3歳児の成長と向き合う！スイミングとトイレトレーニングの悩み、保育士が教える解決策
3歳児の成長と向き合う！スイミングとトイレトレーニングの悩み、保育士が教える解決策
この記事では、3歳のお子さんを持つお母さんからの、スイミングとトイレトレーニングに関するお悩みにお答えします。保育士としての経験と、子育ての専門知識を活かし、具体的なアドバイスと、親御さんが安心して子育てを進められるようなヒントをお届けします。
保育士さん、または育児に詳しい方お願いします。
先月3歳になった長男の事で2点質問があります。
①1歳半から週一で親子スイミングに通っています。
半年ほど前はアームヘルパーなどを着けて一人でバシャバシャと泳いでいましたが3歳手前にひどい嫌々病がきて、すっかりプールでも「イヤイヤ」ばかりで何もしなくなりました。
その後3歳になってからはイヤイヤ期が嘘のようになくなり、元の息子の性格に戻りました。
一方では、プールの水が怖いんじゃないかと思うほど怖がるようになり、私に強く抱きついたままになりました（足がつく台の上では平気で口を水につけたりしています）
この先、こんなに怖がるなら休ませようかも検討中です。
一時的なものなんでしょうか？
特別、怖かった出来事もありません。。。
②もう一点はトイレトレーニングについてです。
トレパンにしてからオシッコはほぼトイレでできます。
ただ、ウンチの間隔が遠くなってしまいました。
寝る前などのオムツにしているときにしかウンチが出ないんです。
毎日2回くらいしていたのが、2日おきとかです。
ウンチの兆候の時トイレに連れて行くと引っ込んでしまうようで、かわいそうです。
何か良い方法はありますか？
スイミングの悩み：子どもの「怖い」気持ちに寄り添う
3歳のお子さんがスイミングで怖がるようになったとのこと、心配ですよね。 以前は楽しんでいたのに、急に怖がるようになることは、よくあることです。この章では、その原因と、親御さんができる具体的な対応策を解説します。
なぜ怖がるようになったのか？
お子さんが怖がる原因は、いくつか考えられます。
- 発達段階の変化: 3歳は、自己意識が芽生え、色々なことを理解できるようになる時期です。水に対する認識も変わり、「怖い」という感情を強く感じるようになることがあります。
- 環境の変化: プールの水温、深さ、周囲の音など、環境の変化に敏感になっている可能性があります。
- 過去の経験: 過去に水中で少しでも怖い思いをした経験が、潜在的に影響していることもあります。例えば、顔に水がかかった、他の子が泣いていた、など些細なことでも、子どもにとっては大きな恐怖心に繋がることがあります。
具体的な対応策
お子さんの不安を取り除き、再びプールを楽しめるようにするための具体的なステップをご紹介します。
1. 焦らず、子どもの気持ちに寄り添う
まずは、お子さんの気持ちを理解し、共感することが大切です。「怖いね」「嫌だったね」と、子どもの気持ちを受け止める言葉をかけましょう。無理にプールに入らせようとせず、子どものペースに合わせて進めていくことが重要です。
2. プールへのハードルを下げる工夫
いきなりプールに入るのではなく、水遊びから始めてみましょう。
- 水への慣れ: まずは、水に触れること、水に慣れることから始めます。足だけ水につける、手で水を触るなど、段階を踏んで慣れていくと良いでしょう。
- 遊びを取り入れる: おもちゃを使ったり、水鉄砲で遊んだり、遊びを通して水への恐怖心を和らげます。
- プールの環境を整える: プールの水温を確認し、快適な温度に保ちましょう。また、プールの混雑状況を避け、落ち着いて遊べる環境を作ることも大切です。
3. 段階的な目標設定
小さな目標を設定し、達成感を味わえるようにします。
- 目標例:
- 今日は足だけ水につけてみよう
- 顔に少しだけ水をかけてみよう
- 先生と一緒にプールサイドを歩いてみよう
目標を達成するごとに、褒めてあげましょう。
4. プロの力を借りる
スイミングスクールの先生に相談するのも良いでしょう。子どもの水への恐怖心を取り除くための専門的なアドバイスや、個別の指導を受けることができます。また、他の子どもたちの様子を見ることで、安心感を得られることもあります。
5. 休むという選択肢も
どうしても怖がる場合は、無理に続けさせる必要はありません。一度休んで、子どもの気持ちが落ち着いてから再開するのも良いでしょう。焦らず、子どものペースに合わせて、柔軟に対応することが大切です。
トイレトレーニングの悩み：排便習慣を整える
トレパンでのオシッコはほぼ成功しているのに、ウンチのタイミングがずれてしまうという悩み、よくあります。この章では、ウンチの間隔が空いてしまった原因と、スムーズな排便を促すための具体的な方法を解説します。
なぜウンチの間隔が空いてしまったのか？
ウンチの間隔が空いてしまった原因は、いくつか考えられます。
- 環境の変化: トイレトレーニングを始めたことで、排便に対する意識が変わり、不安を感じている可能性があります。
- 我慢: トイレで排便することに抵抗を感じ、我慢してしまうことがあります。
- 遊びの妨げ: 遊びに夢中になり、排便のサインに気づかない、または排便を後回しにしてしまうことがあります。
具体的な対応策
スムーズな排便を促すための具体的なステップをご紹介します。
1. トイレへの恐怖心を取り除く
トイレを楽しい場所にすることが重要です。
- トイレの環境を整える: 好きなキャラクターの飾りをつけたり、絵本を置いたりして、トイレを居心地の良い空間にします。
- トイレトレーニングの成功体験を増やす: トイレで排便できたときは、大いに褒めてあげましょう。
- 焦らない: 失敗しても叱らず、「次はできるよ」と励ますことが大切です。
2. 排便のサインに気づく
子どもの排便のサインを見逃さないようにしましょう。
- 観察: 普段の様子をよく観察し、排便前のサイン（うずくまる、顔をしかめるなど）を見つけます。
- 声かけ: 「ウンチが出そうかな？」など、優しく声をかけ、トイレに誘います。
3. 食生活を見直す
便秘気味の場合は、食生活を見直すことも大切です。
- 食物繊維を多く含む食品: 野菜、果物、海藻などを積極的に摂るようにしましょう。
- 水分補給: 水分不足も便秘の原因になります。こまめな水分補給を心がけましょう。
- おやつ: ヨーグルトやプルーンなど、便秘解消に効果的なおやつを取り入れるのも良いでしょう。
4. 規則正しい排便習慣を身につける
毎日決まった時間にトイレに座る習慣をつけることも効果的です。
- 食後: 食後は便意を感じやすいため、食後にトイレに座る習慣をつけましょう。
- リラックス: トイレでリラックスできるように、絵本を読んだり、好きな音楽を流したりするのも良いでしょう。
5. 専門家への相談
便秘が続く場合は、小児科医に相談しましょう。便秘の原因を特定し、適切な治療法やアドバイスを受けることができます。また、子どもの状態に合わせて、浣腸などの処置が必要になることもあります。
これらのアドバイスを参考に、お子さんの成長を温かく見守りながら、スイミングとトイレトレーニングを進めていきましょう。焦らず、子どものペースに合わせて、無理のない範囲で取り組むことが大切です。
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まとめ
3歳児の成長過程におけるスイミングとトイレトレーニングの悩みについて、具体的な解決策を提示しました。
- スイミング: 焦らず子どもの気持ちに寄り添い、水への慣れを促す工夫をしましょう。
- トイレトレーニング: トイレを楽しい場所に、排便のサインを見逃さないようにし、規則正しい排便習慣を身につけましょう。
これらのアドバイスを参考に、お子さんの成長を温かく見守り、一緒に成長を楽しんでください。
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