「寝不足育児」と「夫の心ない言葉」…それでも甥を施設に戻したくないあなたへ
「寝不足育児」と「夫の心ない言葉」…それでも甥を施設に戻したくないあなたへ
この記事では、妹さんの子供（甥御さん）を育てながら、ご自身の2歳半のお子さんの育児もされている、里子さんの抱える悩みについて掘り下げていきます。特に、夜泣きや睡眠不足による心身の疲労、そして、ご主人からの心ない言葉による精神的な負担に焦点を当て、具体的な解決策と心のケアについて提案します。また、保育園との連携や、今後の働き方についても考察していきます。
事情で育てられない妹の子供（９か月）を育てています。２歳半になる実の娘との子育ての大変さに戸惑いながら、毎日の夜泣きに家事に仕事、想像していたよりもはるかに大変です。それでもハイハイできるようになったり、施設にいた頃には全く無かった表情が出たりすると可愛いもので、吐く程の睡眠不足の中でも両親に助けてもらいながらなんとか頑張っています。
甥は本当に寝ない子で、９か月の今でも１時間おきに起きます。さらに朝３時４時になると保育園に行くまで寝ません。保育園では３時間位寝てきてしまうので、“日中あまり寝かせないで欲しい”と園にたのみましたが、“眠いのを起こしているとグズって他の子を起こしてしまうから。お母さんが頑張ってください。”という返答でした。ここ１か月は平均２時間位しか寝れません。
でも、私なりに頑張っているつもりです。これ以上何をどう頑張れというのか、理解ができません。
さらに、主人と朝５時３０に交代してもらって３０分寝かせてもらっていたのですが、引取り当初から主人は甥に冷たいのです。最初は円形脱毛症になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、「○○だけ匂いが違う」とか顔を覗き込んで「全然可愛くない」とか、「○○（娘）と泣き方が違うのが気に入らない」とか「見てると歯ぎしりし過ぎて歯が欠けた」とか、赤ちゃん相手に本当にひどいです。扱いが雑なことを注意すると、「虐待しないようにギリギリの所で面倒見てるんだから仕方ない」と言われました。主人は本来すごく子煩悩な人で娘のことも溺愛していますし、公園に行けばそこに居る子どもを全員巻き込んでヒーローになるような人です。主人からそんな言葉が出ること自体信じられない位です。
幼児なら、形成された性格が合わないというようなことはあるかもしれませんが、相手は赤ちゃんです。
私は保育士を持っていますが、これまで乳児院でボランティアをしてきました。乳児院がどんな所か知っているつもりです。
そして甥のことを見ても、引き取ってからの成長は素晴らしいです。つまり、絶対施設には戻したくないのです。
仕事を辞めることも考えましたが、あと４か月で妹は戻ってきます。主人の暴言はどうしても許せなく、主人との別居を本気で考えています。確かに甥を引き取るまでは平和な家庭でした。主人も私が大変なこと、娘に我慢させることが多くなっていることで葛藤があるようです。でも我慢を覚えることも必要なことです。家族を想ってのことでも赤ちゃん相手の暴言は許せません
皆さんはどう思いますか？園の対応も併せて教えてください。
1. 睡眠不足との戦い：現状の整理と具体的な対策
まず、里子さんの置かれている状況を整理しましょう。9ヶ月の甥御さんの夜泣き、2歳半のお子さんの育児、家事、そして仕事と、本当に多忙な日々を送られています。睡眠時間は1日2時間程度という状況は、心身ともに限界に近い状態です。まずは、この過酷な状況を理解し、具体的な対策を講じていく必要があります。
1-1. 睡眠不足がもたらす影響
- 心身の疲労: 睡眠不足は、集中力の低下、判断力の鈍化、イライラ感の増大、気分の落ち込みなど、心身に様々な影響を及ぼします。
- 育児への影響: 睡眠不足は、育児に対する余裕を奪い、子どもへの対応を難しくします。
- 健康への影響: 睡眠不足は、免疫力の低下を招き、風邪を引きやすくなるなど、健康面にも悪影響を及ぼします。
1-2. 睡眠不足を改善するための具体的な対策
睡眠不足を完全に解消することは難しいかもしれませんが、少しでも改善するための工夫は可能です。
- 睡眠時間の確保: 可能な限り、まとまった睡眠時間を確保できるよう、周囲の協力を得ましょう。例えば、ご両親に一時的に甥御さんを見てもらう、家事代行サービスを利用するなど、外部のサポートも検討しましょう。
- 仮眠の活用: 30分程度の仮眠でも、疲労回復に効果があります。家事の合間や、お子さんが寝ている間に、積極的に仮眠を取りましょう。
- 睡眠環境の整備: 寝室の環境を整えることも重要です。静かで暗い環境を作り、快適な寝具を使用しましょう。
- カフェインの摂取を控える: カフェインは覚醒作用があるため、夕方以降の摂取は控えましょう。
- 保育園との連携: 保育園には、甥御さんの睡眠に関する状況を詳しく伝え、日中の睡眠時間について相談しましょう。園での活動内容や、睡眠の質を上げるための工夫について、情報交換を行いましょう。
2. 保育園との連携：園との建設的な関係を築くために
保育園との連携は、甥御さんの健やかな成長と、里子さんの負担軽減のために非常に重要です。園との良好な関係を築くために、以下の点を意識しましょう。
2-1. コミュニケーションの重要性
- 情報共有: 甥御さんの睡眠状況、体調、発達に関する情報を、積極的に園と共有しましょう。
- 相談: 困ったことや不安なことがあれば、遠慮なく園の先生に相談しましょう。
- 感謝の気持ち: 園の先生への感謝の気持ちを伝えましょう。
2-2. 園との具体的な連携方法
- 日中の活動内容の確認: 甥御さんが園でどのように過ごしているのか、日中の活動内容を確認しましょう。
- 睡眠時間の調整: 園と協力して、甥御さんの日中の睡眠時間を調整しましょう。例えば、眠そうな様子が見られたら、積極的に寝かしつけてもらうなど、柔軟な対応をお願いしましょう。
- 情報交換: 園での甥御さんの様子について、先生と情報交換を行いましょう。
- 定期的な面談: 定期的に園の先生と面談を行い、甥御さんの成長について話し合いましょう。
3. 夫との関係：コミュニケーションと心のケア
ご主人の心ない言葉は、里子さんの心を深く傷つけていることと思います。しかし、ご主人の言動の背景には、様々な要因が考えられます。まずは、ご主人の気持ちを理解しようと努め、建設的なコミュニケーションを図ることが重要です。
3-1. 夫の心情を理解する
- ストレス: 甥御さんの育児に対するストレス、経済的な不安、将来への不安など、様々なストレスを抱えている可能性があります。
- 葛藤: 娘さんへの愛情と、甥御さんへの対応の間で葛藤している可能性があります。
- 無理解: 育児の大変さに対する理解が不足している可能性があります。
3-2. 夫とのコミュニケーションの取り方
- 冷静な対話: 感情的にならず、冷静に話し合いましょう。
- 気持ちを伝える: 自分の気持ちを正直に伝えましょう。具体的に、どのような言葉が傷ついたのか、どのようにしてほしいのかを伝えましょう。
- 感謝の気持ち: 育児への協力に対する感謝の気持ちを伝えましょう。
- 共通の目標: 家族としての共通の目標を確認し、協力して育児に取り組むことを確認しましょう。
3-3. 専門家への相談
夫婦間の問題が深刻な場合は、専門家への相談も検討しましょう。夫婦カウンセリングや、家族療法など、専門家のサポートを受けることで、問題解決の糸口が見つかる可能性があります。
4. 働き方：仕事と育児の両立を考える
仕事を辞めることも選択肢の一つですが、4ヶ月後には妹さんが戻ってくるため、その後のことも考慮して、最適な働き方を見つける必要があります。ここでは、いくつかの選択肢を提示します。
4-1. 現在の仕事を続ける場合
- 労働時間の短縮: 勤務時間を短縮し、育児に時間を割けるようにしましょう。
- テレワークの活用: テレワークが可能な場合は、積極的に活用しましょう。
- 周囲の理解: 職場の上司や同僚に、育児と仕事の両立について理解を求めましょう。
- ベビーシッターの利用: ベビーシッターを利用して、仕事に集中できる時間を確保しましょう。
4-2. 転職を検討する場合
- 転職先の選定: 育児と両立しやすい職場を選びましょう。例えば、労働時間が柔軟な職場、テレワークが可能な職場、福利厚生が充実している職場などが考えられます。
- キャリアカウンセリング: キャリアカウンセリングを受け、自分のキャリアプランや、希望する働き方について相談しましょう。
4-3. 副業やフリーランスという選択肢
- 副業: 本業と並行して、副業を始めることで、収入を増やし、育児費用を確保することができます。
- フリーランス: フリーランスとして働くことで、自分のペースで仕事を進めることができます。
5. メンタルヘルス：心の健康を保つために
育児と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかります。心の健康を保つために、以下の点に注意しましょう。
5-1. ストレス解消法
- 休息: 睡眠時間を確保し、十分な休息を取りましょう。
- 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
- 運動: 適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
- リラックス: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりして、リラックスする時間を持ちましょう。
5-2. 相談できる相手を持つ
- 家族: 家族に悩みや不安を打ち明け、サポートを求めましょう。
- 友人: 友人に話を聞いてもらい、共感してもらいましょう。
- 専門家: 心理カウンセラーや、精神科医に相談することも有効です。
5-3. 自分を大切にする
- 完璧主義を手放す: 完璧主義を手放し、自分を責めないようにしましょう。
- ご褒美: 頑張った自分にご褒美を与えましょう。
- 休息: 休息を取り、心身を休ませる時間を確保しましょう。
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6. 成功事例：困難を乗り越えた人々の声
同じような困難を乗り越えた人々の声は、里子さんの励みになるはずです。以下に、いくつかの成功事例を紹介します。
6-1. 事例1：睡眠不足を乗り越えたAさんの場合
Aさんは、夜泣きがひどいお子さんを育てながら、フルタイムで働いていました。睡眠不足で心身ともに疲労困憊でしたが、夫と協力して家事分担を行い、ベビーシッターを利用することで、睡眠時間を確保しました。また、積極的に周囲に助けを求め、保育園との連携を密にすることで、乗り越えることができました。
6-2. 事例2：夫との関係を改善したBさんの場合
Bさんは、夫の心ない言葉に傷つき、夫婦関係が悪化していました。しかし、夫と冷静に話し合い、自分の気持ちを伝えることで、夫の理解を得ることができました。また、夫婦カウンセリングを受け、専門家のサポートを受けることで、関係を修復し、より良い夫婦関係を築くことができました。
6-3. 事例3：働き方を変えたCさんの場合
Cさんは、育児と仕事の両立に苦しみ、転職を決意しました。キャリアカウンセリングを受け、自分のキャリアプランを明確にし、育児と両立しやすい職場に転職しました。その結果、仕事と育児のバランスを取りながら、充実した日々を送っています。
7. 専門家の視点：子育てと夫婦関係の専門家からのアドバイス
子育てと夫婦関係の専門家は、里子さんの抱える問題について、以下のようにアドバイスしています。
7-1. 子育ての専門家からのアドバイス
「睡眠不足は、育児において大きな負担となります。しかし、適切な対策を講じることで、改善することができます。保育園との連携を密にし、周囲の協力を得ながら、無理なく育児を続けていきましょう。また、お子さんの成長を喜び、小さなことでも良いので、達成感を味わうことが大切です。」
7-2. 夫婦関係の専門家からのアドバイス
「夫婦関係が悪化している場合は、早めに専門家のサポートを受けることをお勧めします。夫婦カウンセリングでは、問題の原因を特定し、解決策を見つけることができます。また、コミュニケーションの取り方や、感情のコントロール方法についても学ぶことができます。夫婦で協力し、問題を乗り越えることができれば、より強い絆を築くことができます。」
8. まとめ：未来への希望を持って
里子さんは、本当に大変な状況に置かれています。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず未来は開けます。睡眠不足の改善、保育園との連携、夫とのコミュニケーション、そして、心のケアを大切にしながら、前向きに進んでいきましょう。そして、何よりも、甥御さんと娘さんの健やかな成長を願い、自分自身を大切にしてください。
今回の記事が、里子さんの少しでもお役に立てれば幸いです。応援しています。
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