保育士さん向け！お月見の疑問を3～5歳児にわかりやすく伝える！
保育士さん向け！お月見の疑問を3～5歳児にわかりやすく伝える！
保育士の皆さん、日々の保育活動お疲れ様です！ 今回は、子どもたちにお月見についてわかりやすく説明するためのヒントをお届けします。 お月見の時期が近づくと、子どもたちから「どうして月に感謝するの？」「月ってなんで形が変わるの？」といった質問が飛び出すこともありますよね。 そこで、子どもたちが月や日本の四季の行事に興味を持ち、理解を深められるような説明のポイントをまとめました。 ぜひ、日々の保育に役立ててください。
お月見について･･･
○なぜ月に感謝するのか？
○なぜ野菜は月の光も浴びて育っているのか？
○月の形が変化していくのはなぜか？どんな風に変化していくか？
お月見や月について、3～5歳児にも分かるように説明するとしたら、どのように説明したらいいと思いますか？？
いろいろ調べてはいるのですが、それを保育園児にわかるように言葉を変えて説明しようとすると、いったい何をどう言ったらいいのかわからなくなってしまいまして。。。
保育士という仕事柄、このお月見や月の話を子どもたちにすることで、
●普段はあまり見ることのない月について興味を持ち、見てみようと思ってもらいたい！
●満月や三日月以外にも、いろんな形があることを知ってもらいたい！
●日本の四季の行事について知ってほしい！
という思いからです。
子どもたちに、簡単に、でも詳しく説明するとしたら、どんな風に伝えたらいいと思いますか？
よろしくお願いします！！
1. なぜ月に感謝するの？〜月はみんなを見守るお母さん〜
子どもたちに「なぜ月に感謝するのか」を伝えるには、月の役割をわかりやすく説明することが大切です。 月は、まるで私たちを見守る優しいお母さんのような存在です。
- 月の光: 夜道を明るく照らし、みんなが安心して眠れるように助けてくれます。
- 自然への恵み: 月の光は、植物を育てる力にもなり、美味しい野菜や果物が実るのを助けます。
- 昔からの感謝: 昔の人々も、月明かりの下で生活し、月の満ち欠けを頼りに生活していました。だから、月には感謝の気持ちを伝えているのです。
具体的な説明例としては、
「お月さまは、みんなが寝る時間になると、優しく光って、みんなのことを見守ってくれるんだよ。お月さまの光は、お野菜を大きくする力もあるんだって！ だから、みんなはお月さまに『いつもありがとう』って感謝するんだよ。」
など、子どもたちが親しみやすい言葉で伝えるようにしましょう。
2. なぜ野菜は月の光を浴びて育つのか？〜月と太陽の秘密〜
野菜が月の光を浴びて育つという説明は、子どもたちにとって少し難しいかもしれません。 しかし、太陽と月の関係を説明することで、理解を深めることができます。
- 太陽の光: 太陽は、植物が育つために必要な光とエネルギーを与えてくれます。
- 月の光: 月は、太陽の光を反射して光っています。つまり、月の光は、太陽の光の一部なのです。
- 自然のサイクル: 月の光も、植物が成長するのを助ける力を持っています。
具体的な説明例としては、
「太陽さんは、みんなに元気な光をくれるんだ。月は、太陽さんの光を借りて、夜に優しく光っているんだよ。 お月さまの光も、お野菜を大きくするのを手伝ってくれるんだ。 だから、お月見のときには、お野菜をお供えするんだよ。」
など、太陽と月の役割を対比させながら説明すると、子どもたちは理解しやすくなります。
3. 月の形が変化するのはなぜ？〜お月さまのお着替え〜
月の形が変化する理由を説明する際には、月の満ち欠けを「お月さまのお着替え」に例えるのがおすすめです。
- 月の形: 月は、地球の周りを回っています。私たちが月を見る角度によって、月の形が変わって見えるのです。
- 満ち欠けのサイクル: 新月から始まり、三日月、上弦の月、満月、そしてまた欠けていくというサイクルを繰り返します。
- お月見の楽しみ: 満月だけでなく、三日月やその他の形も楽しむことができます。
具体的な説明例としては、
「お月さまは、いつも同じ形をしているわけじゃないんだよ。地球の周りをくるくる回っているから、見える形が変わるんだ。 新しいお洋服を着たり、ちょっとだけお洋服を着たり、全部お洋服を着たり…まるで、お着替えみたいだね！ いろんな形のお月さまを見て、楽しもう！」
など、子どもたちが興味を持つような表現で説明しましょう。
4. 3～5歳児向け！お月見のお話の組み立て方
子どもたちにお月見について話す際には、以下のポイントを意識して話を進めましょう。
- 導入: まずは、子どもたちの興味を引くような言葉で始めましょう。「みんな、お月さまって見たことある？」「今日は、お月さまのお話をするよ！」など。
- 説明: 月の役割、野菜との関係、月の形の変化について、わかりやすく説明します。
- クイズやゲーム: 子どもたちが飽きないように、クイズやゲームを取り入れるのも効果的です。「満月はどれかな？」「三日月を探してみよう！」など。
- 五感を使った体験: お月見団子を作ったり、すすきを飾ったり、五感を使ってお月見を体験することで、より深く理解することができます。
- 絵本の活用: お月見に関する絵本を活用するのもおすすめです。視覚的に理解しやすくなり、子どもたちの興味を引くことができます。
5. 保育に取り入れやすい！お月見活動のアイデア
お月見の理解を深めるための、保育活動のアイデアをご紹介します。
- 製作:
- お月見団子作り: 白玉粉を使って、お月見団子を作ります。子どもたちと一緒に丸め、月見団子の意味を説明しましょう。
- すすき飾り: 画用紙や折り紙で、すすきを作ります。本物のすすきを飾るのも良いでしょう。
- 月面工作: 紙皿や段ボールを使って、月面を作ります。クレーターを表現したり、宇宙飛行士の絵を描いたりするのも楽しいでしょう。
- 遊び:
- お月見クイズ: 月の形や、お月見に関するクイズを出します。正解した子には、シールをプレゼントするのも良いでしょう。
- 影絵遊び: 手や身近なもので影絵を作り、月の形を表現します。
- お月見ゲーム: 満月や三日月の形を模したカードを使って、神経衰弱や絵合わせゲームをします。
- 食育:
- お月見献立: お月見にちなんだ献立を提供します。月見うどん、里芋の煮物、栗ご飯など。
- 野菜の観察: 月の光を浴びて育つ野菜について学びます。野菜の絵を描いたり、実際に触ってみたりするのも良いでしょう。
6. 成功事例から学ぶ！子どもたちが夢中になるお月見
実際に保育現場で行われている、お月見の成功事例をご紹介します。
- 事例1: お月見会を実施し、保護者も参加。子どもたちが作ったお月見団子をみんなで食べ、楽しい時間を過ごしました。
- 事例2: 劇遊びで、うさぎがお月見をする物語を演じました。子どもたちは、役になりきって、お月見の世界を表現しました。
- 事例3: 園庭で、月見団子を並べ、すすきを飾り、本物のお月見を体験しました。子どもたちは、夜空を見上げながら、お月見の雰囲気を味わいました。
これらの事例を参考に、子どもたちの年齢や発達段階に合わせた、様々な工夫を取り入れてみましょう。
7. 保護者への情報発信！お月見の魅力を伝える
お月見について、保護者にも情報を発信することで、家庭での学びを深めることができます。
- おたより: お月見の説明や、保育園での活動内容をまとめたおたよりを作成します。
- 写真: 保育園での活動の様子を写真で紹介します。
- イベント: お月見に関するイベントを企画し、保護者も参加できるようにします。
- 情報共有: お月見に関する絵本や、関連情報を保護者と共有します。
保護者との連携を深めることで、子どもたちの学びをより豊かなものにすることができます。
8. まとめ：子どもたちと楽しむお月見
お月見は、子どもたちにとって、自然や文化に触れる貴重な機会です。 今回ご紹介したポイントを参考に、子どもたちが興味を持ち、楽しく学べるようなお月見の活動を企画しましょう。 子どもたちの笑顔と、キラキラ輝く月の光が、素敵な思い出を彩るはずです。
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