方法があります。

スキルアップのポイント

保育に関する資格を取得する
専門分野の知識を深める
実践的なスキルを磨く

4. 転職も視野に

現在の職場の状況が改善しない場合、転職も選択肢の一つです。あなたのキャリアビジョンを実現できるような職場を探しましょう。

転職のポイント

あなたの希望する働き方を明確にする
求人情報を収集する
面接対策をする

成功事例から学ぶ

保育士としてキャリアアップに成功した人たちの事例から、ヒントを得ましょう。以下に、いくつかの成功事例を紹介します。

事例1：保育環境の改善に成功したAさんの場合

Aさんは、保育園の保育方針に疑問を感じ、同僚と連携して園長に改善を提案しました。具体的な事例を記録し、子どもの発達に合わせた保育の重要性を訴えた結果、園の保育方針が改善され、より良い保育環境が実現しました。

事例2：キャリアチェンジで活躍するBさんの場合

Bさんは、保育士としての経験を活かし、保育コンサルタントとして独立しました。保育に関する専門知識と、これまでの経験を活かし、多くの保育園の保育環境改善に貢献しています。

事例3：スキルアップでキャリアを切り開いたCさんの場合

Cさんは、保育士として働きながら、保育に関する資格を取得しました。専門性を高めたことで、より良い条件の保育園に転職し、キャリアアップを実現しました。

これらの事例から、現状を変えるための行動を起こすこと、そして、自己研鑽を続けることの大切さを学ぶことができます。

まとめ：あなたのキャリアを切り開くために

2歳児保育における園の方針に疑問を感じているあなたへ。今回の記事では、現状を客観的に分析し、具体的な改善策を提案しました。記録、同僚との連携、上司への相談、園への提案、そして専門家への相談など、あなたができることはたくさんあります。そして、自己分析、情報収集、スキルアップ、転職などを通して、あなたのキャリアアップを実現することができます。

あなたの保育士としてのキャリアは、あなたの努力次第で大きく変わります。現状に満足せず、常に向上心を持ち、積極的に行動することで、理想の保育を実現し、あなたのキャリアを切り開いていきましょう。応援しています！

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